2011/11/20

岩手旅行

12日13日の土日で、大阪の母と弟のお嫁さん、京都の叔母と一緒に東北へ行ってきました。
土曜日は東京から「はやぶさ」に乗って盛岡へ。ぴょんぴょん舎で昼食後、お天気がよかったので北上川から岩手山を見て、新幹線で新花巻、タクシーで鉛温泉藤三旅館へ。途中胡四王山から花巻の風景を楽しみました。
日曜日は鉛温泉発8時という私たちの旅にあるまじき早朝の出発。観光バスで平泉観光です。世界遺産効果か、境内はものすごい人出でした。団体さん多し!いつもは混雑する所は苦手ですが、6月に来たときがあまりにもガラガラだったので、よかったなーと素直に喜んじゃいます。

平泉には何度か来ていますが、今回は初めて義経堂に行ったのが新たな発見でした。景色はいいし「奥の細道」の舞台だし。「奥の細道」の舞台を歩いてみたいと言っていた父がいたら喜んだろうなぁ。地味な所ですが歴史好きにはおすすめです。
中尊寺では金色堂の下まで来るまで入れるのね。いつも下からヒーコラ歩いていたので。年寄りがいるので助かります。また中尊寺ハスを栽培している池もありました。これも発見。

観光バスは一ノ関駅で解散だったので駅前の「自雷也」で少し遅い昼食。ここは6月にたまたま入ってとてもよかったのです。お店の方も顔を覚えていてくれました。そりゃ、ものすごい勢いで食べるだけ食べて帰ったもんなぁ(笑)。とってもおいしい前沢牛を食べさせてくれます。もちろん少しお高いですが、東京で食べる事を考えたら安い安い(というか、こういう肉を出す店があるのか?)。トロトロジューシーでお肉の味がしっかり。ステーキをみんなで分けて(柔らかい!)、すき焼きを4人前にお肉追加。ココのすき焼きは煮込まずしゃぶしゃぶのようにしていただきます。はふー。〆はお餅とおうどん。お餅がおいしい。
お店の方にきくと、岩手産の牛肉が出荷停止になったときは大変で、他の地方の肉を取り寄せてしのいだそうです。こういうのは補償の対象になるのかなぁ。ならないんだろうなぁ。

日本各地にはその地方のブランド牛があって、それがどこもおいしいのだ(おまけに安い)。村上牛、能登牛もおいしかったなぁ。旅先での楽しみです。ちなみに花巻は豚肉がおいしい。

今年は紅葉がゆっくりすすんでいるようで、あちこちで楽しめましたが、朝夕の気温が下がらないので例年に比べて色づきが悪いのだとか。それでも私たちにとってはキレイだけどね。
関西組とは東京駅からそのまま東海道新幹線に乗り換えて帰って行きました。

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2011/10/02

秋の上州へ

土日で友人達と沢渡温泉へ行ってきました。
コースはいつものように中之条は「竹の家」でお昼ごはん(ソースカツ丼がおいしいのだ)、お泊まりは沢渡温泉まるほん旅館、夕食は中之条「吾妻路」で蕎麦づくし。翌日は今回、ダム湖に沈む川原湯温泉に行きました。ここは初めての訪問です。

湘南新宿ラインで高崎、吾妻線に乗り換えました。沿線は稲刈りの最中でした。黄金色の田んぼはキラキラ輝いて見えます。吾妻線沿線、中之条付近では、ほとんどの田んぼに今では珍しくなった、はぜかけの風景が見られました。実りの秋を感じさせる美しい景色です。おいしいお米をありがとう…という感謝の気持ちがわいてきますねー。

夕食は吾妻路で。夜は完全予約制で一組しかとりません。それもご主人の都合でお休みすることが多く、先月いっぱいまで断っていたとおっしゃっていました。
何度かうかがっていますが、ご主人の蕎麦のうま味と風味を生かすセンスと工夫のきいたお料理の数々には毎回驚かされます。行くたびに進化しているのがすごい。今回は1年ぶりの訪問でしたが、お出汁がぐっと味わい深くなっていました。蕎麦がき(これが普通の蕎麦がきではないのだな)を素揚げしたものに辛み大根を添えたものは今まで経験したことのない食感と味わいでびっくり。いやはや。お酒も進みます。飲んだなぁ。
一緒にいった友人たちも喜んでくれてうれしいです。いいお料理は人と人との縁をつなぎ、心を豊かにしてくれます。

中之条はビエンナーレの最中で、普段はあまり見かけない雰囲気の人たちの姿が目立ちます。人出があるのはいいですねー。
沢渡温泉の相変わらずいいお湯です。でも震災後、一時期源泉が湧かなくなったという話しにはゾッとしました。温泉は自然からのお裾分け。感謝しなければ。

日曜日は少し足をのばして川原湯温泉へ行きました。八ツ橋ダムで湖底に沈む温泉地です。
駅に降りると建築中の橋脚が目に入ります。湖面を渡る予定の橋で、その高さに圧倒されました。
温泉街で営業している宿は数件。解体されて土台だけになった建物も目立ちます。8日で閉鎖、移転となる共同浴場、笹湯に入りました。無人の素朴な建物で、仕切りのない脱衣場と湯船が妙な開放感を感じさせてくれます。熱いお湯を水でうめて入りました。当たりのいいお湯で気持ちよかったです。ふー。
川原湯神社の下に源泉と足湯があります。近くの王湯で玉子を買って温泉玉子を作りました。うだるまで、神社にお参りして足湯に入ってひと休み。
川原湯温泉には消えていく町の不思議な雰囲気がありました。ダム湖に面した場所に新しい温泉街ができるようですが、人口の町が自然に溶け込んでいくには長い年月がかかるでしょう。吾妻線のつけ替え工事も進んでいるようですし、私がこの景色をみるのはこれが最後になるかもしれません。

吾妻線で高崎、湘南新宿ラインに乗って帰りました。友人達とのおしゃべりと共に、今回もいろいろな風景に出会えて思い出深い旅になりました。楽しかったなぁ。

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2011/09/27

ごちそうさまでした。


日曜日は友人のおうちでホームパーティ。大田区のお宅なので「大田区会」。どやどやとお邪魔しました。
ご夫婦(ダンナさん)お手製のお料理の数々に舌鼓。ワインもお酒も飲んですっかりよぱらってしまい、「翌日はしごとだから軽くね~」というのが、どこ吹く風。気がつけば8時間ぶっ続けで飲んで食べてしゃべっていました(笑)。楽しかった。昨日はさすがに動作が緩慢でしたが。ほほほ。
またよろしく~。

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2011/07/26

湘南地ビール


23日。会社の飲み仲間を誘って茅ヶ崎の湘南地ビールに行ってきました。おいしいもの(お酒)のためなら少々の事は苦にならない人ばかり。今回も千葉、埼玉、東京は東部と片道2時間、千円以上の交通費をかけて向かいます。この日はさほど暑くもなく、絶好のビール日和。夕方の4時からだらだら飲み始めました。
相模線の香川駅から10分足らず。蔵は畑と住宅地の中にあります。酒蔵の中にビールが中心のレストランと、日本酒中心の和食の店があります。お店までのアプローチがすてきで、緑も多く、みんなその雰囲気が気に入ってくれました。もちろんビールもお料理もおいしくて、尽きないおしゃべりと共に、時間がアッと言う間に過ぎていきます。元々酒蔵なので、日本酒もメニューにあります。みんな途中から日本酒に変わってしまいました(^^)。ここでしか飲めない「さざなみ」なる微発泡のお酒がシャンパンのようで飲みやすく、とても気に入りました。
次は和食の店に行こうとっと。

香川駅からお店に向かう途中から、富士山が大きく見えました。

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2011/06/27

みなとの多幸(たこ)めし@ひたちなか


ひたちなか海浜鉄道営業運転再開の一番列車の中で食べたお弁当。「商品開発:那珂湊飲食業組合」とあります。見た目は普通に釜飯風ですが・・・これがすんごーくおいしのだ。びっくり。

メインは地蛸のやわらか煮。「新鮮な地蛸の足を一本ずつ竹の皮に包み役4時間ことこと煮込んだ」とあります。醤油も地元のもの。これがやわらかくておいしくてびっくりよ。他に野菜のたき合わせなぞと格好よく盛りつければ酒の肴にぴったりです。
「つと豆腐の含め煮」は、つぶした豆腐を納豆のわらづとの中に入れ、塩煮のあと煮含めた地元のお料理。これも日本酒が欲しくなる味。
あとは献上酒の浅地焼き、厚焼玉子、手綱こんにゃくの炒り煮ピリ辛、椎茸の艶煮、人参グラッセなど。
ごはんは「地蛸の炊き込み加薬ごはん」。お米はもちろん茨城産。
具がいっぱいで満足感があります。どっかで見かけたらぜひどうぞ。おすすめです。

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2011/06/15

岩手旅行

4,5日と一泊二日で岩手は花巻と平泉に行ってきました。簡単にメモ。

もともと地震の翌週に予定していた旅が中止になったので再挑戦。同じ友人を誘って出かけました。
東北新幹線は徐行運転なので、新花巻までいつもより30分ほど余計に時間がかかりました。私は前夜、同僚と出かけた店でワインを飲みすぎ、仙台付近まで熟睡。最初は結構な乗車率でしたが仙台をすぎると降りる人ばかりで車内はがらがら。スーツ姿の社用の人、これから被災地に向かうという人の姿が目立ち、観光客の姿はほとんどありません。

今回は友人が運転してくれるのでレンタカーで移動します。まずは胡四王山から花巻の町を展望しました。田植えが終わったばかりの田んぼに防風林のある風景は井波の散居村を思い出させます。ちょうど釜石線の列車がやってきてラッキー。
お昼ごはんは台温泉にある蕎麦屋へ行きました(蕎麦処かみや)。例の如くお酒とつまみをいろいろ頼んでスタート。ちょっと工夫をしたものが多く(蕎麦がきの揚げ出しとかね)、とてもおいしかったです。
3時には鉛温泉藤三旅館着。旅館ではお風呂に入ってゴロゴロして、健康的なヒトトキを過ごしました。この旅館には源泉が違う四つのお風呂があります。あいかわらずいい温泉。よく寝た。
藤三旅館の自炊部には被災地の方が避難していて、廊下にはいろいろな案内を貼りだしてありました。

5日は10時に出発。この日は平泉まで足をのばして中尊寺と毛越寺へ行きました。少し日が射す程度のお天気で蒸し暑いです。中尊寺には何度もきていますが、何度きても飽きません。特に金色堂は必見。びっくりよ。キンキラキンのお堂はもちろん、夜光貝の螺鈿がすばらしい。

毛越寺もよかった。前回は時間がなくてザッと回っただけっだったので、今回はゆっくり散策しました。新緑が美しく心が洗われるようです。遣水の遺構がきれいに残っていました。説明文を読んでいると、遣水にしても他のお堂にしても(残っていませんが)、京都のやり方通り、マニュアル通りの作り方で、たぶん京から直接資材を取り寄せたり、職人を呼んだりしたんだと思います。最高級のものを揃えてここに都会と変わらない街を作り、自分たちの王国を築き上げようとした藤原氏の気持ちが伝わってきます。それを可能にする財力にも驚きます。ちょっとバブルっぽい。

お昼ごはんは前沢牛。一ノ関で車を返して駅前の自雷也という店に行きました。これでドライバーを引き受けてくれた友人も心おきなくビールを飲めます(^^)。5人だったので、お薦めのすき焼きとサーロインステーキ、ハンバーグに豚カツを頼んでみんなで分けました。他にビールとご飯とサラダとスープ。たべすぎ。
どれもおいしかったー。やわらかくて肉の甘みが口の中に広がります。ご主人によると、お肉は個体で買ってきて、料理よって使う部位を変えながら包丁で切り分けているとのことでした。お皿の上で霜降りの脂が溶けていきます。
すき焼きは煮込むのではなくて、わりしたでしゃぶしゃぶしていただくのだ。すき焼きしゃぶしゃぶ。〆のうどんは薄めたわりしたで軽く煮込んで卵でとじます。立派な一品。
てなわけで、お気に入りの店をまた見つけてしまいました。ちょっと遠いけど。駅前なのもうれしい。新幹線のホームまで急げば5分。

花巻や平泉をまわって、やっぱり観光客が少ないなぁと実感しました。修学旅行生は皆無だし、中尊寺では必ず見かける旗を持ったバスガイドつき団体客の姿もなかった。確かに古い家や土蔵などは壁や屋根が落ちたりしていたけれど、観光施設は問題ないし旅行中に地震の揺れを感じる事もありませんでした。

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2011/03/26

久しぶりに飲みに行ってきた。


25日。地震、停電と何となく仕事帰りに飲みにいくような雰囲気(気分)ではありませんでした。そう思うのは私だけではないようで、被害の少なかった都心の飲食店も、ランチタイムはとにかく(停電でお弁当の用意ができなかったりと、ランチは混んでいるそーな)夜はさっぱり・・・という話しをいろんなところから聞きました。行きつけの店、玉椿もどうしているのかなぁと、ずーっと気になっていたので、仕事が切りよく終わりそうな金曜日の夜に、夫と待ち合わせて様子を見に行きました。

空いているかなぁと思っていましたが、なんと満席!給料日の金曜日の夜ということもあるのかもしれません。地震以後、本当にお客さんが少なくてどうなる事かと思っていたけれど、木曜日から急に客足が戻ってきたとはマスターの話し。それでもアルバイトは自宅待機で、少ない人数でやっているとのことでした。「大丈夫でした?どうでした?」が合い言葉のよう。いろいろあるけど、この先どうなるかわからないけれど、まずはこうしていられる事に感謝ですよねーと。
送別会なのか、隣の部屋では時々拍手が聞こえます。

いつもと変わらないお店のようすでしたが、キリンのハートランドは作っていた仙台の工場が壊れてしまったので、すでに市場に出ている分でおしまい、東北はもちろん、会津のお酒も物流がないので入荷してこないとおっしゃっていました。蔵は大丈夫でも東京に運べないのだなぁ。来年の造りに影響が出ないといいのですけどね・・・。

ふきのとう、新筍なぞなぞ春の香りいっぱいのお料理とお酒に舌鼓をうちました。
東京でも時々余震を感じるし、放射能とか停電とか景気とか、先行きの不安も感じるけれど、ずーっとウツウツとばかりしていられないのもまた事実。それで世の中がよくなるわけでもないしね。ならば気の合う人たちとお酒飲んでおしゃべりして息抜きした方がずーっといいわけで(それでお金を回すのもいいわけで)、世間も少しずついつもの生活に戻りつつあるのかなーと思う夜でした。町も電車も結構混んでたよ。

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2011/03/02

およばれ


27日。午前中、東京マラソンを見たあと、友人夫婦の新居へお邪魔しました。
いいですなー。新しくて、きれいで、快適で。リビングから富士山が見えるのもうらやましい。
お料理好きのダンナさんが、コース料理のように次から次へとお料理を出してくれます。シンプルなんだけど、ちょっと一手間かけて、ちょっと工夫したお料理はどれもおいしく、特に鯖の煮付けなぞは日本酒にぴったり(^^)。
持ちよったお酒が食卓にならびます。
ほんわかいい気分になりました。ごちそうさま。

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2011/02/13

春節オフ@船橋

毎年、春節(中国のお正月)になると、友人達と中華料理を食べに行くのが恒例になっています。ま、理由を付けて飲もうということなんですが。今回も集まったり13人。
で、船橋の四川料理の店に行きました。→ここ
火鍋料理という、字面だけで熱くなってしまうお料理です。
初めて食べました。

お鍋の真ん中に仕切りがあって、片側は真っ赤な辛いスープ、もう一方は白湯スープで、そこに具を入れていただきます。赤いスープは確かに辛いけど、辛い中にまろやかさがあって、辛いの苦手な私もおいしくいただきました。クセになっちゃいそーです。
私たちが頼んだのは\4,880の飲み放題付きコース料理。鍋の他にいろいろ料理が出てくるし、お味もよかったし、ボリュームはあるし、とてもお値打ちでした。
仲間とのおしゃべりも楽しくて、アッという間の2時間半でありました。

家を出るときは冷たい雨が降っていたのに、帰る時にはすっきりと晴れて、きれいなお月さまがぽっかり浮かんでいました。

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2010/10/21

将軍さまの珈琲

・・・といっても、喜び組方面の話しではありませぬ。
国立劇場にお芝居を見に行ったとき売店で売っていた珈琲です。今月の出し物は、真山青果作の新歌舞伎二作。「将軍江戸を去る」は、江戸城無血開城のあと水戸へ向かう徳川慶喜の話しで、その慶喜公にちなんだ珈琲が「徳川将軍珈琲」なのであります。くわしくはココを読んでくださいまし。焙煎しているのが、慶喜公のひ孫なのだ。ここ

カップオンなので、会社用に買いました。(コーヒーは自腹)
これが、とーっても濃いのだ。フレンチコーヒーというのですか。私は詳しいことはよくわからないけれど、どしんと来る濃さで、とてもおいしいです。堅く焼いたフルーツケーキなどに合いそう。

濃いコーヒー好きの同僚にもあげたら、「おいしー」ととても喜んでくれました。「将軍さまのコーヒーにはかなわないけど・・・」と、お返しにちょっとお手頃価格のコーヒーを2パックくれました。そういう同僚が何人かいて、なんとなく儲かった気がします。わらしべ長者のきぶん。

品川駅のエキュートに店があるようなので、機会があれば寄ってみよう。

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