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2009/11/04

第8回ひぐらし寄席@日暮里サニーホール

1日。「馬石と仲間たち」と題された落語会。以前から行きたいと思っていたのだけれど、いつも都合がつかず。休日なので夫も誘ってやっと行けました。

 (開口一番)市也 『転失気』
  馬石  『浮世床』
  白酒  『松曳き』
 (仲入り)
  馬石  『文七元結』

前座の市也さんは市馬師匠の三番弟子。市馬師匠がらみの落語会で見ることが多いので、こういう関係ない会で出くわすと新鮮・・・というかちょっとびっくりする(^^)。

『浮世床』は夢の話し。さらっときれいに。

ゲストの白酒師匠は馬石師匠の兄弟子。さっそく会のタイトル『仲間たち』に一言、二言(^^)。そして円楽師匠が亡くなった日に訃報が出た立川文都師匠の話しになりました。
文都師匠の思い出話、そして50代を目前に亡くなった本人がどれほど無念だったかと。高座が最も充実するのが50代。それに向かって自分がどこまでやれるのか(どの程度の噺家になれるのか)自分自身でそれを見てみたい気持ちがどの噺家にもあると思う。それを見ずして死ななければならなかったのがどんなに無念かと。あぁ、そんな事も思いながらの修行の毎日なのかと、噺家さんの本音がチラッと見えた気がしました。
少ししんみりした客席の空気を打ち破るように『松曳き』はお殿様もお付きの田中三太夫も壊れまくり。大爆笑の一席でした。いやー、すごい。帰り道に夫と話したのだけれど、白酒師匠の落語はどことなく映画的で、夫はバスター・キートンだと言い、私はマルクスブラザーズだと言いました。グルーチョとハーポを足したような。

仲入り後は、ぐっと静かに『文七元結』。とてもきちんとした『文七元結』でした。聴きほれました。どの場面も際だっていて場面転換が印象的。舞台を見ているようでした。
主人公の長兵衛の娘、お久は先妻の子。お兼とは義理の親子。実の親子の時もありますが、私は義理の親子の方がしっくりするように思いました。なさぬ仲だからこそお互い気を遣っていて、噺に説得力も出るんじゃないかなー。

馬石師匠はいいですねー。雲助師匠のお弟子はみんな将来有望でございます。
次回のひぐらし寄席は1月27日。ゲストは立川談修さんです。

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