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2010/11/05

『白酒寄席』@池袋演芸場

10月31日。寄席の興行は10日単位なので、31日は余った日。この日は余一会(よいちかい)といって趣向をこらした特別興行が行われます。落語ファンはこういうのも楽しみなのだ。
10月の池袋の余一会は『白酒寄席』と題して白酒師匠が座頭となって芸人さんを集める会・・・というか、本当は演芸場が余一会の事を忘れていて、白酒師匠に頼んだというのが真相らしい。なので、当日まで誰が出るのか誰もわからず。とりあえず白酒師匠が声をかけた人のうち、来てくれた人が来た順番に高座にあがるというシステムでした。なので、人が足りない昼の部は、白酒師匠が三席もやった。菊之丞師匠なんて、このあとに鈴本の余一会ですよ。その余一会でやる『片棒』をやっちゃうところがスゴイ。それも前座のすぐ後で(笑)。
立ち見もいっぱいの超満員。この会の雰囲気が全然つかめないのが(そりゃそうだ)、どの噺家さんも一番やりにくそうなところでした。

 (昼の部)
   白酒   ご挨拶
   まめ緑  『寿限無』
   菊之丞  『片棒』
   白酒   『新版三十石』
   甚五郎  『猫と金魚』
   白酒   『ざるや』
   ペー   『歳そば』
  (仲入り)
   左吉   『ぼやき酒場』
   白酒   『付き馬』

 (夜の部)
   歌る美  『初天神』
   風車   『やかんなめ』
   小せん  『女給の文』
   丈二   『極道のバイト達』
   一之輔  『短命』
   馬石   『お富与三郎』
   文左衛門 『寄合酒~元犬』
   寒空はだか
   白酒   『火焔太鼓』

こうして出演者と演目を並べると、とっても豪華なかんじ。20年後に自慢できそうな(笑)。
夜の部はだいたい15分から20分ってところ。びっくりは馬石師匠の『お富与三郎』。白酒師匠に「彩りにやれ」と言われたそうで、「噺の発端部分を15分やります」と、これが聴かせる聴かせる。うまい具合に終わって、後をひくひく。これが続き物だったら、翌日も聴きにいっちゃうな。
風車さんは初めて聴いたけど面白かった。真打披露興行中の小せん師匠もいいですなー。
「出演者、募集しているんですって?」と電話してきたというのは、何度聴いても面白い寒空はだかちゃんで、この翌日、仕事中にずーっと「東京タワーの歌」が頭の中で渦巻いて困った。
〆は大爆笑の『火焔太鼓』。何度聴いてもおかしいよ。この日は白酒師匠で『新版三十石』を聴けたのがうれしかった。これもおかしかったなー。

5時間、開場前の1時間を入れて6時間立ちっぱなしは、さすがに疲れた(^^)。

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