落語の鉄人@お江戸日本橋亭
14日
朝からしとしと雨降り。夫と駅前のマクドナルドで朝ごはん食べたあとお江戸日本橋亭へ。桂しん吉さんと古今亭駒次さんの落語会「落語の鉄人」第三回目。二人とも私が注目している噺家さんで、鉄道ファンということもあるけれど、いい雰囲気があるんだ。
古典と鉄道ネタの新作を一席ずつ。
駒次 「締め込み」
しん吉 「くっしゃみ講釈」
(仲入り)
対談
駒次 「都電物語」
しん吉 「みどりの窓口」
駒次さんの古典は初めて聴いたかも。高座に漂う空気がやっぱり古今亭。駒次さんの「厩火事」なんてのもいいかもね。
しん吉さんの「くっしゃみ講釈」は上方版で、前半が東京で聴くのとはちと違う。もっちゃりしてるのが上方風。
東京の落語と上方の落語。せめぎ合うというのではなくてうまい具合に混じり合ってます。
仲入り後は二人の対談。もちろん鉄ネタ中心で地味におかしい。駒次さん、頭の回転がはやいねー。
「都電物語」は昭和40年代のはじめ、都電がなくなる頃を舞台にしたラブストーリー。出てくるのが都電一系統なので、日本橋で聴くのもぴったり。
「みどりの窓口」はしん吉さんが志の輔師匠にお稽古をつけてもらった一席。舞台を大阪に変えてありあす。おもしろかったー。「都電物語」も「みどりの窓口」もやってる噺家さんの好きな世界なので臨場感があります。頭の中で想像しているやってるのとは違うのよねぇ。何をするにも愛がなけりゃね。
駒次さんは一度お呼びして自分で落語会をやりたいよ。
最近のコメント