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2010/05/10

映画を見る(家で)

★『侍』(1965年・東宝-三船プロ)
桜田門で井伊直弼を襲う水戸藩士の仲間になった浪人が主人公。彼の名は鶴千代=三船敏郎。鶴千代なんていうと、前髪立ちのきりりと若いお侍の姿を思い浮かべてしまうけれど、押し出しの強い汚い浪人姿なんですねな、これが。
いやー、面白いのなんの。よくぞこれだけ揃えたっていうほど脇役がすごくて(伊藤雄之助、小林桂樹、新珠三千代、八千草薫、東野英治郎、志村喬、平田昭彦、藤田進、大辻司郎、杉村春子、市川中車、そして松本幸四郎(白鸚))みんな存在感出しまくり。それぞれ主人公にからむ重要な役どころで、それをきちんとまとめて、かつ存在を際だたせているのが橋本忍の脚本。ミステリーじみたストーリーがラストの襲撃シーンまで一気にもつれ込みます。さすが岡本喜八。これ、映画館で見たい。

★『サイコ』(1960年)
NHKBSでヒッチコック特集をしていて久しぶりに見た。ソウル・バスのタイトルデザインが最高におしゃれで、アンソニー・パーキンスの熱演が怖い。全体の緊張感がたまりませんが(気の休まる暇なし)、私は特に前半のジャネット・リーが大金を持ち逃げするところから殺されるところまでが好きだなー。

★『海外特派員』(1940年)
これもヒッチコック。初めて見た。今から見ると突っ込みどころ満載なんだけど、これが撮られたのが戦時中という事は特筆すべき。前半の殺害シーンは名場面ですね。

★セクシー地帯(1960年・新東宝)
池内淳子が新東宝出身だということを知っている人はどのくらいいるのだろうか・・・とふと思ってしまいました。「スーパージャイアンツ」にも出てるよね、確か。
主人公は三原葉子と吉田輝雄。監督は石井輝男。夜の東京(銀座、新橋)がミステリアス。延々と流れ続ける平岡精二のジャズがすてき。三原葉子の衣装がかわいい。私はこの映画のラストシーンの朝の銀座が一番すきです。これも映画館で見たいなぁ。白と黒のコントラストの効いた画面はフィルムで見てこそ値打ちがあるような。

★『明治侠客伝 三代目襲名』(1965年・東映)
夫がラグビーの試合を見ていて、後半しか見られなかったけど、面白さは変わらず。加藤泰監督独特の様式美の塊のような映画です。カメラはこれ以上下げられないほどの(・・・というか地面を掘っているとしか考えられない)ローアングル。この映画、オープニングもしぶいんだよね。アラカンがかっこいい。こんどはっちゃんと録画して見よう。

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