2009/12/03

午前10時の映画祭

昨日の日経に出てました。
来年の2月に、「午前10時の映画祭」というのをやるそーです。
リクエストを元に「何度でも見たい映画」50本を選んで上映するそーな→ここ
ヒッチコックやビリー・ワイルダーの映画なんて、そうそう映画館で見られるものでもないしねー。この50本の中で私が映画館で見たのは10本くらいかなぁ。二十歳前後の時に名画座に行きまくっていた時に見ました。
「激突」は映画館でみたいですなー。先日、スカパーで久しぶりに見たけど傑作です。

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2009/11/29

寝すぎ。

金曜日の夜は友人達と玉椿。平日の夜はみんなの予定を合わせにくいので、最近は土曜日の夜に飲み会をセッティングすることが多いのだけれど、今回は「金曜日の夜が都合がいい」という友人のリクエストに合わせました。それでも仕事が終わらなくて結局来られなかった人もいました。ざんねーん。
今年から始めたという鍋を頼みました。熱燗でお鍋なんていいですねー。忘年会でもう一度来たいなぁ。わび助にまわってワイン。飲みすぎ(^^)。

土曜日は昼近くまで寝ていました。ラグビー観戦に行く夫の「これから出かけるぞ」という声に起こされました。お天気がよかったけれど、何をするというわけでもなく結局だらだら。録画してあったものをいくつか見ました。
今年の6月、歌舞伎座でやった「女殺油地獄」。仁左衛門の与兵衛。ずるりとした着物の着方がいいなぁ。若々しいのにびっくり。与兵衛のダメダメ男ぶりが見事でした。見ていてイライラする。両親(父親は義理の関係ですが)、兄弟もみんないい人で、生活には困っていないのに、なんでこういう人間ができてしまうんだろうと見ながらしばし考えてしまった。環境云々というよりは、持って生まれた性根が悪いとしかいいようがない。現代にも通じるところの多いお芝居だなーと思いました。
「女殺油地獄」は何本か映画にもなっていて、1957年に東宝で映画化されたのが面白いです(監督:堀川 弘通)。与兵衛が扇雀(今の籐十郎)、父が二代目雁治郎で、新玉三千代の豊島屋お吉がいいんだ。確か戸板康二がこの映画の監修をしていたと記憶しまする。

あと映画の『暖簾』も見た。山崎豊子原作。実家の昆布問屋を舞台にしたとかで、森繁が主人公の二役。テンポよく面白く見ました。監督は川島雄三。主人公が丁稚時代の子役がとてもよかった。大旦那の雁治郎もよく、他の俳優も大阪出身の人が多くて、まともな大阪弁が心地よい。
それにしても山崎豊子はすごいパワーですね。まだ書いてるもんね。ちょうど朝日新聞に山崎豊子が毎日出版文化賞特別賞を受賞した記事が出てた。→ここ。『この年まで書き続けてこられたのは、学徒出陣と学徒動員のためでした。云々』のところが、亡くなった義母と一緒。昭和4年生まれの義母は女学校時代に学徒動員で沼津の軍需工場に行っていて、どうやら飛行機を作っていたらしい。その時の経験が本当に悔しかったらしく「あぁ、くだらない。くだらない」とずーっと言っていました。作家にはなりませんでしたけど。「悔しい」のパワーは何ごとにも勝ると思います。

昨夜は早めに寝て今朝も朝寝。寝すぎで腰が痛い。うだうだしながらパソコンに向かっていますが、これから出かける用意をして、会社に行って一仕事してきます。

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2009/11/18

久しぶりに書店に寄ったら。

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★書店に寄ったら川柳師匠の『ガーコン落語一代』が文庫本になっていた。→ここ。我が家にはハードカバー版があるけど、文庫本で見たら欲しくなっちゃうなー。(買わないけど)

★松井今朝子『圓朝の女』も発売になりました。読みたいなー。松井今朝子といえば図書館で『辰巳屋疑獄』(ちくま文庫)を見つけたのでさっそく借りて読みました。予想通りというか、やっぱり面白かった。
江戸時代、大坂の大店で起きた跡継ぎ問題が役人まで巻き込む巨大疑獄事件になってしまう、その顛末。清張が好きそうな話しですな。奉公人を狂言回しにして込み入った筋を語らせるところがミソで、まるでお芝居を見ているような気になります。

★1月の歌舞伎座の演目がやっと出ました。→ここ。一等にまんえんですかっ。ひょえー。
そんでもってまた『勧進帳』ですかー。今度は成田屋の弁慶。
ふーん・・・って見てたら、なんと『松浦の太鼓』をやるんですねっ。私、今までみたお芝居(といってもわずかですが)の中でも『松浦の太鼓』が一番好きなお芝居であります。どうってことないお目出度い話しなんですが、播磨屋演じる調子のいい松浦のお殿さまが最高にご機嫌で、楽しいったらないです。2年前に国立劇場でやったときは、3回も見に行った。うー。これだけでも見たいなぁ。

★ひえー。神保町シアター、次回の特集は『田宮二郎と天知茂』という男前対決です。→ここ。こまったー。12月になったら雷蔵の映画祭も始まるのだ。仕事しているどころじゃないですな(笑)。

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2009/11/11

長生きも芸のうち。

昨夜は仕事帰りに鈴本へ行こうかどうしようか迷っていたところに、神保町シアターで「台所太平記」をやるのを見つけて急きょ映画を見にいくことに。小説家の森繁と淡島千景の夫婦のところにやってきた代々の女中(お手伝いさん)の事をエピソード風につづった映画。いかにも東宝って感じの面白い映画でした(淡路恵子の怪演!)。脚本がいいなーと思っていたら、これまた八住利雄。

あっという間に映画が終わっての帰り道。携帯でネットをチェックしていたら、なんと!森繁が亡くなったというニュースが出ているではないですかー。さっきまで森繁の映画、見てたよ。
市川崑の時も、こうだったんだよねー。「ぼんち」を見て映画館の外に出たら、亡くなったニュースが流れていたのだ。

私は映画俳優の森繁久弥しか知らないけど(TVドラマは、なんとなーく覚えている程度)、代表作っていえばやっぱり「社長シリーズ」になるのかな。「サラリーマン忠臣蔵」なんて好きです。社長シリーズは面白いけれど、今の感覚でみたら全編セクハラのオンパレード(^^)。地上波では放送できないかもー。

私が好きなのは(そんなに見ているわけでがないけど)「夫婦善哉」かしらん。柳吉の適当さかげんがぴったり。
森繁はどこを切っても東宝っぽい役者さんだと思います。どこがどう東宝なのかと言われると説明できないんだけど。小津安が東宝に来て撮った「小早川家の朝」で浮きまくっていたのが印象的だなー。監督と役者、お互い手こずっているような感じで。
演技とアドリブの区別がつかないような、インテリのいぢわるさも感じさせるようなユニークな役者さんだったと思います。
そして私の中での森繁との相手役といえば淡島千景か。

やっぱり役者は長生きしないといけません。
「きちがい部落」も「暖簾」も「花のれん」も録画したまま、まだ見ていないので、今度のお休みの時にでも見てみよう。

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2009/11/10

『樋口一葉』@神保町シアター

6日。この日の星占いの運勢がよくなかったところに「お疲れ気味」のコメントあり。お疲れですお疲れですお仕事したくなーい!と、残業せずに退社。どこに遊びに行こうかと悩んだ末に神保町シアターで映画をみることにしました。

『樋口一葉』(1939年・東宝)。山田五十鈴主演の文芸映画でありますが、戦前の古くさい映画だし、いい映画だとはきいていたけれど監督は超有名ってわけじゃないし、夜の回だし、空いているだろうといつものとおり開場の10分ほど前についたのですが・・・なんなんじゃ、この混雑!99人の定員で、私は70番目でした(いつもは30番代から40番代ってとこ。空いてる時は20番代のこともあり)。最近、名画座の人気が出てきたと新聞に出ていましたが・・・。ちょっとびっくり。若い外国人女性もいました。何にせよお客さんが多いのはいいことだ。

映画は樋口一葉(山田五十鈴)が、吉原裏の長屋で荒物屋を開いていた間のお話し。(関係ないけど、20代の同僚に「荒物屋」と言って通じなかったのには驚いた)
「たけくらべ」や「大つごもり」が、一葉が実際に経験したエピソードとして、ストーリーの中に巧みに取り入れられています。話しの展開に無理がなくて「うまいなー」と感心していたら、脚本は八住利雄でした。

とにかく山田五十鈴が凛として美しい。気持ちがが入っている時よりは、ふっと気が抜けたようにぼんやり窓の外を見ている時なぞのほうがぐーっと存在感が増す女優さんであります。声高に自己主張はしないけれど芯の強さを感じさせる目が印象的でした。まだ少女の高峰秀子が、みどり役で出ていました。映画の終盤で盛装したみどりが吉原に入っていくシーンがよかった。今まで一緒に遊んでいた長屋の友達がだまって見つめる中、にっこり微笑んで吉原の塀の中に入っていくのだ。その表情が何ともいえず。沢村貞子、清川虹子も出てたなぁ。清川虹子は場末の女の哀しさのようなものがにじみ出ていました。明るい演技なんだけれども。
セットもすばらしかった。吉原裏の長屋のようすはもちろん、ちょろっと出てくる吉原も「本当にこんな景色だったんだろうなぁ」と思わせるリアルさがありました。

半井桃水から離れて自活の道を探るべく、また社会勉強も兼ねて商売を始めた一葉でしたが、生活は苦しく無理がたたって体を壊してしまいます。士族というプライドは強いのに娘に従わざるを得ない母親、たくましく姉に従う妹、様々な形で一葉にかかわる人たち。店を畳んで吉原を去る一葉は、そこで見聞きした事を小説に書き上げていくのであります。
90分足らずの味わい深い映画でした。

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2009/11/05

(古い)映画の中の寄席。

ふるーい邦画を見てると時々寄席が舞台になっている映画に出会うことがあります。
『或る女』(1942年・松竹)で主演の田中絹代が世話になっているのが、当時あちこちにあったであろう町中の寄席。最初のシーンにその寄席の看板が出ます。ビデオを一時停止してみると、『馬風 圓生 橘之助 歌吉 王楽 馬生 小若 扇八 談志 しん生』とありました。10年ほど前の回想シーンに出る寄席の番組表には『むらく 小さん 文治 正蔵 可楽 柳桜』。

成瀬巳喜男監督の『鶴八鶴次郎』(1938年・東宝)は新内語り(鶴次郎・長谷川一夫)と三味線(鶴八・山田五十鈴)の二人の物語なので、最初から寄席のシーンがバンバン出てきます。でも噺家さんは出ていなくて、娘義太夫とか猿回しとかなので、色物専門の寄席なのかなー。二人で寄席を買おうという相談をしたり、人気の出てきた鶴八鶴次郎を名人会(落語研究会みたいなもんか)に出そうというパトロンが出てきたり、鶴八と別れた鶴次郎がドサまわりで地方の場末の寄席に出たり、昔の芸人さんのようすがなんとなーくわかります。寄席の出し物に新内があって、それを楽しむ人たちが大勢いたって事に時代を感じました。
いい映画ですよん。脇役の藤原釜足がいいんだなー。こういう役者さん、今はいないですね。

山田五十鈴主演の『化粧雪』(1940年・東宝)もいい映画でした。病気の父親の面倒をみながら父親が経営していた寄席を切り盛りしている娘(山田五十鈴)が主人公なので生活の場が寄席。昔は流行っていたのに、今はすっかりさびれてしまったその寄席を、何とか1日だけでも昔の姿に甦らせようと下足番の藤原釜足が奔走する・・・てな話しだったと思う。借金、婚約破棄、お金の無心にくる行方不明だった兄、勉強したいのに働きに出ている弟としんどいことばかりなのに、凛と生きていく山田五十鈴は美しく、相変わらず藤原釜足はいい味出してる。オープニングにエンタツ・アチャコの漫才がラジオから聞こえていたよーな。
また見たいなー。

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2009/10/16

大雷蔵祭の上映スケジュールがでました。

大雷蔵祭の上映スケジュールが出ました。→ここ
「ある殺し屋」と「赤い手裏剣」のニュープリント版!は仕事帰りに行けそうです。
年明け早々「陸軍中野学校」三昧というのもいいなぁ・・・なぞと想像するだけでにやにや。年末年始は、仕事と映画と落語の予定をどう調整するかがモンダイです(^^)。

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2009/09/29

神保町シアターで鉄道映画特集

・・・といっても、ドキュメンタリーではありませぬ。
川本三郎編『鉄道映画紀行 ~思ひ出は列車に乗って~』という戦前から60年代にかけて作られた、鉄道が出てくる邦画の特集です。→ここ
見たことあるのは1/3くらいかなぁ。
『喜劇 各駅停車』は足尾線が舞台で、主人公が機関士と機関助士なので、機関車が(運転シーンも)バンバンでてきます。どうやって撮ったんじゃ?というシーンも多数。

昔の邦画、特にサスペンス映画では、最後に犯人が逃げ込むのが決まって鉄道の機関庫です。国鉄も協力的だったのね・・・というよりは、あまり頓着しなかったような。

映画とは関係ないですが、10月2日のNHK「とくせんETV」で、懐かしや『はたらくおじさん』の再放送があります。→ここ
「今回は新幹線の車両を製作する工場をタンちゃんとペロくんが訪ねた「でんしゃこうじょう 」をお送りする」というのが興味津々ですなー。

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2009/09/23

今日のハイビジョンで・・・

『落語家 桂枝雀の世界』なる番組が放送されます。→ここ
その前に、こまつ座の舞台「円生と志ん生」「三平物語」も放送されるそーな。

・・・というわけで、DVDのHDの容量を増やすべく、夫がラグビーの試合をCD-ROMにダビング中です。

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2009/09/10

大雷蔵祭は12月。

市川雷蔵の映画祭、10月というハナシだったのですが、延びて12月になりました。HPもできてました。→ここ
上映スケジュールはまだ出ていませんが、いずれにせよ楽しみざます。

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