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2010/02/22

人形町・市馬落語集@日本橋社会教育会館

16日。末廣亭2月上席の三木助追善興行でトリをとった市馬師匠。で、今回は三木助十八番の『ねずみ』。

 (開口一番)市也 『道灌』
  市馬 『四段目』
 (仲入り)
  市馬 『ねずみ』

まだ見習中だった市也さんの初お目見えが2年前の市馬落語集だったなーと(もちろん『道灌』)ふと思い出してしまいました。

『四段目』も『ねずみ』も市馬師匠で聴くのは初めて。二席とも50分近い長講でしたが、そんな事を感じさせない、さらりと軽いんだけどたっぷりというか、熱くて濃いお茶で上等の最中をいただいたような感じで大満足。
『四段目』のお芝居をさらうところはさすがで、舞台を見たくなってしまった(私が見た『四段目』は、判官を菊五郎、由良之助が幸四郎で、力弥が梅枝でした)。定吉がかわいらしく、旦那も番頭さんもいい人で、手堅い商いをしているいい店だなーというのがよくわかるよ。

『ねずみ』は市馬師匠に合ってるなーと思いました。全体に漂う古風な雰囲気がなんともいえません。左甚五郎が旅先の仙台城下で困っている貧乏旅籠を助ける話しですが、元は大きな旅籠の主人ながら、それを番頭に乗っ取られたいきさつを話す貧乏旅籠の主人がとてもよかった。大金を積まれても気分が乗らないと仕事をしない甚五郎が、何とかしてやろうという気持ちになるんだから。
もっと高座にかけてくれればいいのになー。

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