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2011/02/19

『なぜ、これが傑作なの?』@ブリヂストン美術館

18日。仕事ばっかりしているとバカになるので、気分転換にブリヂストン美術館へ。ココは平日、22時まで開館しているので、会社帰りにいけるのがうれしい。空いているのでゆっくりできるしね。
企画展もよろしいが、なんといっても常設展が魅力です。ほとんどの絵の額縁にガラスを入れていないから、生の絵画の魅力を間近に接することができます。皮の座り心地のいい椅子がところどころに置いてあって、そこに座って名画とじっくり向かい合えるし。コレクションの趣味もよくて、品のいい質の高い名画に手軽に出会えます。以前は、いかにも自社ビルの一室を展示室にしましたって感じだったのですが、リニューアルしてからとても見やすくなりました。一つの展示室の出口から次の展示室の絵が見えるところとか、気持ちが盛り上がる見せ方なのであります。

今回はいつものコレクション展に、美術館の目玉と言える絵画のいくつかに、少し長めの説明文をつけたもの。例えばルノアールの『すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢』は、無名時代のルノアールが、絵を買ってくれたシャルパンティエ氏の依頼で肖像画を描くことになって、なんとかこれを成功させなければと緊張しながらの製作だったなんて知ると、なるほど、画面から画家の意気込みが感じられるような(^^)。どんな絵にも、それが描かれた理由や背景、エピソードがあるわけで、それを少しでも知れば、鑑賞する楽しみも増えるというものです。

ピカソの『腕を組んですわるサルタンバンク』、小出楢重『帽子をかぶった自画像』、岡鹿之助『雪の発電所』と私の大好きな絵もじっくり堪能。グロッスの『プロムナード』がなかったのが少し残念。

今年は青木繁の没後100年にあたるそうで、夏には回顧展が開催されるそーです。

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コメント

 そういえばブリジストン美術館、最近行ってませんね。 前は高速バスで良く通るのですが・・・。 ブリジストン美術館の収蔵品は本当に質が良いですね。 特別展をやってなくても見る価値は十二分にあります。

投稿: しみず | 2011/02/19 21:00

私も久しぶりでした、ここは常設の作品を見に行くので、気の向いたときにフラリと立ち寄れるのがいいです。
3月までですが、東京駅を中心にした美術館4館で「2館目割り」という企画があって、ブリジストン美術館 ・ 出光美術館 ・ 三井記念美術館 ・ 三菱一号館美術館の館内にあるマップで、期間内だと、2館目の美術館が少し割り引きになります。私は出光美術館でもらったマップを使いました。
3月以降も続けてほしいな。

投稿: あやこ | 2011/02/21 01:05

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