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2009/09/24

市馬・菊之丞二人会@池袋演芸場

23日。会社で一仕事すませてから池袋演芸場へ。開場15分前につくもすでに長蛇の列で、同行の夫とかろうじて並んで席がとれました。
この会、ときどきやっていて行きたいなーと思っていたのですが、平日の6時までに池袋なんて無理(泣)。今回は休日なので初めて行けました。

  (開口一番) 緑君 『狸の鯉』
  市馬  『目黒の秋刀魚』
  菊之丞 『井戸の茶碗』
  (仲入り)
  菊之丞 『船徳』
  市馬  『お見立て』

前座の緑君は久しぶり。以前はハラハラしながら見ていたのに今回はそうではありませんでした。
市馬師匠の『目黒の秋刀魚』は初めてで、やっと聴けたです。今の季節には寄席で毎日のようにかかる噺なのに今まで縁がなかったのだ。罪のない噺でいいですなー。師匠のお殿さまはいつもかわいい。マクラはお相撲の話しで呼び出しも。今日の市馬師匠は何だかとーっても歌いたいみたいだ(笑)。

『井戸の茶碗』はネタ下ろし。仲入り後の菊之丞師匠は本当にホッとしたようすで、リラックスムードで『船徳』。これも菊之丞師匠でやっと聴けたよ。今年の夏は馬石師匠、市馬師匠、そして菊之丞師匠と三人三様の『船徳』が楽しめました。菊之丞師匠は船宿のおかみさんがケッサクで、若旦那のへにゃへにゃぶり(変な言葉ですが)も真に迫っていました。大桟橋についた時の若旦那が本当にもうダメダメ(笑)。市馬師匠の若旦那は独りよがりなところがあるけど、菊之丞師匠の若旦那はへにゃへにゃで、そんな意気地もないような。
肩の力が抜けた鷹揚な『船徳』でした。とてもよかった。

市馬師匠の『お見立て』もネタ下ろしだったのかな。
吉原の花魁がどうしても相手をしたくない田舎者のお大尽を断るべく若い衆に病気で会えないと言わせますが、それじゃ見舞にいくと言い張るのに困って、自分が死んだ事にさせます。すると今度は墓参りに行くと言うので、若い衆はお大尽を連れて近くの寺へ(実は生きている)花魁のお墓参りに行くのですが・・・
「いやんなっちゃうなぁ」と言いつつ花魁とお大尽の間を行ったり来たりする若い衆の、本当に困っているのかコイツ・・・と思わせるテキトーぶりがおかしくておかしくて。大笑いの一席でした。

市馬師匠の高座は先月末に横浜で『船徳』を聴いて以来かなぁ、たぶん。やっぱりいいなぁ。
師匠の高座はこのごろ特に余裕があるように感じます。聴いてる方に負担をかけないというのかな。15分の噺も30分の噺も60分の噺も同じような調子で聴いていられるような。落語は殺気立って聴くようなもんじゃないと私は思っているので、市馬師匠のそういう雰囲気も好きなのであります。

楽しい高座が続いて気分良く外に出られました。明日から仕事だー。がんばるぞー。

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