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2009/12/18

「のり鉄しん吉落語会vol.1」@新橋レッドペッパー

20091216_
半月ほど前、桂しん吉という名前で封書が届きました。噺家さんからなんでお手紙?と不思議に思いつつ開けたら、丁寧なる手書きのお手紙で、今度東京で初めて独演会をするというお知らせでした。そっかー。夏に行った鉄道落語の会に出てた人だー!と気が付いた次第(アンケートに住所を書いた)。先日、NHKで放送のあった「NHK新人演芸大賞」の本選で最初に出て「お菊の皿」もやってたなぁと後は芋づる式。同じ関西出身者、新橋なら行きやすいし応援するつもりで出かけました。
それにレッドペッパーなるお店はマスターが鉄ちゃんらしく、店内に大きな鉄道模型のレイアウトがあるとか。以前から興味はあった店なのです。が、どうも敷居が高くて。これもいい機会。

古典落語二席ということでしたが「そうは言っても・・・」というわけで、仲入り前に自作の短い鉄道落語を一席。高座から新橋駅を通り過ぎる列車が見えるそうです(^^)。マクラでも鉄道の話し。

16日。演目は『みかん屋』『103系の嘆き』『かぜうどん』

上方では二つ目や真打という階級がないのですが、入門時期からすると、東京ではそろそろ真打の二つ目さんってところでしょうか。最初は客席も高座も緊張気味でありましたが、次第にほぐれてきて、最後の『かぜうどん』はとてもよかった。温かい空気が満ちあふれました。

なんつーか、落語のうまいヘタとかより、お客さんをいい気持ちにさせるかどうかというのが大事だなぁとしみじみ。帰るときにお客さんがみんなニコニコしているっていうのが一番。それは本人が持っている雰囲気ってものだろうし、しん吉さんの高座には、優しさと明るさが混じったさわやかさのようなものがあると思いましたです。それに、どんな分野でも「好きなもの」があるというのは強いですなー。ずいぶん前に、ある人が「明るいマニアの話しは最高に面白い」と言ったのを、最近よく思い出します。

寒い夜に『かぜうどん』なんて聴いたらたまんない。・・・といっても東京で関西風のまともなうどんは食べられませぬ。自宅近くの蕎麦屋で鍋焼きうどんを食べて帰りました。

ところで一席目の『みかん屋』。マクラで上方の落語が東京へいったり、その逆もあったりと、似たような噺が結構ありますって話しをされましたが、この噺は東京で聴く(市馬師匠でよく聴く)『かぼちゃ屋』と、あらましの設定とサゲが同じでした。へー。でも売るのが「かぼちゃ」と「みかん」で、季節感が違うし、上方には上方らしい笑いもたくさんあって面白く聴きました。

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