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2010/12/29

最近読んだ本

11月から読んだ本をメモ。

 ・海音寺潮五郎 「日本名城伝」新潮文庫
 ・南條範夫 「慶安太平記」 光文社文庫
 ・柴田錬三郎他 「幻の剣鬼七番勝負」PHP文庫
 ・林家彦いち 「いただき人生訓 」 ポプラ社
 ・春日太一 「天才勝新太郎」 文春新書
 ・春日太一 「時代劇は死なず!-京都太秦の「職人」たち-」 集英社新書
 ・都築響一 「バブルの肖像」 アスペクト
 ・近藤富枝 「荷風と左団次」 河出書房新社
 ・横田順弥 「明治時代は謎だらけ」 平凡社
 ・中村勘三郎 「十七世中村勘三郎-自伝やっぱり役者-」 日本図書センター
 ・マキノ雅弘 「映画渡世-マキノ雅弘自伝-天の巻」 平凡社
 ・マキノ雅弘 「映画渡世-マキノ雅弘自伝-地の巻」 平凡社
 ・古今亭菊之丞 「こういう了見」 WAVE出版
 ・山田俊幸 「小林かいちの魅力-京都アール・デコの発見-」 清流出版
 ・快楽亭ブラック 「歌舞伎はこう見ろ!―椿説歌舞伎観劇談義」 彩流社
 ・本田靖春 「警察(サツ)回り」 ちくま文庫
 ・ 岩下尚史 「名妓の資格-細書・新柳夜咄-」 雄山閣

このうち買ったのは2冊。図書館さまさま。
春日太一さんの2冊は大映京都撮影所のスタッフがいっぱい出てきてうれしかった。こういう聞き書きができるのは今のうち。歌舞伎でも同じだろうけれど、質の高い裏方さんの存在がいい映画、舞台を作り上げていくのですねー。
「荷風と左団次」は岡本綺堂が大好きだったという二代目左団次のことが知りたくて読みました。左団次のまわりにサポーターのようについた人たちの顔ぶれがすごい。続けて読んだ先代勘三郎の自伝には、やんちゃだった勘三郎が偶然知り合った慶應や東大の学生達と深い友情で結ばれる場面がありました。先日の海老蔵の一件をみていて、まわりにもっといい友人、指南役がいないことが、彼の不幸なんではと思いました。

「こういう了見」「歌舞伎はこう見ろ!」は噺家さんの本ですが、ちまたにあふれる落語本とは毛色の違う本です。「こういう了見」は読み方によれば暴露本にも近く、前座修行から真打昇進と、お金の事を初め、落語会のかなりリアルな部分が書かれています。でも師匠の落語に対する愛情が根っこにあるので、単なる面白さだけを狙ったものではないのがわかります。
「歌舞伎はこう見ろ!」も歌舞伎に対する愛情にあふれた本。だから贔屓の引き倒しになっていないところがとてもいいです。下ネタ満載なのでダメな人はダメだと思うけど。

マキノ雅弘「映画渡世」はウワサには聞いていたけれど、映画好きにはたまらない本。面白くて面白くて。マキノ雅弘が歩んできた道のりがそのまま日本映画史です。登場人物も多士済々。

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