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2010/03/16

神楽坂落語まつり(14日昼の部)@毘沙門天善國寺

14日。前日に続いて。

 (開口一番)ぽっぽ 『やかん』
  三之助 『棒鱈』
  白酒  『短命』
  正雀  『男の花道』
 (仲入り)
  漫才  ロケット団
  喬太郎 『幇間腹』

満席。少し早く会場についたら、すでに長蛇の列でした。喬太郎効果かしらん。

ぽっぽちゃんは久しぶり。自信ができてきたのか以前と比べて堂々としています。夫は「女だからと男の声色を使ったりしないのがいい」と言っていました。二つ目になったら人気が出るだろうなぁ。
三之助さんはいよいよ真打。今月下席から披露興行が始まります。本人も言っていたけれど、形式的にはすでに真打だそうで、二つ目なんだか真打なんだか中途半端な状態だそう。籍は入れたけれど結婚披露宴はまだって感じか。そういう時期の三之助さんを聴けてよかった(^^)。
地元民白酒師は相変わらずのマクラで客席をガンガンわかせて『短命』を一気に。
気になる噺家さんなのに、なかなか聴く機会のない正雀師匠。袴をつけて出てこられたので何かなと期待していたら『男の花道』でした。わーい。聴き語った噺なんだよーん。

むかしむかし。上方で人気の三代目中村歌右衛門が江戸へ下る途中、具合が悪くなった歌右衛門を、偶然にも同じ宿に泊まっていた医師、半井源太郎が助けます。恩に着た歌右衛門は「この先、手紙をくだされば、いつでもどこでも必ず伺います」と約束します。歌右衛門は江戸で大人気を博し、半井源太郎も江戸の裏長屋に医師の看板をあげます。ある日、宴会に招かれた半井源太郎は、ひょんな事から、この場に歌右衛門を呼ばないと切腹という事態に陥ります。手紙を書いて歌右衛門を呼ぶ半井源太郎。しかし歌右衛門には舞台があります。親の死に目にも会えないという覚悟はあるけれど、人の道にははずれたくない。悩んだ歌右衛門はある決心を胸に舞台に上がります・・・

チョーンと柝が入り、歌右衛門が満員の客席に向かって事情を説明し、一時の間、待って欲しいと訴えるところが一番の聴きどころ。私もその場にいるような気持ちになりました。歌右衛門の口上が終わると自然と拍手がおこりました。これは正雀師匠に向けてではなく、歌右衛門に向けての拍手です。少なくとも私はその気持ちで拍手しました。いいぞ、成駒屋!

とても濃厚な時間の後は仲入をはさんで寄席ではよく聴く大好きなロケット団。こういう狭い場所で聴く漫才はいつもとは全然違うね。楽しかった。
トリの喬太郎師匠は大阪でお茶屋遊びをしたというマクラから『幇間腹』。今回のように高座と客席との距離が近い所じゃないと出来ない演出もあり・・・というか、だからやりたかったんだろうなぁ(^^)。今まで働いたことがなくて、これからもそんな気は一切ない若旦那の描写が秀逸でした。この若旦那で『船徳』聴いてみたいですー。

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