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2009/09/14

かまがや来福亭(桃月庵白酒の会)

13日。
新京成の初富駅から徒歩15分にある南初富コミ二ュティセンターで行われた白酒師匠の落語会に行ってきました。二席聴いてなんと千円。
東京かわら版(東京近辺の演芸の情報誌)を見ていると、郊外の小さな会場でこっそり開催されている落語会というのは結構あるのですが、なかなか行く機会がなくて今回が初めて。売り出し中の真打を呼ぶのですから大したものです。でもこの会は今回が最後だそうです。席亭さんもいろいろ大変なんだろうなぁ。
お客さんは40人くらいだったのかしらん。落語好きで白酒師匠を聴きにきたって感じの人が3割、カルチャーセンター感覚で来ている人が3割、残りはご近所の皆さんって感じでした。

  白酒 『花筏』
 (仲入り)
  白酒 『お化け長屋』
  質問コーナー

お客さんは真面目に落語を聴いてる印象。もっと笑っていいんだよー(^^)。白酒師匠もいつものパワーが少しなかったよーな気がしました。
でも落語に入ればやっぱ面白くて『花筏』は提灯屋の徳さんのうろたえぶりがケッサクだったし、『お化け長屋』は、最初に来た人に幽霊の話しをするところが、聴いてるこっちもゾッとするくらい真に迫っていました。

最後の質問コーナーで「好きな噺は?」と聴かれて「廓噺」という答え。ところが廓噺は最近受けがあまりよくなくて、高座でかけにくくなっているそうです。廓自体がわからなくなってきて、例えば『明烏』のサゲである「大門で止められる」というのも、お客さんの中には本当に止められるもんなんだと思ってしまって、それが何でサゲになるのかわからない人がいるそーな。
そういうのって廓噺に限らずたまーにありますね。『喜撰小僧』なんてのも、サゲは歌舞伎を知らないと皆目見当も付かないですもん(私も最近になってやっとわかった)。昔はそのくらいのことは、何も言わなくてもみんながわかって笑いを誘うところだったんでしょうけれど。でも私は噺家さんも聴いてる方も「わからない」で否定してしまうんではなくて「わからないから知ろう」とする姿勢・・・というとお勉強みたいで大層ですけれど、そのくらいの気持ちがあった方がいいと思います。その方が(自分自身が)面白いもん。

また「これからチャレンジしたいネタ」という質問では『牡丹灯籠』と。「圓朝物にしては(^^)最後まで面白い」のが理由だそーで、この日聴いた『お化け長屋』の幽霊の場面なぞを思うと、白酒師匠の『牡丹灯籠』はかなりスゴイものになるんではなかろーかと、ちょっとワクワクいたしました。
師匠が『牡丹灯籠』をかける時は、本気だということで、万難を排して聴きに行かねばと心に誓ったことでした。

前日とはうって変わって日射しの強い暑い1日でした。帰りは柴又へ寄り道。江戸川の土手を歩いて帝釈天にお参りをしてきました。

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