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2010/07/11

義太夫節の魅力@国立劇場

3日。「邦楽へのいざない」と題されたシリーズの第4回。これまでに常磐津や長唄、お囃子などがあったそうです。私は初めて行きました。
大阪から文楽で活躍している方々を招いて、司会はNHKアナウンサーの葛西聖司さん。

  解説 「義太夫節入門」  豊竹つばさ大夫、鶴澤清馗、案内・葛西聖司
  演奏 「義経千本桜 河連法眼館の段」 浄瑠璃・豊竹咲大夫 三味線・鶴澤燕三 ツレ・鶴澤清馗
  対談 「義太夫節の表現を探る」 豊竹咲大夫、鶴澤燕三、司会・葛西聖司

落語の「寝床」じゃないけれど、いい義太夫は生で聴くといいですなー。三味線もすてき。
どのコーナーも楽しくききました。特に面白かったのは咲大夫さん、燕三さんの対談。無口な燕三さんがおかしい。葛西さんの客席を巻き込んだ絶妙な司会もあって、いろいろな話しが飛び出しました。葛西さんは文楽をはじめ古典芸能にくわしいですからね。何の知識もない司会者だと、こちらがきいてほしい事をきいてくれないからなぁ。司会者が満足しちゃダメなのよ。
そういう中で、私も以前から気になっていた、演奏中に三味線ひきさんが頻繁にかける掛け声の話題になりました。「むん」とか「はっ」とか時々聞こえてくる。決まっているものもあるそうなんですが、ほとんどは勝手にかけているそうで、それを受けて咲大夫さんが「間が合えばいいけれど、そうでないものは邪魔」とスパッと切ってすてるところが、大夫と三味線の関係を思わせて興味深かったです。
若手のつばさ大夫さんも清馗さんも、話し方に人柄が表れていました。
9月には国立劇場で文楽公演があります。行くよ。「お半長」がかかるのよねー。上方落語の「胴乱の幸助」に出てくる浄瑠璃だす。これは聴いとかないとね。

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コメント

あやこさん、こんにちは。
義太夫に興味をお持ちなら、この小説はおすすめかも。
もう、お読みかしら?(^_^)

有吉佐和子 著
『一の糸』 (新潮文庫・再刊です。)

あっという間に読めちゃう!

投稿: MINA | 2010/07/13 15:05

MINAさん、どーも(^^)。
「一の糸」は書名は知っていましたが、読んでません。有吉佐和子の小説自体、まだ読んだことがないのだ・・・というわけで、さっそく探して読んでみまーす。ありがとー。

投稿: あやこ | 2010/07/23 02:05

お暑さきびしゅうございます~。

有吉さんは、確か、一時期、吾妻徳穂さんの秘書を
していらしたと思います。日本の古典芸能には
お詳しいのではないかしら。
この小説では、話の筋もぐいぐいを読ませるけれど、
ヒロインのお嬢さんっぷりが、おもしろいです(^_^)。

私はこの人の小説に、はまったこともある。
傑作は『紀ノ川』でしょうか。(話には関係なく、作中の
ちぬ(黒鯛)のおみおつけなどおいしそうだ。)
それも、改訂前のね!
この前、読んだら十代の頃に読んだ時に
あった箇所が削られていてざんねんでした。

投稿: MINA | 2010/07/27 15:24

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