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2010/06/27

『久生十蘭ジュラネスク』@河出文庫

20100627_
去年に出た岩波文庫版の短編集に引き続き、こんな文庫本が出るのはうれしい。むふふ。
現在、文庫や単行本で読むことができない短編ばかり。どの小説も完成度が高くて、こんなに面白い作家だったっけ?と感心しちゃいました。
幻想小説あり、時代小説あり、フィクションなのかノンフィクションなのか区別がつかないものあり。彩り豊かで、これがアメリカなら「ニューヨーカー」なぞに載っているような、ちょっと洒落た感じもします。
文章がしっかりしていて力があります。力があるから引きずり込まれる。読み始めて数行で、本の中からにゅっと手が出てきて、読んでる私の首根っこをぐっと捕まえて、本の中に引っ張り込まれるような気がします。ほとんどが口述筆記だったというのが驚き。本当かなぁ。

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