2011/12/31
2011/12/26
クリスマスケーキの思い出
今日はクリスマス。せっかくなので駅前のスーパーで100円引きで400円のミニホールケーキを買って帰りました。夫と、昔はこんなに小さなホールケーキなんて売っていなかったねぇという話から子供の頃のクリスマスケーキの話しになりました。
生クリームのケーキよりバタークリームのケーキが多かった気がします。日持ちがしたのかなぁ。それとチョコレートのケーキとか。中でも憧れはアイスクリームのケーキでした。季節になるとテレビコマーシャルも放送になったので弟と買ってくれとねだりました。一度も買ってもらえなかったけれど。今思えば、途中で食べ飽きるし、兄弟揃ってお腹が弱かったから、絶対にお腹をこわしたね。
中学生の時に近所の友達と一緒にクリスマスケーキを作りました。スポンジはうまくふくらまないし、生クリームは泡立て不足でベトベトだし、得体をしれないものが出来上がって、お腹を壊しました(笑)。
社会人になるとケーキよりは、友達と一緒にクリスマス会と称して飲む方が多くなったなぁ。結婚後も特別な事はなし。プレゼントも結局出る財布が同じだと思うともったいなくて。自分で好きなものを買った方が気が楽でいいや。今年はiPad。むふふ。子供でもいれば、いろいろ工夫をすることもあるんでしょうけどね。
そうそう、祖母と二人で生活していたときは、ケンタッキーでフライドチキンを買って帰ったなぁ。
2011/12/25
忘年会
21日。会社の忘年会でした。今年は会社の創設者の一人であり、常勤の顧問でもあったS先生が来年から非常勤の顧問(つまりもうあまり会社にはこない)になられるにで、その送別会も兼ねて少しゴージャスでした。場所は霞が関ビルの35階。レストランでのコース料理です。どれもとてもおいしくて大満足。飲み放題のワインもなかなかのものでした。
S先生は大正生まれ。陸軍幼年学校から終戦は南方で。それは苦労をされたそうです。あまり話しはされないけれど。復員後にこの業界に入られて「70年以上働きづめ」と笑っておられましたが、いやいや、その姿が私たちのお手本でした。米寿をすぎても皆と同じように仕事してたもんなぁ。そういう環境で仕事ができることって、まわりの人にとっても、とてもシアワセな事だと思えます。
会社で働くということは、人生の先輩の姿を見て仕事ができるということでもあるのよね。
2011/12/24
iPadを買いました。
11年間使っていたPowerbookからiPadにのりかえました。これがiPadからの初エントリー。なにしろosもブラウザも骨董品だったので、最近は見られないサイトが多くて(笑)。昔みたいにwebにどっぷりというわけではないし、大抵のことは携帯ですませられるし、家でパソコンを立ち上げない日も多いので今の私にはiPadでじゅうぶん。これでお布団の中でゴロゴロしながらパソコンがさわれるぜ。
私は仕事以外ではずーっとMacユーザーですが、Macの使いやすさと(いじっているうちに何とかなる)楽しさ、持っているだけでワクワクする感じは他の端末にはないものだと思います。ふふん。
では、これからもよろしく。
2011/12/23
2011/12/21
元禄忠臣蔵@国立劇場
『元禄忠臣蔵』といえば私は溝口健二の映画(1941年)がまず頭に浮かびます。興行的にはかんばしくなかったとかで失敗作なんていうひともいるようだけど、そうかなぁ。私はとても好きな映画です。特に前編は涙なくしては見られない。前進座総出演というのも貴重。当時の前進座の錚々たるメンバーをみていると目眩がしそうです。はぁぁ。
今回はお芝居で。全部で10編あるうちの今回は『江戸城の刃傷』『御浜御殿綱豊卿』『大石最後の一日』の3編。真山青果は他に『頼朝の死』しか見たことがないけれど、どれもこれもセリフだらけ。お互いをどんどん追いつめていくような、セリフで何かを積み重ねていくような、逆にセリフでお互いの間にあるものをどんどん削っていくような。役者にも客席にも緊張感を強います。とっても疲れるのだけれど、今回は見ていて初めてそれが心地よく感じました。セリフがすんなり体の中に入ってくるのだなぁ。全編が心理戦で面白い。
かっちりと作られたお芝居なので、ある程度の役者でないとセリフに役者が負けてしまうのだろうとも思いました。
梅玉、魁春、又五郎、東蔵、そして大好きな歌六が達者なところを見せて適役。綱豊卿と大石内蔵助役の吉右衛門が上からどっしりと押さえます。『綱豊卿』で歌江が元気な姿を見せてくれたのがうれしい。鷹之資が細川内紀役で出てきたときは、客席から「天王寺屋!」という掛け声と拍手がおきました。富十郎が亡くなって1年なんだもんねぇ。吉右衛門が後ろ盾になるようですが、がんばってほしいです。
吉右衛門の内蔵助は大げさなところがあまりなくてよかったです。ラストシーンの、白装束で花道に立つ内蔵助には、やっと最後に自分の手のひらに玉のような何かが残ったという安堵感がありました。それが「初一念」と言う言葉になるのかもしれません。
3年前に国立劇場で見た『大老』もよかったしなぁ。吉右衛門の一座には、新歌舞伎も似合うなぁとしみじみ。
2011/12/19
住基カードをつくるのだ。
月曜日からすでにお疲れ(泣)。
会社の組織変更があって、その手続きモロモロ全般と、年度末と、年明け早々に始まる決算と、毎日のお仕事が重なって、もうすごい状態であります。これだけやることがあると笑っちゃいますなー。名義と銀行口座の変更だけでどれだけの数をこなさないといけないのかわからん。とりあえず年内は30日まで仕事のよてい。とほほ。
今夜は夫と待ち合わせて駅前で鍋焼きうどんを食べてさっき帰宅したところ。ビールも飲んじゃったので太るよぉ。
私は運転免許を持っていなければパスポートも切れていて、写真付きの身分証明書というものを持っていません。で、何が困るって、会社のいろんな手続きをするたびに、写真付き身分証明書の提示を求められるのですな。会社の銀行口座を開設するのにも必要なのだ。銀行の担当くんは私がこの会社で働いていることを知っているハズなのだが、規定だからダメなんだそうです。今回はいろんな書類をかき集めて(住民票とか)何とか手続きをしてもらったけれど、貸金庫の開設にいたっては「ぜったいにダメ」だそうで、あわてて住基カードを作ることにしました。
作るはいいけれど、いちいち区役所に行かねばならんのかと思っていたら(区役所は結構不便な所にあるので、行くだけで半休とらねばならん。いまはそんな余裕なし)、ウチの区では郵便で申請が出来て、受け取りも自宅近くの出張所でOKらしい。それに今なら手数料もかからないというので、夫とそろって申請することにしました。セブンイレブンで住民票などもとれるみたいだし。
まずは写真を用意せねば。ちょっと緊張するなー。
2011/12/14
そして、ひたちなか海浜鉄道
↓(前回のつづき)最新の高級列車の後は、勝田から昭和の香りムンムンの気動車へ。ひたちなか海浜鉄道に乗りました。今年に入って3回目の訪問です。ゴロゴロという古い気動車のエンジン音と揺れがここちよく体に響きます。
このツアーでは、ひたちなか海浜鉄道の撮影スポットである中根駅周辺での撮影と、車輌見学&自由行動の2つのコースがありました。私たち夫婦は後者のコース。撮影班は途中駅の那珂湊駅で下車、私たちはそのまま列車に乗って阿字ヶ浦駅まで往復。再び那珂湊駅に戻ると、駅のホームで昼食のアンコウ鍋。大きな鍋から一杯ずつよそってもらいます。最後にアンキモを一つのせてくれます。しょうゆ味で具だくさん。体の芯から温まってとてもおいしかったです。行列を待つ間に、アンコウのつるし切りを見せてくださいました。何キロくらいあるんだろう。立派なアンコウです。板前さんが手際よくさばいていきます。立派なキモにびっくり。胃袋からは丸飲みしたイカが出てきました。
そうこうしているうちに撮影班が乗る列車がやってきました。私は数人の友人達とそれを見送り、アンコウ鍋を肴に大洗の地酒を飲みながらホームでダラダラ。ケハ601の見学会のあともダラダラ(応援団の方から焼き芋をいただきました!)。団体旅行の参加者はホームに居られるということもありますが、この那珂湊駅、おそろしく居心地がいいのです。空気が穏やかと申しましょうか、時間がゆったりと流れていくと申しましょうか、駅猫がいつくのもわかる気がします。
そう、那珂湊駅にはノラの駅猫がいるのです。服なんか着せずにノラらしくしているところがいいです(^^)。カレンダーやらマグカップ、エコバックなぞのグッズもあって、いくつか買って帰りました。ひたちなか海浜鉄道の卓上カレンダーも旅情あふれる写真が多くてとてもすてきです。
日が傾き始めた頃に撮影班が帰ってきました。主催の旅行会社から、吉田社長さんから、応援団の団長さんから挨拶がありツアーは現地で解散となりました。
応援団の方のお話しでは、これから沿線に菜の花や桜を植えていくとのこと。沿線に色とりどりの花が咲いて、季節になれば桜のトンネル…なんてステキなことでしょう。絵になるよー。先を見すえた活動に頭が下がります。何年先になるかわからないけれど、お花見列車が走るようになれば乗りに行くよー。
ツアーが終わる頃、気が付くと東の空に大きな真ん丸なお月さまがぽっかりと浮かんでいました。
2011/12/12
「なごみ」に乗りました。
10日。『鉄道写真家 広田 泉さんと行く なごみ&ひたちなか海浜鉄道の旅』というツアーに参加しました。東京(品川)から勝田までJR東日本の列車「なごみ」に乗り、勝田からは、ひたちなか海浜鉄道に乗って鉄道写真家広田泉さんと一緒に写真を撮ろうというもの。
「なごみ」はお召し列車にもなる新しい車輌です。ハイグレード車輌です。お召しで走るときは間に御料車を入れるのですが、今回は一般人が乗る団体列車なので御料車はなし(^^)。それでもめったに乗れるものではなく非常に貴重な体験となりました。とってもお高いツアー旅行などで使用されることはあるようですが、そう簡単に手が出る金額ではないので…これが最初で最後になるかもしれんなー。
ハイグレード車輌といっても内装に華美なところはなく地味です。地味だけど細かいところにまで行き届いていて、非常に居心地がいいです。乗客も自然とお行儀がよくなる感じ。
私が乗った2号車は1+2の3列シートで、横幅はさほど広いとは思いませんでしたが前後の間隔がゆったり。リクライニングもスムーズです。座席にはディスプレイが一台づつセットされていて、TV、ゲームの他、先頭車および最後尾からの映像を見ることができます。また位置情報の画面もあって、私たち夫婦は、先頭車からの映像と位置情報の画面を並べて楽しみました。位置情報には標高も表示されます。列車が坂を上ったり下ったりするようすがわかってとても面白かったです。また画面から車内販売へ注文もできるのですが、案内の放送が入ったとたんにみんな一斉に注文するので、受付が一時休止になってしまいました(笑)。車内販売もあったんだけどねー。
また3号車はもうワンランク上の車輌になっていて、シートは革張り。個室も併設されていますが今回は施錠されて窓にはカーテンがひいてあるので中の様子はわかりませんでした。床は絨毯で、川の水流を表しているような。枯山水といったところ?
品川を出発した列車は山手貨物線を新宿方面に向かって走り、池袋から上中里へ。ここでスイッチバックをして田端の操車場の中を走り三河島から常磐線に入りました。先頭車からの映像でポイントを通過する様子をみるのが面白い。
とにかく居心地がよくて楽しく(コーフンして居眠りもできなかった)3時間半の旅もアッという間でした。一度乗るとクセになりますが、そう乗れるものではないのが残念。
同乗されていた、ひたちなか海浜鉄道の吉田社長さんがおっしゃっていましたが、最高級の車輌から、今度は一気に古い車輌へ。勝田からはゴロゴロというディーゼルエンジンの音がすてきなふるーい車輌に乗り換えます。
2011/12/11
2011/12/10
2011/12/09
最近読んだ本
ちょっとメモ。題名のみ。
旅人国定龍次(ちくま文庫)
女剣一代-聞書き「女剣劇役者・中野弘子」
当マイクロフォン
沢村貞子-貝のうた-
ウルトラマンになった男
荒川放水路物語
若さま侍捕物手帖(徳間文庫)
船場道修町-薬・商い・学の町-
なほになほなほ
付き馬屋おえん暗闇始末
八丁堀・お助け同心秘聞 御定法破り編
旦那の意見(中公文庫)
想い出大事箱-父・高木彬光と高木家の物語-
隠々洞ききがき抄-天和のお七火事-
浮世女房洒落日記
ギンギラ落語ボーイ
山田風太郎の「旅人国定龍次」はさすがだなーと。虚実入り乱れての大活劇とロマンス。
「船場道修町-薬・商い・学の町-」の著者は道修町に生まれ育った人。今はなき船場の暮らし、風習、町の様子、商売のやり方などが丁寧に語られていて面白かったです。船場は旦那町なのよねー。
「八丁堀・お助け同心秘聞」は笹沢左保 。この人の時代小説は面白いよ。
「隠々洞ききがき抄」の著者は杉本苑子。八百屋お七事件を軸にした連作ものです。この人の本で永代橋が落ちた事件扱った連作ものも面白かった。
「ギンギラ落語ボーイ」は三遊亭白鳥師匠の新作小説。落語の…というよりは立派な青春小説。
こうして書き出してみるとほとんど図書館で借りた本だ。
駅前にいい図書館があるのです。夜は10時まで開いているので会社帰りに寄れるのがうれしい。自分ちの本棚みたいな感覚。
読みたいなーと思った時にネットからすぐに検索、予約できるしね。ありがたやー。こういう事なら税金を払うのも納得。たぶん本代で住民税の元はとれてる(笑)。
2011/12/07
午後からお休み!
気が付けば師走であります。
年度末だ何だかんだとやることいっぱい。今日は近くに住む義妹から夫の携帯に「昨日も今日も帰ってないみたいだけど…」と心配の電話がかかってきたそーだ(笑)。帰ってないんじゃなくて帰りが遅いんです。
でも今夜の私はお仕事で遅くなったのではありません。午後から半休とって遊んできました。
お昼ごはんは虎ノ門のクラフトビアマーケットでランチのビールカレー。ビターで大人の味でおいしい。サフランライスにグリルした野菜が美味。お肉トロトロ。午後から仕事しなくていいのでビール飲んじゃいました。ちょっと迷ってベアードビールのライジングサンにしました。さすがに他にビールを飲んでいる人は…と思ったら二人組の外国人ビジネスマンが飲んでいた。さすが。
書店に寄ってウロウロ。テクテク歩いて出光美術館へ。『長谷川等伯と狩野派』を見ました。
狩野派とかいわれてもよくわからないのですが(知識としては知ってる程度)16世紀後半、画壇の一大勢力として君臨していた狩野派と、長谷川等伯を中心とする新進の長谷川派との、お互い影響を受けながら、お互いの存在を意識しながらの立ち位置といったものを面白く見ました。そして等伯が牧谿筆の中国画にも影響を受けたというところも「なるほどー」と納得。『竹虎図屏風』の虎ちゃんがかわいらしかった。
半蔵門に移動して夕方から国立劇場で文楽。
『奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)』
外が浜の段、善知鳥文治住家の段、環の宮明御殿の段
後半三段目は歌舞伎で見たことがあるけれど、今回はその前の話しもやるので「なるほどー」と人間関係のつながりがわかりました。袖萩と年老いた両親とのやりとりのところは泣いちゃったよ。泣かせるようにもってくるのよ。客席は鼻をすする人多数。寛太郎さんの三味線がきれいな音色でよかった。富助さんは情感たっぷり、燕三はダイナミックで力強く、同じ三味線でも全然違うねー。
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