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2011/11/24

訃報:立川談志

23日。今日は秩父宮ラグビー場で大学ラグビーの早慶戦。そのあと南青山の銭湯「清水湯」に行ってロビーで汗を拭きながらフルーツジュースを飲んでいたら、ツイッターを見ていた夫が「えっ。談志が死んだ」と一言。
もうずっと体が悪かったようだし、お歳だし、いずれは…と思っていたけれど、実際に訃報を聞くとさみしいというかなんというか。ふと談志も死ぬんだな…なんて事が頭に浮かびました。

肌に合う合わないは別にして、落語ファンで立川談志が嫌いだという人はまずいないと思います。文句のつけようがないほどうまいもん。最近は高座自体が少ないところにチケットがとりにくいので、一度生で聴きたかったなぁという落語ファンが多いと思います。幸い私は何度か聴く事ができました。特に印象に残っているのは20年近く前に浅草の5656会館の独演会。確か夫が「今夜、浅草でやるから行ってみようか」といって行ったのです。当時は当日券でも入れたのだ。その時は「ねずみ穴」を聴けました。最初の病気の後だったのか声の調子が悪いことをしきりに気にしていたことと、口演中に携帯電話の着信音がして客席が一瞬凍り付いたこと、それをサラッと噺の中に入れてよどみなく噺を続けた事を覚えています。もちろん落語はすごくよかった。いいモノが聴けたとホクホクしながら帰りました。それでも若い頃の談志を知っている人は「昔はそんなもんじゃないヨ」って事になるんでしょうけどね(^^)。

落語に限らず何でも、特に「芸」と呼ばれるものは、自分がやっていることが好きだって事が大切だと思います。自分が愛情を持てないのに、赤の他人を笑わせたり泣かせたり感心させたりできるでしょーか。立川談志という人は落語が好きで好きで、もう訳がわからなくなるくらい好きだったんだと思います。落語のためなら何でもするっていう気持ち。そういうのがすてきだね。

「立川談志死去」なんてニュースを見つつ、これで「平成の名人」なんて言われるようになるのかなーなんて思う。ふん。
落語はやっぱりライブ。いいときも悪いときもあるけれど、見て感じないとわからない。ここんとこ仕事が忙しくてなかなか落語を聴きに行けないけれど…また行こ。

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