仕事始め(今さらですが)
5日からお仕事が始まりました。私が所属するグループでは、年始早々人事異動があったところに新人さんが入ってきて、いきなりバタバタしています。
それでも仕事始めの夕方からは会議室でちょっとした新年会。空きっ腹にビールとワインをちゃんぽんした頭で残業したのでフラフラになりました。
今年は文楽を見るのだ。2月に国立劇場で文楽公演があるので、それに申し込むべく、あぜくら会(国立劇場友の会)の先行予約に電話するも、案の定、ほとんど席はうまっていました。発売初日の夕方だったんだけどなぁ(午前中は電話がつながらないので)。仕事が終わってから行ける第三部(18:30開演)だったからなのかもしれませんが。まずは2月は文楽で『曾根崎心中』。
6日は夕方に切りよく仕事が終わったので、新宿で雷蔵の映画を見てきました。せっかく映画祭をやっているので、もっと見たいのですが(前売り券も買ってるし)なかなかねぇ。
『眠狂四郎 魔性の肌』1967年。眠狂四郎シリーズの中でも好きな映画です。荒唐無稽ともいえるストーリーなれど(眠狂四郎はどれも荒唐無稽ですが)、ちゃーんと時代劇になってるし、雷蔵の佇まいは美しいし、成田三樹夫は出てるし、鰐淵晴子はかわいいし。息も絶え絶えの鰐淵晴子を、ひしと抱きしめるシーンには、思わずうるるっとしちゃいます。大映京都の映画はセットがとてもきれいなのですが(どんな映画でもきちんと作りこんである)大画面でみると、それがよくわかります。
でも私がこの映画で一番好きなのは、川原に五色の布がハタハタとひらめくシーンであります。風の音を聴いているだけで気持ちがよくなります。その中でのチャンバラとなるわけですが、これがまたよろしい。雷蔵の『眠狂四郎』の中では、『無頼剣』の屋根の上のシーン、『女地獄』の雪のシーン共々「ラストのチャンバラ・ベスト3」に入るですよ。あー。『女地獄』も見に行かねば。
映画館のロビーで友人とばったり。見終わった映画の話しをいろいろしながら帰りました。
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