そして、ひたちなか海浜鉄道
↓(前回のつづき)最新の高級列車の後は、勝田から昭和の香りムンムンの気動車へ。ひたちなか海浜鉄道に乗りました。今年に入って3回目の訪問です。ゴロゴロという古い気動車のエンジン音と揺れがここちよく体に響きます。
このツアーでは、ひたちなか海浜鉄道の撮影スポットである中根駅周辺での撮影と、車輌見学&自由行動の2つのコースがありました。私たち夫婦は後者のコース。撮影班は途中駅の那珂湊駅で下車、私たちはそのまま列車に乗って阿字ヶ浦駅まで往復。再び那珂湊駅に戻ると、駅のホームで昼食のアンコウ鍋。大きな鍋から一杯ずつよそってもらいます。最後にアンキモを一つのせてくれます。しょうゆ味で具だくさん。体の芯から温まってとてもおいしかったです。行列を待つ間に、アンコウのつるし切りを見せてくださいました。何キロくらいあるんだろう。立派なアンコウです。板前さんが手際よくさばいていきます。立派なキモにびっくり。胃袋からは丸飲みしたイカが出てきました。
そうこうしているうちに撮影班が乗る列車がやってきました。私は数人の友人達とそれを見送り、アンコウ鍋を肴に大洗の地酒を飲みながらホームでダラダラ。ケハ601の見学会のあともダラダラ(応援団の方から焼き芋をいただきました!)。団体旅行の参加者はホームに居られるということもありますが、この那珂湊駅、おそろしく居心地がいいのです。空気が穏やかと申しましょうか、時間がゆったりと流れていくと申しましょうか、駅猫がいつくのもわかる気がします。
そう、那珂湊駅にはノラの駅猫がいるのです。服なんか着せずにノラらしくしているところがいいです(^^)。カレンダーやらマグカップ、エコバックなぞのグッズもあって、いくつか買って帰りました。ひたちなか海浜鉄道の卓上カレンダーも旅情あふれる写真が多くてとてもすてきです。
日が傾き始めた頃に撮影班が帰ってきました。主催の旅行会社から、吉田社長さんから、応援団の団長さんから挨拶がありツアーは現地で解散となりました。
応援団の方のお話しでは、これから沿線に菜の花や桜を植えていくとのこと。沿線に色とりどりの花が咲いて、季節になれば桜のトンネル…なんてステキなことでしょう。絵になるよー。先を見すえた活動に頭が下がります。何年先になるかわからないけれど、お花見列車が走るようになれば乗りに行くよー。
ツアーが終わる頃、気が付くと東の空に大きな真ん丸なお月さまがぽっかりと浮かんでいました。
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