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2010/05/30

皐月恒例市馬落語第三夜@水天宮・日本橋劇場

28日・第三夜
 (開口一番)初お目見え 市助 『道灌』
  市馬 『木乃伊取り』
 (仲入り)
  ゲスト:三浦洸一 対談 『踊子』
  市楽 『兵庫舟』
  市馬 『厩火事』

初お目見えの市助さんは、札幌出身の18歳(!)。2月21日入門で、30年前の市馬師匠の入門日と同じらしい。
途中少し立ち止まったところもあったけれど、最後まで無事にやり通せました。おめでとうございます。
お稽古では難なくできたんだろうけれど、満員のお客さんを前に、大きなホールの高座でやるのは全然違うんだろうなぁ。途中からは教えてもらったものをなぞるだけで精一杯という風に見受けられました。
市也さんもだけれど、市馬師匠のお弟子さんの初高座に巡り会うことができたのは何かの縁。がんばれー。

ゲストの三浦洸一さんを前に市馬師匠も緊張気味。最後に会場からのリクエストに応えて『踊子』を唄ってくださいましたが、80過ぎとは思えない声量に驚きより感動しました。何だかジーンとしちゃうゲストコーナーでした。
そのあと出てきた市楽さんは得意ネタ(?)の『兵庫舟』。半年ほどまえに聴いたけれど、その時より聴かせどころの講談の部分がずーっと工夫されていて、内容を理解しながら語っているところに好感を持てました。この噺も聴き手にある程度の知識を要求する噺だわねー。だから私は好きです。わかりやすい噺ばかりなのはつまらない。

三夜連続落語会の最後は『厩火事』。主人公の髪結いのおかみさんが、どうも男に媚びるような所が感じられて、私はあまり好きな噺ではないのだけれど、市馬師匠のおかみさんは、素直にかわいらしくてよかった。だか私もわだかまりなく聴けました。

この三日間は普段、市馬師匠ではあまり聴けない噺が聴けて、お得感いっぱいでした。次は『千早ふる』なーんて聴いてみたいですなぁ。今までのベストは雲助師匠の『千早ふる』なんだけど。『浮世床』なんかも面白そう。

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