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2011/10/02

秋の上州へ

土日で友人達と沢渡温泉へ行ってきました。
コースはいつものように中之条は「竹の家」でお昼ごはん(ソースカツ丼がおいしいのだ)、お泊まりは沢渡温泉まるほん旅館、夕食は中之条「吾妻路」で蕎麦づくし。翌日は今回、ダム湖に沈む川原湯温泉に行きました。ここは初めての訪問です。

湘南新宿ラインで高崎、吾妻線に乗り換えました。沿線は稲刈りの最中でした。黄金色の田んぼはキラキラ輝いて見えます。吾妻線沿線、中之条付近では、ほとんどの田んぼに今では珍しくなった、はぜかけの風景が見られました。実りの秋を感じさせる美しい景色です。おいしいお米をありがとう…という感謝の気持ちがわいてきますねー。

夕食は吾妻路で。夜は完全予約制で一組しかとりません。それもご主人の都合でお休みすることが多く、先月いっぱいまで断っていたとおっしゃっていました。
何度かうかがっていますが、ご主人の蕎麦のうま味と風味を生かすセンスと工夫のきいたお料理の数々には毎回驚かされます。行くたびに進化しているのがすごい。今回は1年ぶりの訪問でしたが、お出汁がぐっと味わい深くなっていました。蕎麦がき(これが普通の蕎麦がきではないのだな)を素揚げしたものに辛み大根を添えたものは今まで経験したことのない食感と味わいでびっくり。いやはや。お酒も進みます。飲んだなぁ。
一緒にいった友人たちも喜んでくれてうれしいです。いいお料理は人と人との縁をつなぎ、心を豊かにしてくれます。

中之条はビエンナーレの最中で、普段はあまり見かけない雰囲気の人たちの姿が目立ちます。人出があるのはいいですねー。
沢渡温泉の相変わらずいいお湯です。でも震災後、一時期源泉が湧かなくなったという話しにはゾッとしました。温泉は自然からのお裾分け。感謝しなければ。

日曜日は少し足をのばして川原湯温泉へ行きました。八ツ橋ダムで湖底に沈む温泉地です。
駅に降りると建築中の橋脚が目に入ります。湖面を渡る予定の橋で、その高さに圧倒されました。
温泉街で営業している宿は数件。解体されて土台だけになった建物も目立ちます。8日で閉鎖、移転となる共同浴場、笹湯に入りました。無人の素朴な建物で、仕切りのない脱衣場と湯船が妙な開放感を感じさせてくれます。熱いお湯を水でうめて入りました。当たりのいいお湯で気持ちよかったです。ふー。
川原湯神社の下に源泉と足湯があります。近くの王湯で玉子を買って温泉玉子を作りました。うだるまで、神社にお参りして足湯に入ってひと休み。
川原湯温泉には消えていく町の不思議な雰囲気がありました。ダム湖に面した場所に新しい温泉街ができるようですが、人口の町が自然に溶け込んでいくには長い年月がかかるでしょう。吾妻線のつけ替え工事も進んでいるようですし、私がこの景色をみるのはこれが最後になるかもしれません。

吾妻線で高崎、湘南新宿ラインに乗って帰りました。友人達とのおしゃべりと共に、今回もいろいろな風景に出会えて思い出深い旅になりました。楽しかったなぁ。

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