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2012/05/23

金環食プチ観測記

月曜日は金環食の日でした。
土曜日に日食メガネを買おうと近所を徘徊するもどこも売り切れでありません。月曜日の天気予報が出てからでいいやと思ってたんだもん。最後に寄ったセブンイレブンでやっと見つけました。「日食メガネ、ただいま入荷しました!」の声の中で買うのは恥ずかしかったです。恥ずかしいので夫に買ってもらいました。

私が子供の頃は下敷きにロウソクの煤をつけて部分日食を見たりしました。最近はいいものができていますね。自宅で試しに覗いてみたら何も見えません。真っ暗。

月曜日はいつもより1時間以上早起きをして7時に自宅を出て見晴らしのいい近くの公園に行きました。薄曇りながらも日がさしています。期待できそう。
日食メガネ使ってみると太陽が黄色くきれいに見えて、影の部分がはっきりと確認できます。こりゃいいや。

公園には結構人がいました。でも広い公園なので騒ついた雰囲気はありません。カメラを準備している人、犬の散歩や釣りをしている人もいて様々。ベンチに腰をかけて夫と交互にメガネを使いながら刻々と姿を変える日食を楽しみました。
大きな池の水面わたる風が心地よく、その中に緑の匂いも感じられて初夏の訪れを知らせてくれます。気持ちいい。

金環食は、本当にゴールドの指輪のようでした。薄暗くなって(もっと真っ暗になるのかと思っていた)カラスが鳴きました。
もう見られないだろうからなぁ。いい経験ができました。
適当に切り上げて駅へ。いつもより30分早く出勤しました。

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2012/05/13

ブリヂストン美術館へ行く。

12日。買い物に出たついでにブリヂストン美術館へ。開館60周年を記念した展覧会が開催中なのだ。
昔からこの美術館は大のお気に入りで、企画展もだけれど、常設のコレクションがとにかくすばらしいのだ。
今回は久留米の石橋美術館のコレクションも加わっているので、石橋コレクションのエッセンスを肌で感じることができます。その底力に圧倒されました。趣味がいいんだなぁ。やっぱり私はブリヂストン美術館が一番好きだ。

「自画像」「静物」などテーマ別に展示してあります。何十回も見ている絵画でも、いつもとは違う順番や並び方で見ていると視点が変わってとても新鮮。新たな発見もありました。
印象派の揃え方はすごいですね。印象派の画家たちの、光線の表現やタッチが、当時いかに斬新なものだったか、今さらながら気がついた次第。
日本の近代絵画(洋画)は好きなのばっかり。現代美術も近代美術館のコレクションよりわかりやすい気がする。
今回は新たにコレクションに加わった岡鹿之助の「セーヌ河畔」も楽しみでした。
それと雪舟の「四季山水図」。非常に丁寧で謙虚な画だと思いました。

教科書に載っている美術品もたくさん。若い人も楽しめると思います。

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2012/05/06

カッパ発見!

カッパ発見!
遠野・カッパ渊にて。

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2012/05/05

旅のお供

旅のお供
最近、Facebookのアカウントをとりました。友人のほとんどがFacebookに移行していて、おいてけぼりになりそうなので。まだよくわからないけれど、あれこれいじって試しています。ブログとTwitterの間って感じです。
でもネットばかりに時間を費やすわけにはいかないのでそこは適当に。楽しい暇潰しになればいいのだ。
今回の旅には愛用のiPadを持ってきました。ルーターも買ったのだ。昔、重いノートパソコンを持ってグレ電(死語ですか)でアクセスしていた時の事を思うとしみじみしちゃうよ。
写真は昨日乗ったジパング号の車内にて。

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2012/05/04

連休温泉旅行初日


というわけで連休を利用して夫と東北の温泉にきています。
早朝の新幹線に乗って仙台、臨時のお座敷列車で一ノ関。いわて蔵びーのレストランでお昼ごはん。
古い酒蔵を改造したレストランは雰囲気抜群。ちょっと個性的なビールはもちろん、地の食材を使ったお料理もなかなかのものでした。素材の味が濃いのでビールにぴったりです。地鶏の酒粕焼きがおいしかった。ソーセージも上品なお味です。またお気に入りの店ができてしまいました。
一ノ関から北上までは臨時のジョイフルトレイン、「ジパング」号で。
先頭車に乗りました。広い窓に向かって椅子が並んでいて、小さなテーブルもセットされています。 座り心地もよくて50分の乗車時間が短く感じられました。
東北はそろそろ田植えの季節。水を張った田んぼに新緑が眩しいです。
でも昨日から今朝にかけての大雨はよほどひどかったようで、どの川も溢れそう。特に北上川は恐ろしいくらいでした。
少し山の中に入った今夜のお宿のまわりは桜が見頃。温泉に入ってぐうたら中です。

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2012/05/01

立川志らくの現代映画聖書

図書館で借りてきた。志らく師匠とは年代が同じで、同じような映画を見てきているので、「うんうん」といちいちうなずきながら読みました。
子供の頃はTVのロードショー番組を見て(毎日ように午後9時から映画番組があったのだ)高校生くらいからは情報誌(大阪だったので『ぷがじゃ』か『Lマガジン』)で自主上映をチェックしてはセッセと見に行き、レンタルビデオが始まると、それまで見たくても見られなかった映画を気が狂ったように見まくっていた私とたぶん同じような生活をしていたんだと思う。
24歳くらいの頃だったか、一番よく見ていた時に、見た映画の題名だけを控えていて、それが一年で300本以上あって、一日に一本かぁと、我ながら感心した記憶があります。
それでも、この本に紹介されている映画の中に、見ていない映画がいっぱいあるんだよね。

志らく師匠が好きな映画を思いいれたっぷりに紹介した本です。映画に限らず本でもお芝居でも音楽でも、結局は自分が好きか嫌いかって事に行き着くと思う。それと愛ね。愛があれば、たとえ自分が興味のない世界の話でも聞いているだけで(読んでいるだけで)楽しい。逆に愛情のない評論や感想文は褒めていようがけなしていようが単に下品なだけです。
というわけで、私が好きな映画評は、淀川長治と池波正太郎であります。これからはそこに立川志らくを入れよう。

好きな映画監督、俳優の自分が選ぶベストを紹介しています。最後にお勧め映画も。「へー、そんな映画があったのか」「私はそれは選ばないけどな」「なんでこの映画が入らないのだっ」なぞと、自分の思いと比べるのが楽しいです。
それと、この本のあとがきには、大いに賛同します。
映画好きには本当におすすめ。それと、昔のいい映画(特に洋画)をあまり見た事のない若い世代の人にも。

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