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2009/11/29

寝すぎ。

金曜日の夜は友人達と玉椿。平日の夜はみんなの予定を合わせにくいので、最近は土曜日の夜に飲み会をセッティングすることが多いのだけれど、今回は「金曜日の夜が都合がいい」という友人のリクエストに合わせました。それでも仕事が終わらなくて結局来られなかった人もいました。ざんねーん。
今年から始めたという鍋を頼みました。熱燗でお鍋なんていいですねー。忘年会でもう一度来たいなぁ。わび助にまわってワイン。飲みすぎ(^^)。

土曜日は昼近くまで寝ていました。ラグビー観戦に行く夫の「これから出かけるぞ」という声に起こされました。お天気がよかったけれど、何をするというわけでもなく結局だらだら。録画してあったものをいくつか見ました。
今年の6月、歌舞伎座でやった「女殺油地獄」。仁左衛門の与兵衛。ずるりとした着物の着方がいいなぁ。若々しいのにびっくり。与兵衛のダメダメ男ぶりが見事でした。見ていてイライラする。両親(父親は義理の関係ですが)、兄弟もみんないい人で、生活には困っていないのに、なんでこういう人間ができてしまうんだろうと見ながらしばし考えてしまった。環境云々というよりは、持って生まれた性根が悪いとしかいいようがない。現代にも通じるところの多いお芝居だなーと思いました。
「女殺油地獄」は何本か映画にもなっていて、1957年に東宝で映画化されたのが面白いです(監督:堀川 弘通)。与兵衛が扇雀(今の籐十郎)、父が二代目雁治郎で、新玉三千代の豊島屋お吉がいいんだ。確か戸板康二がこの映画の監修をしていたと記憶しまする。

あと映画の『暖簾』も見た。山崎豊子原作。実家の昆布問屋を舞台にしたとかで、森繁が主人公の二役。テンポよく面白く見ました。監督は川島雄三。主人公が丁稚時代の子役がとてもよかった。大旦那の雁治郎もよく、他の俳優も大阪出身の人が多くて、まともな大阪弁が心地よい。
それにしても山崎豊子はすごいパワーですね。まだ書いてるもんね。ちょうど朝日新聞に山崎豊子が毎日出版文化賞特別賞を受賞した記事が出てた。→ここ。『この年まで書き続けてこられたのは、学徒出陣と学徒動員のためでした。云々』のところが、亡くなった義母と一緒。昭和4年生まれの義母は女学校時代に学徒動員で沼津の軍需工場に行っていて、どうやら飛行機を作っていたらしい。その時の経験が本当に悔しかったらしく「あぁ、くだらない。くだらない」とずーっと言っていました。作家にはなりませんでしたけど。「悔しい」のパワーは何ごとにも勝ると思います。

昨夜は早めに寝て今朝も朝寝。寝すぎで腰が痛い。うだうだしながらパソコンに向かっていますが、これから出かける用意をして、会社に行って一仕事してきます。

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コメント

偶然、おきらくまだむ の サイトを見つけ 読んでみました。

日常の暮らしの描写が 延々と続くブログへの感想を
少し書いてみます。

人間は、日々の時が経過し、ふと振り返えると、そこに感無量の想いが湧いてくる感動がありますよね。 それは 知らず知らず、加算された月日の重み あるいわ、知らず知らず、加算された何かが創られている状況  そんな今をみるからかと思います

・・・・・・が、 このブログを読んでいると 何故か 虚しさを感じるのは どうしてでしょうか?  (余計なお世話だったかな 笑)

投稿: Hanako Yamada | 2009/11/29 13:00

Hanako Yamadaさま。コメント、ありがとうございます。
確かに虚しいでしょうねぇ、このブログ。十年一日、なーんにも変わっていないですもんねぇ。

でもわたくし、この状況に結構満足しています。
何かを創り出そうとそうとか、自分を高めるために何かをするということに興味がないと申しましょうか。

まずは家族一同健康で(これが一番)、面倒くさい諍いもなく、義父母、父ともに見送り、当面生活が困らないだけの仕事があり、いい友人たちに恵まれ、たまには仲間とお酒をのみながら話しをし、好きな旅行に出かけ、好きな本を読み、見たい歌舞伎と落語を楽しめるのに、これ以上何を望みましょう。バチがあたります。

ブログなんていうのは自己満足のためのツールにすぎないと私は思っています。これからも自分が面白いことだけをダラダラ書き続けていきますので、よろしかったらおつきあいくださいまし。

投稿: あやこ | 2009/11/29 15:58

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