菊之丞独演会@池袋演芸場
27日。先日の玉椿の会でチケットを買いました。18時開演で少し迷ったのですが、同僚が行くというので、私もつられてしまいました。
17時には退勤するつもりで仕事をしていたのに、こんな時に銀行から電話。結構込み入った話になってしまって、電話を切ったら17時をまわっていました。それからあわてて出て池袋についたのが18時。演芸場についたらもう菊之丞師匠は高座に上がっていました。
愛宕山
芝浜
らくだ
トリネタ三席。やる方も聴く方も体力勝負であります(笑)。でも調子がよかったのか三席ともとてもよかったです。初演という「芝浜」では一瞬息が止まるような間違いもありましたけど、終わってみれば全然気になりませんでした。
「愛宕山」は菊之丞師匠で生で聴くのは初めて。雰囲気にぴったりで安心して聴いていられるというか、リラックスして聴けました。登場人物みんなに色気があるのね。
「芝浜」は全体にサラッとしていてそこが私はよかった。必要以上に湿っぽくすることないと思うんだ。あぁよかったと、気持ちよく終わればそれでいい。まだまだ手を入れて今年の後半は結構聴けるんじゃないかなぁ。
「らくだ」はね〜。後半がスゴイ。菊之丞師匠の剛直なところが見られる噺だと思います。市馬師匠では結構聴いているのですが、これがまた違う雰囲気なんだなぁ。テキストはほぼ同じなのに。菊之丞師匠は噺の流れ全体に、市馬師匠は登場人物それぞれに、重きをおいているよーな。
池袋演芸場ははじめてという同僚も楽しんでくれたよーで、ヨカッタ。
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