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2010/05/31

今日の空@日経ホール

今日の空@日経ホール
大手町の日経ホール。初めてきた。見やすくていいホールでした。
今夜は歌舞伎音楽の会でした。鼓や太鼓の音は生で聴くとすごくいいです。亀治郎と愛之助の舞踊もよかった。別世界でした…。

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2010/05/30

「浅草博徒一代」佐賀純一@新潮文庫

20100530_

土浦の開業医、佐賀純一の診療所にやってきた老人。背中一面に「龍に牡丹」の彫り物をし、見るからにクセのある人相のその男に惹きつけられた著者の佐賀純一さんは、男の家に通い、若い頃の話しを聞く機会に恵まれます。男は浅草の親分で、賭場を子分に譲って土浦にやってきたのでした。

大正から昭和の初めにかけての浅草近辺や深川の庶民の生活、浅草の大親分の子分になってからのやくざの世界、『人間の世界はここで行き止まり』という最下層の人々、警察の拷問に刑務所での出来事、女のこと、駆け落ち。どれも知らない世界で(当然ですが)興味深く読みました。暴力シーンばかりのヤクザ映画なんかより断然面白い。
当時のやくざは賭場で生計をたてていて、その賭場の話しは大好きな映画「緋牡丹博徒」のシーンなどを思い出しつつ読みました。でもあぁいう映画の賭場のシーンは間違いが多いんですね。
賭場は素人さん相手に開くから、無茶はしないものだったんだそうです。警察に通報されたり悪い噂がたってお客がこなくなると困るから、楽しく遊ばせて帰すもの。また見つかってはまずいので、とても静かだったとか。映画みたいにドスを抜いて大騒ぎなんてしないもの。そりゃそうだわね。
また堅気の人の迷惑にならないように、目立たないようにひっそりと暮らしていたというのも納得です。東映映画でアラカンがやってた、やくざの親分って感じだなぁ。

やくざがいいとは思わないけれど、こういう昔のやくざの世界は、世間で「まともに」暮らしていけない男たちの受け皿になっていたんだわね。今の世の中、そういう受け皿が少なくなっているような気がする。

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皐月恒例市馬落語第三夜@水天宮・日本橋劇場

28日・第三夜
 (開口一番)初お目見え 市助 『道灌』
  市馬 『木乃伊取り』
 (仲入り)
  ゲスト:三浦洸一 対談 『踊子』
  市楽 『兵庫舟』
  市馬 『厩火事』

初お目見えの市助さんは、札幌出身の18歳(!)。2月21日入門で、30年前の市馬師匠の入門日と同じらしい。
途中少し立ち止まったところもあったけれど、最後まで無事にやり通せました。おめでとうございます。
お稽古では難なくできたんだろうけれど、満員のお客さんを前に、大きなホールの高座でやるのは全然違うんだろうなぁ。途中からは教えてもらったものをなぞるだけで精一杯という風に見受けられました。
市也さんもだけれど、市馬師匠のお弟子さんの初高座に巡り会うことができたのは何かの縁。がんばれー。

ゲストの三浦洸一さんを前に市馬師匠も緊張気味。最後に会場からのリクエストに応えて『踊子』を唄ってくださいましたが、80過ぎとは思えない声量に驚きより感動しました。何だかジーンとしちゃうゲストコーナーでした。
そのあと出てきた市楽さんは得意ネタ(?)の『兵庫舟』。半年ほどまえに聴いたけれど、その時より聴かせどころの講談の部分がずーっと工夫されていて、内容を理解しながら語っているところに好感を持てました。この噺も聴き手にある程度の知識を要求する噺だわねー。だから私は好きです。わかりやすい噺ばかりなのはつまらない。

三夜連続落語会の最後は『厩火事』。主人公の髪結いのおかみさんが、どうも男に媚びるような所が感じられて、私はあまり好きな噺ではないのだけれど、市馬師匠のおかみさんは、素直にかわいらしくてよかった。だか私もわだかまりなく聴けました。

この三日間は普段、市馬師匠ではあまり聴けない噺が聴けて、お得感いっぱいでした。次は『千早ふる』なーんて聴いてみたいですなぁ。今までのベストは雲助師匠の『千早ふる』なんだけど。『浮世床』なんかも面白そう。

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久しぶりの浅草橋

久しぶりの浅草橋
友人たちを誘って玉椿、そのあと、わび助へ。。試飲してくださいと送った福源酒造のシードルも出してもらいました。酔っぱらったよー。先週の今頃も同じことしてたなーと思いつつ、楽しいヒトトキはアッという間。終電で帰宅。

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2010/05/29

皐月恒例市馬落語第二夜@水天宮・日本橋劇場

27日・第二夜
  市江 『熊の皮』
  市馬 『猫の災難』
 (仲入り)
  ゲスト:国本武春 『巌流島うた絵巻』他
  市馬 『お菊の皿』

木訥な雰囲気でぐいぐい押してくるような市江さん。市楽さんともども、面白くなってきたと思います。がんばってほしいぞー。

で、今回は何と言っても『お菊の皿』がよかった。
番町の皿屋敷が近くにあると知った町内の男たちがご隠居にそのいわれを聞きに行きます。今でも幽霊がでるけれど、皿を9枚まで数えるのを聞くと命がない、8枚でも熱にうなされると言われた男たちは、じゃ、7枚目で逃げればいいんだろう、お菊さんがいい女なら見に行かねばなるまいと、数人で出かけます。真夜中、びくびくしながら皿屋敷へ。ドロドロドロと出てきたお菊さんの幽霊に腰を抜かしそうになりますが、あまりにいい女なのにびっくり。「こわかったなー。けどまた来ようぜ」と次の夜は少し人数が増えて出かけます。噂が噂を呼び、見物人がどんどん増えて・・・
前半の、ご隠居が皿屋敷のいわれを話すところは、私も座敷の隅で聞いているような気持ちになったし、お菊さんの幽霊がでるところも本当に恐ろしくてたまらなかったのに、「いい女だったなー」という所からガラリと雰囲気が変わって、玉置宏さんが出てくるわ、お菊ちゃんの歌謡ショーになっちゃうわ大騒ぎ(笑)。いやー、楽しい一席でした。市馬師匠では初めて聴いたけど、後半は工夫のしがいがあるし、年末の『掛け取り』みたいな感じで夏場の『お菊の皿』になるんじゃかろーか(^^)。

『猫の災難』は市馬師匠で何度か聴いていますが、酔っぱらうところで一緒に酔っぱらっているような気分になっちゃって、実は私はいつもココで眠くなってしまうのだ。すいません。

ゲストの国本武春さんは弾き語り浪曲といったところ。パワフルで客席もノリノリ。義太夫もだけど、浪曲も生で聴きたいですなー。

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皐月恒例市馬落語第一夜@水天宮・日本橋劇場

三夜連続の市馬師匠の独演会。やるほうも大変だけど、聴く方も大変(^^)。ゲストの方々も楽しみ。

26日・第一夜
 (開口一番)市也 『たらちね』
  市馬 『子ほめ』
  市楽 稽古風景
  市馬 『だくだく』
 (仲入り)
  ゲスト:二女囃子 『所かわれば』益田太郎冠者作詞作曲
  市馬 『佃祭』

市馬師匠の『子ほめ』が聞けたのが最高にうれしかった。後に出てきた市楽さんによると、高座ではめったにやらないとか。『子ほめ』は前座がよくやる噺で、聴く回数は抜群に多いんだけれど、これをうまい真打がやると「こんなに面白い噺やったんかー」と目からウロコなのです。好きな噺のひとつ。市馬師匠の『子ほめ』は、師匠がやるどの前座噺ともども、どことなく漂うのんびりとした空気がたまらない。
いったん高座をおりた師匠がお着替えの間、市楽さんが出てきて市馬師匠のお稽古のようすなどをつれづれに。
『だくだく』も市馬師匠では初めて聴きました。さっぱりしている印象なのに、終わってから時計をみれば結構たっぷり。絵を描くところ、なげしにかけた槍をとって構えるところなぞ、しぐさがきれい。他の噺家さんではなかなかこうは決まりません。

ゲストの二女囃子は、普段は寄席で出囃子を弾いている太田その、松本優子さんのお二人。『所かわれば』は、三井の御曹司で実業家、脚本家、『堪忍袋』などの落語も書いた益田太郎冠者が作詞作曲。名古屋から始まって、上方、長崎、鹿児島、仙台、東京と、各地の花街のお座敷風景を唄にしたもの。三味線を琵琶のように弾いたりと弾き方の違いが面白く、太田そのさんの声も心地いい。時間が止まったようなヒトトキでした。邦楽はいいですなー。

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2010/05/28

今日の空@ひるやすみ


水曜日から三夜連続の市馬師匠の独演会が始まりました。もちろん三日とも参ります~。だもんで、それまで毎日ヘロヘロになって仕事してました。家の中もひっくり返っています。台所もめちゃくちゃ。ひぇーん。
おうちに帰ってまでパソコン見たくない病再発中。何をしているかというと、こっそり始めたかぎ針編みの練習をしていて、最近ではミニバックを完成させました。昨夜は小さな籠を作った。単純作業は気持ちが休まります。

今回の市馬師匠の会は、普段はあまりやらない噺シリーズのよう(ネタだししていないので、何をやるのかはわからない)。初日は以前から一度は市馬師匠で聴きたいと熱望していた「子ほめ」が聴けたし、昨夜は「皿屋敷(お菊の皿)」が聴けました。これがもう最高で、ご隠居が皿屋敷のいわれを話すところからお菊が出てくるまでの前半が、とてつもなく恐ろしく、後半はそれが一転、玉置宏さんが出てきて「お菊ちゃん歌謡ショー」になっちゃうんだもん。たまらん。多彩なゲストも楽しい。

今月の歌舞伎は大阪で團菊祭をやっていて、菊之助の合邦がぜひ見たかったのですけど、予算と日程の都合がつかず。
7月の新橋演舞場の演目が出ました。「金閣寺」は見たいなー。成田屋の「暫」も見たいー。また昼夜通しかー。

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2010/05/26

安曇野の酒蔵が造った、ルルベル・シードル

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週末のお出かけの目的地は、信州安曇野、池田町にある福源酒造。ここの蔵で飲み会をするというので、友人を誘ってひょこひょこ出かけました。→ここ
十八代目蔵元のセイコさんと知り合ったのは10年ほど前。それ以後、お会いしたことは数えるくらいしかないけれど、友人を通じてウワサは時々きいていたし、会えば毎回インパクトが強くて、しょっちゅう会ってるような気がします。その美しさともども(男性陣はみんなイチコロであります・笑)とにかく魅力的な人であります。
福源酒造には、松本藩の御囲蔵(おかこいくら・米などの備蓄用の蔵)を移築した、それはモダンですてきな建物があります。梁などはそのまま、中を少し改造して、ちょっとした会ができるホール、二階には座敷もあります。今回の飲み会は、そこが会場。

持ち寄りの料理を肴に大いに盛り上がりました。場所が酒蔵なので、お酒の心配はしなくていいのがよいところ。そこで出されたのが、福源で造っているルルベル・シードルであります。

100%地元の林檎を使い、瓶内で発酵させたシードルは、それはおいしいです。3年物と、今年のシードルをいただきましたが、味が全く違うのに驚き、また楽しい。
このシードルが出来るまでのエピソードや、実際にシードルを醸造しているMさんのお話しも興味津々で聴きました。
ドライな口当たりは食中酒として楽しめるし、和食にもよく合うと思います。
海外生活も長いセイコさんが「大人が楽しめるシードルを、ここの林檎で造りたいの」と一言。造り手の気持ちが入ったシードルです。おすすめ。

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2010/05/23

雨の松本城

雨の松本城
朝から雨。
今日は大糸線で糸魚川に出る予定も南小谷から先が不通なので、松本経由で帰ります。
その前に久しぶりに松本城に行きました。

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信州池田町、福源酒造の蔵にて。

信州池田町、福源酒造の蔵にて。
昨夜は信州・池田町、福源酒造の蔵にて宴会。松本藩の米なぞを備蓄しておく蔵を移築、改造した蔵はとてもモダン。東京から、地元から、初対面の人も、数年ぶりに会う人も、20名ほどが集まりました。楽しかった〜
新しい出会いもたくさんありました。

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2010/05/22

今夜の飲み会の場所は…

今夜の飲み会の場所は…
安曇野です(笑)。昼前に着いたので、当地在住の友人の案内で、昼食においしいお蕎麦を食べ、大王わさび園に行きました。気持ちいい〜。
宿にチェックインして、温泉に入ってきました。みんなゴロゴロ寝てるけど、このまま寝過ごしたらどうしよう〜。

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ただいま長野

ただいま長野
早朝の新幹線で長野にきました。これから勇ましい顔をした電車に乗ります。この電車に乗るために、今朝は3時半に起きました。早起きしたので眠いです。

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2010/05/19

口蹄疫のこと。ふたたび。

どうも腹立たしくてしかたがない。
ふたたび口蹄疫のこと。

感染地域の家畜は、感染していなくてもワクチンを打って全頭殺処分(生き物なのに処分という言い方は変ですが)という方針が出たとの報道が出ています。まだ確定ではないので、ここで騒ぐのもどうかと思うけれど、どことなく誘導的な報道の様子といい、なんだか無性に腹が立つ。
私が今回の事に気がついたのは2,3日前の事で、いろいろネットを読んでみて、とくに現地の農家や役場の人たちのブログなどを読んでいると、東京と現地の温度差に愕然とします。

被害にあっている農家の人たちの言葉は正直な気持ちだと思います。それを読んでいると、政府が今まで全力を尽くして対応したとは、到底思えない。最低限、もっと早い時点で、責任を持った人を宮崎に派遣して、現地の声をダイレクトに政府に伝えて、しかるべき方策をトップダウンでやるべきだったと思うのです。宮崎県も要望を出しているんだし。
こいう報道がでると、「今までほったらかしにしておいて・・・」という気持ちがわき起こるのは当然。ぶくぶく沈みかけている船から助けを求めている人を無視しておいて、船底に穴が開き始めてから初めて「こりゃ、大変だ!今から救助船を出しますから、でも定員があるから年寄りは我慢して若い人だけ乗ってください」と言ってるようなもんじゃないのかなぁ。

全てを奪われた人に今の状況はあまりにむごい。田舎のごく普通の人たちが、なぜここまで犠牲にならねばならんのか。畜産農家だけでなく畜産で仕事している人、町の商店、観光関連の人たちの生活もどうするのだろう。ブタや牛は綱をかけて押さえつけて薬を打つそうです。機械を壊すわけじゃない。人の気持ち、これからの生活、全てが「保障」という一言ですませていいのか。
これから政府がやろうとしているのは、一つの町の主力産業、ひいては一県の、地域の産業を破壊して、町を一つつぶそうというのだから、大臣の首をかけてやるようなものだと私は思います。理屈では、それが最良のやり方としてでも、誰かが責任をとらないとダメだろうし、そのくらいの覚悟がない人に、人はついていきはしません。
それなのにフジテレビのニュースでは、”「ここまで広がっている以上は、ちまちまやってもしょうがないから、そこまでやるかというところぐらいまで踏み込んでやりたいと思ってます」と述べた。”という赤松農水相。→ここ。「ちまちま」ですか。軽すぎだよ・・・

今回の政府の対応をみてると(特に赤松農水相)「本当にこの人たちに国の舵取りをまかせていいのだろうか」と疑問がわき起こります。一事が万事。これが宮崎ではなくて岩手だったらどうだったんだろう。
あぁ、なんで、こんなにトンチンカンな人たちを選んじゃったんだろう。
いま宮崎で起きていることは、他の地域の人も自分のことだと思って見てなきゃイケナイと思います。こんなんで新型インフルエンザなぞが流行したらどうなるんだろう。その時も「ちまちま」と言いかねない。
例えば、犬猫だけに感染する奇病が流行って、我が家の猫ちゃんが病気でもないのに殺されるって事になったらどーします?

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2010/05/18

口蹄疫のこと。

先月末から宮崎県で口蹄疫の被害が出ている事は新聞や週刊誌などで知っていましたが、首都圏ではさほど大きく報道もされず、しかし種牛にも感染が及ぶにいたってあわてて取り上げられ始めました。
私も「ふーん。大変な事になってるんだ」という認識でしかなかったのですが、ネットでいろいろ見てみると、大変ですまされる状態ではないことに驚き、また知らなかった事を申し訳なくも思いました。
現場の畜産農家、その他のみなさんの心労と苦労は並大抵の事ではなく、家族同様に育ててきた牛や豚が感染し、殺処分される気持ち、経済的な負担、廃業に追い込まれる状況は悲惨としかいいようがありません。
感染していない農家でも、今日は明日は・・・という日々が続きます。
現場はただ手をこまねいていたわけではなく、要望を出し、一向に動かない状況にたまりかね、個人で消毒など自衛されています。しかし個人や自治体で出来ることには限度があります。
政府は一ヶ月近くたって、やっと対策本部を立ち上げたようですが、それも「まわりがうるさくなってきたから」という風にしか私には思えません。そんなこと、発症後すぐにすべき事でしょう。今まで何やってきたんだ。
「補償すりゃいいや」という問題でもないです。・・・というか、そんなに簡単に税金を使えるんですかね。
国が守るべきは国民の普段の生活。口蹄疫は畜産農家だけの問題ではなくて、それにかかわっている全てのお商売の人にとっても大問題で、地域全体の問題であると思います。
たよりにならない農水大臣に官房長官に首相に、宮崎に行って選挙の話しをしてきた政権与党の代表と、考えたらイヤになります。こういうアテに出来ない人たちを選んじゃったのも私たちなんだよなぁ。
せめて私は、宮崎を応援したいです。

で、宮崎は川南町の畜産農家のブログをリンクしときます。→川南町のムッチー牧場だよーん

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2010/05/16

カツオのづけ丼

本日もお仕事。同じく仕事だった夫と夜は待ち合わせて外食(作るのが面倒くさい)・・・のつもりが帰りが遅くなってしまったので、おうちでごはん。
スーパーで「朝どりカツオ」なる物を売っていました。野菜じゃないよ。今朝、勝浦に上がったカツオだそーな。半額セールだったので2さく買って、先週作って好評だった「カツオのづけ丼」をふたたび。

日経土曜日版連載の「かんたん美味」は、あるもので手間をかけずに作る献立シリーズで私にぴったり。そこに出てた一品です。
ご飯を炊いている間にできるしカツオのおいしい今の季節におすすめ。

 カツオは食べやすい大きさに切って軽く塩、こしょう。こしょうは臭みとりだそうな。
  ↓
 それに醤油:大2、みりん小1、サラダ油小1 を入れてまぜまぜ。サラダ油は脂の少ない今の季節のカツオに合わせて。我が家では旅先で買った「えごま」の油をほんの少し。
 私は薬味が好きなので、生姜のすり下ろし、ミョウガ、大葉の千切り、青ねぎの小口切りも一緒に混ぜ込みます。冷蔵庫に入れて少しねかせる。
  ↓
 ごはんの上にもみ海苔をかけて(この海苔があるとないとでは大違い)、カツオをのせていただきまする。

他に、いんげんのごま和え、豆腐と油揚げのお味噌汁。
今日のカツオ、「朝どり」と銘打ってあるだけのことはありました。おいしかったー。
ちょっと濃いめに味付けして、カツオのお茶漬けにしてもいいかも。

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2010/05/12

一日義太夫漬け

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有給をとって国立劇場で文楽公演。昼夜通しで見たので、11時から8時過ぎまで、一日義太夫漬けでありました。床の近くの席だったので、太棹の音色が迫力満点で楽しめてよかったです。
『野崎村』の最後、太棹二丁の野崎ツレ弾きにはゾクゾクしました。名曲だわー。(上方落語だと春團治、東京だと文楽の出囃子。私の年代の大阪の人だと、どっかで何かで聴いたことがあるはず)

(第一部)11時開演
 『祇園祭礼信仰記(ぎおんさいれいしんこうき)』
  金閣寺の段
  爪先鼠の段

 『碁太平記白石噺(ごたいへいきしらいしばなし)』
  浅草雷門の段
  新吉原揚屋の段

 『連獅子(れんじし)』

(第二部)16時開演
 『新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)』
  野崎村の段
  油屋の段
  蔵場の段

 『団子売(だんごうり)』

みんな歌舞伎で見たことがある演目。お芝居とは演出が違っていたり、人形浄瑠璃らしい表現があったりと楽しかったです。特に『新版歌祭文』は「野崎村」のその後までやったので、「こういうお話しだったのかー」と新たな発見。
『祇園祭礼信仰記』の慶寿院を助ける場面では、竹につかまって、その反動で下におりるという趣向。そんなの人間ではできないもんねー。ラストシーンでは、松永大膳が鉄格子の座敷牢に入っていました。
『連獅子』では、ちゃーんと頭を回していました。
浄瑠璃の文句は結構色っぽい・・・というか、きわどいです。

人形の動きを見ながら、藤山寛美を思い出しました。寛美さんの動き、特に舞台から引っ込んでいく時の動きって人形浄瑠璃の動きに似てるんだよー。

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市馬・馬石二人会@内幸町ホール

10日。第33回オリンパスモビー寄席。ラジオデイズでいずれ配信されるんだと思います。意外や半分弱の入り。のんびり聴きました。

 (開口一番)ぽっぽ 『金明竹』
  馬石  『安兵衛狐』
  市馬  『茶の湯』
 (仲入り)
  市馬  『藪医者』
  馬石  『明烏』

ぽっぽちゃん、ずいぶんと噺がしっかりしてきたように思います。おかみさんが色気ありすぎで、こちらがドキドキしちゃう(^^)。

『安兵衛狐』の「コーン」もかわいくてよかったけど、何と言ってもこの日の馬石師匠は『明烏』の熱演が印象に残りました。当然(?)最後は市馬師匠と思っているであろうお客さん(私のことですが・笑)を前にガツンと一席。馬石師匠って、「予想外の出来事に一瞬呆然としちゃう」ときの表情や間が最高におかしいのだ。拗ねた目つきとかもね。

市馬師匠の『藪医者』を聴きながら頭の片隅で、今年の夏も『夏の医者』を聴けるかなーと思っていました。『夏の医者』はくだらない噺なんだけど、そのくだらなさが、だらだら暑い夏に聴くと余計に暑苦しくて、おまけに体の大きい市馬師匠がやるとますます暑苦しくて、もー、大好きなのだ。

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2010/05/10

映画を見る(家で)

★『侍』(1965年・東宝-三船プロ)
桜田門で井伊直弼を襲う水戸藩士の仲間になった浪人が主人公。彼の名は鶴千代=三船敏郎。鶴千代なんていうと、前髪立ちのきりりと若いお侍の姿を思い浮かべてしまうけれど、押し出しの強い汚い浪人姿なんですねな、これが。
いやー、面白いのなんの。よくぞこれだけ揃えたっていうほど脇役がすごくて(伊藤雄之助、小林桂樹、新珠三千代、八千草薫、東野英治郎、志村喬、平田昭彦、藤田進、大辻司郎、杉村春子、市川中車、そして松本幸四郎(白鸚))みんな存在感出しまくり。それぞれ主人公にからむ重要な役どころで、それをきちんとまとめて、かつ存在を際だたせているのが橋本忍の脚本。ミステリーじみたストーリーがラストの襲撃シーンまで一気にもつれ込みます。さすが岡本喜八。これ、映画館で見たい。

★『サイコ』(1960年)
NHKBSでヒッチコック特集をしていて久しぶりに見た。ソウル・バスのタイトルデザインが最高におしゃれで、アンソニー・パーキンスの熱演が怖い。全体の緊張感がたまりませんが(気の休まる暇なし)、私は特に前半のジャネット・リーが大金を持ち逃げするところから殺されるところまでが好きだなー。

★『海外特派員』(1940年)
これもヒッチコック。初めて見た。今から見ると突っ込みどころ満載なんだけど、これが撮られたのが戦時中という事は特筆すべき。前半の殺害シーンは名場面ですね。

★セクシー地帯(1960年・新東宝)
池内淳子が新東宝出身だということを知っている人はどのくらいいるのだろうか・・・とふと思ってしまいました。「スーパージャイアンツ」にも出てるよね、確か。
主人公は三原葉子と吉田輝雄。監督は石井輝男。夜の東京(銀座、新橋)がミステリアス。延々と流れ続ける平岡精二のジャズがすてき。三原葉子の衣装がかわいい。私はこの映画のラストシーンの朝の銀座が一番すきです。これも映画館で見たいなぁ。白と黒のコントラストの効いた画面はフィルムで見てこそ値打ちがあるような。

★『明治侠客伝 三代目襲名』(1965年・東映)
夫がラグビーの試合を見ていて、後半しか見られなかったけど、面白さは変わらず。加藤泰監督独特の様式美の塊のような映画です。カメラはこれ以上下げられないほどの(・・・というか地面を掘っているとしか考えられない)ローアングル。この映画、オープニングもしぶいんだよね。アラカンがかっこいい。こんどはっちゃんと録画して見よう。

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2010/05/08

我が家のGW

このGWを友人達の多くは、自宅でのんびり過ごしたようです。我が家は平日に夫婦そろって休めないのでGWは貴重なお休み。ここぞとばかりに温泉旅行・・・といっても、さっさと目的地に向かって、あとはひたすらだらだら過ごすので、まぁ「のんびり過ごした」部類に入るのかも。
どこに行こうか迷うのも面倒なので、よく行く信州の鹿教湯温泉で二泊しました。帰りは夫のリクエストで松本から日本海まわりで東京に戻ってきました。
大混雑の観光地もあったそうですが、私たちが行ったところは、どこもそれほどでもなくて、新幹線もそんなに混んでいませんでした。こんなのでいいのかなーと、少し心配になるくらいでした。混雑は局地的なのかも。
温泉には池波正太郎『真田騒動―恩田木工』(新潮文庫)を持っていきました。地元だし。池波正太郎の真田物は短編をいくつか読んだことがありますが、この本はそれを時系列に並べた中短編集。面白くて一気読み。

帰りの行程をメモしときます。

 鹿教湯1055 → 1135松本
 松本1210 → 1304信濃大町
 信濃大町1337 あずさ55→ 1402白馬
 白馬1544 → 1602南小谷
 南小谷1613 → 1711糸魚川
 糸魚川1713 → 1750直江津
 直江津1846 北越7→ 1936長岡
 長岡1945 とき348→ 2120東京

※鹿教湯から松本までのバスは廃止のため、旅館を通しての事前予約制。

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2010/05/06

訃報続く

GWが終わって今日から営業開始。月初めにしてそろそろ月半ばという状況で朝からバタバタ。でも今日はサクサク仕事が片づいて気持ちよかったです。それにしても暑い。春がなくていきなり初夏です。日傘、買わなきゃ。

佐藤慶、北林谷栄と訃報が続きました。お二方ともお歳とはいえ(佐藤慶が81歳、北林谷栄は98歳)、もうういないのかと思うとさみしい。

佐藤慶は大島渚の映画が代表作となるのだろうけれど、私は大映で撮った『剣鬼』が印象深いです。花作りに精を出す下級藩士(主演の雷蔵が扮しました)の才能を見いだし刺客に仕立て上げる若き藩士の役でした。
頭は切れるけど情に薄く、一時は羽振りがよくなるけれど最後には失脚するって役柄が似合っていました。どんな役でも油断がならない感じがしました。

北林谷栄は芸歴が長いですよねー。
本当は舞台俳優なんでしょうけれど、私の中では映画俳優で(→ここ。)、この人じゃないと映画全体の味わいが半減するという名脇役でした。『にあんちゃん』の因業ばあさんとか、『炎上』の母親とか、『女系家族』の女中などなど、「西の浪花千栄子、東の北林谷栄」と勝手に命名。

うーん。さみしいですね。
合掌

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2010/05/05

柳亭市馬独演会@横浜にぎわい座

4日。夫と横浜遠征。

 (開口一番)市也 『狸札』
  バイオリン漫談 マグナム小林
  市馬  『堪忍袋』
 (仲入り)
  漫才  東京太・ゆめ子
  市馬  『茶の湯』

横浜にぎわい座の市馬師匠の会は、毎回ゲストが楽しみ。普段はどうしても好きな噺家さん中心に落語会や寄席へ行ってしまうので、知らない世界を見せてくれるこういう会は貴重なのだ(^^)。
今回もお二方とも初めて。マグナム小林さんのバイオリン漫談とはなんぞや?

マグナム小林さんはタップをふみながらバイオリンを弾く人でした(^^)。最初にいろいろな音(救急車や相撲の呼び出しなどなど)をバイオリンで聴かせてくれたあとタップの靴をはいてジンタからクラシック。いやはや楽しゅうございました。客席も大いにわきました。
漫才の京太・ゆめ子さんも初めて・・・と言ったら、夫に「知らないの?」と言われてしまいました。時間までたっぷり、久しぶりに漫才らしい漫才をみたなー。

市馬師匠の二席はネタだししてあったもの。『茶の湯』はもちろんですが市馬師匠の『堪忍袋』は大好きなのでとても楽しみでした。この噺だけは音源だけでは面白さ半減。おかみさんがプリプリ怒りながら袋を縫うところが最高なのだ。本当に高座に座っているのは噺家ではなくて長屋の年増のおかみさんだもんなぁ。

いい気分で会場を後にしました。
ひげ剃り機の部品を買うという夫につきあって秋葉原のヨドバシカメラへ。たまーに行くと新しい商品を見ることができていいもんです。
晩ごはんは夫のリクエストでお好み焼き。

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2010/05/03

有間川付近にて。

有間川付近にて。
GWの旅行ももうすぐ終わりです。糸魚川から直江津、特急北越で長岡に出て新幹線で東京に向かっています。
雪解け水か、姫川は怖くなるような濁流で、視線を上げると残雪、桜、新緑。直江津に向かう車内からは日本海。北陸新幹線の高架がかなり出来上がっていました。
直江津駅では下りのトワイライトエクスプレスを見ました。

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白馬でお散歩

白馬でお散歩
大糸線北上中。白馬で列車の待ち合わせが1時間半あったので、途中下車。観光案内所で教えてもらった唄の小路なる遊歩道を歩きました。
畑の中を流れる小川に沿って歩きます。雪を頂いた山並みをバックに桜、もくれんが満開で、まるで絵のよう。観光スポットの吊り橋まで片道30分、時を忘れるヒトトキでした。
これから糸魚川へ。お天気がいいので日本海に沈む夕陽にも期待。もちろん、今日中に東京に帰りまーす。

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大糸線車内から。

大糸線車内から。
松本から大糸線に乗車中。アルプスの山並みがとてもきれいに見えています。水をはった田んぼにその山が映って逆さアルプス。桜もまだ咲いていて、春の香りいっぱいです。

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2010/05/02

温泉旅行二日目

温泉旅行二日目
今日は一日だらだら。昨夜は8時には寝てしまい、今朝も朝食後またウトウト。よく寝たー。
温泉街の蕎麦屋さんで昼食の後、ぶらぶらお散歩しました。今年は春が遅く、桜がまだきれいです。風が吹くと花吹雪。それにしてもGWというのに心配になるほど静かです。
だらだらしながら池波正太郎『真田騒動』読了。面白かったー。

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2010/05/01

本日のお昼ごはん@善光寺

本日のお昼ごはん@善光寺
今日から信州の温泉へ。その前に長野の善光寺にお参り。久しぶりにお戒壇めぐりをしました。生まれ変わったわたし。
お昼ごはんは参道沿いの洋食屋さん、五明館で。私はカツカレー(カツレツが美味!)、夫はビフテキ定食を頼みました。。池波正太郎さんも好きだったそうです。一口もらったけど、肉はやわらかく、ソースはコクがあってとてもおいしかったです。写真はそのビフテキ定食。
お天気がよくて新幹線の車窓から遠くのアルプスの山並みがよく見えました。きれいでした〜。

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アメリカ映画協会選出のジャンル別ベスト10(2008年)

NHKBSでアメリカ映画協会が選出したジャンル別ベスト10という番組を放送していました。どういう基準なのかわかりませんが、たぶん俳優やら映画監督やら映画産業にかかわる人たちが選んだベスト10ということなんでしょう。番組中コメントしているのも監督と俳優でしたから。
これがさすがというか、ちゃーんと映画を見ている人たちが選んだベスト10だなぁと感心しました。興行成績とか流行りすたりではなく、クオリティの高さ、その後の映画に与えた影響の大きさ、「映画の精神」ともいうべき観客に訴える力、そして娯楽性といった内容で選んでいるのです。日本で同じことをやっても、こういう結果になるかどうか。
ベスト3だけをメモしときます。

★アニメーション
 1位  白雪姫(1937年)
 2位  ピノキオ(1940年)
 3位  バンビ(1942年)
「ファンタジア」が5位。もっと上位だと思ってました。「白雪姫」は当然でしょ。

★ファンタジー
 1位  オズの魔法使い(1939年)
 2位  ロード・オブ・ザ・リング(2001年)
 3位  素晴らしき哉、人生!(1946年)
なんと「バクダットの盗賊」(1924年)が9位。ダグラス・フェアバンクスですよ。「オズの魔法使い」は今見ても新しい。

★SF
 1位  2001年宇宙の旅(1968年)
 2位  スター・ウォーズ(1977年)
 3位  ET(1982年)
それ以後のSF映画を変えた3作。「地球の静止する日」(1951年)が5位、「時計じかけのオレンジ」(1971年)が4位でした。私はキューブリックでは「博士の異常な愛情」がもすごーく好きなのですが、調べてみたらこれはイギリス映画でした。

★スポーツ映画
 1位 レイジング・ブル(1980年)
 2位 ロッキー(1976年)
 3位 打撃王(1942年)
こういうジャンルが成立するのがアメリカなんだろうねー。私はベスト10全部見ていません(^^)。「ハスラー」(1961年)が6位。ビリヤードもスポーツなのか。打撃王はルー・ゲーリックの一代記。

★西部劇
 1位 捜索者(1956年)
 2位 真昼の決闘(1952年)
 3位 シェーン(1953年)
これ以上ない納得の3作。「駅馬車」(1939年)が9位。もっと上位にくると思ってたけどなぁ。「明日に向かって撃て!」(1969年)が7位。

★ギャング
 1位 ゴッドファーザー(1972年)
 2位 グッドフェローズ(1990年)
 3位 ゴッドファーザーPART2(1974年)
日本でいうとヤクザ映画になるのかなぁ。「俺たちに明日はない」(1967年)が5位。このジャンルではジェイムズ・ギャグニーが大活躍(^^)。

★ミステリー
 1位 めまい(1958年)
 2位 チャイナタウン(1974年)
 3位 裏窓(1954年)
「マルタの鷹」(1941年)が6位、「第三の男」(1949年)が5位。もうちょっと上でもいいんじゃないのー(^^)。ベスト3の2作の他に「ダイヤルMを回せ」が9位、「北北西に進路を取れ」が7位と、このジャンルはヒッチコックの独壇場でした。でも以外や「サイコ」がベスト10に入っていませんでした。

★ロマンチック・コメディ
 1位 街の灯(1931年)
 2位 アニーホール(1977年)
 3位 或る夜の出来事(1934年)
「フィラデルフィア物語」(1940年)が5位、「ローマの休日」(1953年)が4位。それより「或る夜の出来事」が3位に入ってしまうのがすごい。2年前に亡くなった明治生まれの祖母が大好きだったのが「或る夜の出来事」のクローデット・コルベールでした。

★法廷ドラマ
 1位 アラバマ物語(1962年)
 2位 十二人の怒れる男(1957年)
 3位 クレーマー、クレーマー(1979年)
こういうジャンルは日本では成立しないのではなかろーか。大好きな「情婦」(1957年)が6位。

★歴史ドラマ
 1位 アラビアのロレンス(1962年)
 2位 ベン・ハー(1959年)
 3位 シンドラーのリスト(1993年)
このジャンルの解説に年老いたカーク・ダグラスが出ていて少しさみしかった。「十戒」(1956年)が10位で、いきなり真打ち登場という感じ。「西部戦線異状なし」(1930年)が7位、ベスト3には入ると思っていた「風と共に去りぬ」(1939年)が4位でした。

これでおしまい。ミュージカルがないし、ショービジネスもの、戦争映画、青春映画、パニック映画なんてのもなかったなー。いずれにせよ1930年代から70年代にかけての、一昔前のアメリカ映画は力があったという事を再認識いたしました。

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