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2009/08/05

柳亭市馬独演会@横浜にぎわい座

4日。明け方にみた夢の中に、去年亡くなった祖母が出てきた。私はめったに亡くなった人の夢なぞ見ないのですが、やけにはっきりした夢で変なきぶん。

 (開口一番)市也 『真田小僧』
  寒空はだか
  市馬  『金明竹』
  歌謡ショー(市馬 寒空はだか)
 (仲入り)
  市馬  『らくだ』

市也さんの『真田小僧』は明るく。
寒空はだかさんは初めて。会場で会った友人や、帰宅後夫に言ったら「へー、そうなの」と少し驚かれてしまった。ブラックで面白いですねー。前半は政治ネタ、後半の団地名を講談調に言い立てる住宅講談が面白かった。最後は「東京タワーのうた」と「スカイツリーのうた」。年代が同じせいか、妙に納得できてしまうところがあります。未来的でテクノですか(笑)。

次に登場した市馬師匠は長いマクラで、はだかさんをネタにあれこれ。初めて会ったのははだかさんが大学生の時だというから20年ほど前になるんですか。「仲入り後は長講で『らくだ』をやるので、これから自分が初めて習った噺を初心に戻ってやります」と言って『金明竹』。わー。師匠の『金明竹』は初めて。あいかわらず与太郎がかわいい。前座さんがやると途中で関西弁の言い立てが入るせいか「とにかく一生懸命やります」の気持ちばかりの噺になるんだけど、市馬師匠の『金明竹』は余裕があって登場人物以外のいろんなものが見えてきます。お店の主人も奥さんも穏やかで、それがかえってリアルでした。

「これで終わるのはねぇ・・・」と、はだかさんを舞台に呼んで『お楽しみ』の歌謡ショー。九ちゃんの歌を歌うはだかさんに「好きな歌手の世代が微妙にズレている」と市馬師匠。ネタ帳の他に歌帳もあるそうで(笑)、途中でそれを見にいったん舞台を下がったはだかさんが、あれこれリクエスト。ディック・ミネを歌う市馬師匠のあとで「ボクが歌えるディック・ミネはこれだけ」と映画『鴛鴦歌合戦』の中の歌を歌うのはさすが。

仲入りですでに8時半をまわっていました。
ネタだしの『らくだ』は願人坊主が出てくるフルバージョン。市馬師匠の『らくだ』は何度か聴いているけれど、最後まで聴くのは初めて。
『らくだ』は死人をいじる噺で、文章にするとあまり感じのいい噺ではないのだけれど、市馬師匠の『らくだ』は明るく楽しい。その明るさが最後まで続くので終わってもいいきぶん。登場人物に悲惨なところがないんだよねー。久六と半次が焼き場へらくだを持っていくところも、絵としてみるとスゴイんだけど、これも妙におかしい。また聴きたいなぁ。今回は屑屋の久六が酔っぱらっていくところが絶品でした。
そういえば、去年、祖母が亡くなったと連絡があった後に、市馬師匠が出る落語会に行って聴いたのが『らくだ』だったのだ。それがあって、夢の中に祖母が出てきたのかもしれんなー。

途中で買い物をしたり駅で夫と落ち合ったり、のんびり帰宅したら日付が変わる直前でした。

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