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2009/11/11

長生きも芸のうち。

昨夜は仕事帰りに鈴本へ行こうかどうしようか迷っていたところに、神保町シアターで「台所太平記」をやるのを見つけて急きょ映画を見にいくことに。小説家の森繁と淡島千景の夫婦のところにやってきた代々の女中(お手伝いさん)の事をエピソード風につづった映画。いかにも東宝って感じの面白い映画でした(淡路恵子の怪演!)。脚本がいいなーと思っていたら、これまた八住利雄。

あっという間に映画が終わっての帰り道。携帯でネットをチェックしていたら、なんと!森繁が亡くなったというニュースが出ているではないですかー。さっきまで森繁の映画、見てたよ。
市川崑の時も、こうだったんだよねー。「ぼんち」を見て映画館の外に出たら、亡くなったニュースが流れていたのだ。

私は映画俳優の森繁久弥しか知らないけど(TVドラマは、なんとなーく覚えている程度)、代表作っていえばやっぱり「社長シリーズ」になるのかな。「サラリーマン忠臣蔵」なんて好きです。社長シリーズは面白いけれど、今の感覚でみたら全編セクハラのオンパレード(^^)。地上波では放送できないかもー。

私が好きなのは(そんなに見ているわけでがないけど)「夫婦善哉」かしらん。柳吉の適当さかげんがぴったり。
森繁はどこを切っても東宝っぽい役者さんだと思います。どこがどう東宝なのかと言われると説明できないんだけど。小津安が東宝に来て撮った「小早川家の朝」で浮きまくっていたのが印象的だなー。監督と役者、お互い手こずっているような感じで。
演技とアドリブの区別がつかないような、インテリのいぢわるさも感じさせるようなユニークな役者さんだったと思います。
そして私の中での森繁との相手役といえば淡島千景か。

やっぱり役者は長生きしないといけません。
「きちがい部落」も「暖簾」も「花のれん」も録画したまま、まだ見ていないので、今度のお休みの時にでも見てみよう。

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