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2009/07/28

中村仲蔵いい男。

27日
   落語  百栄 『加賀の千代』
   落語  扇遊 『夢の酒』
  (仲入り)
   漫才  ロケット団
   紙切り 正楽
   落語  雲助 『中村仲蔵』

ロケット団の「お前が死んだ時の葬式は俺が全部やってやる」のネタは初めて聴いた。ロケット団、面白いです。

・・・てなわけで、また鈴本。『中村仲蔵』は、むかーし(10年くらい前か)小朝師で聴いた事があります。夫も一緒だったのに、彼はすーっかり忘れているそーな。
大部屋出身の役者でありながら末は座頭まで上りつめていく江戸時代の歌舞伎役者、中村仲蔵のお話し。すでに名のある役者だったのに、人気狂言『仮名手本忠臣蔵』で仲蔵が割り当てられたのは、五段目の斧定九郎。当時、五段目は、判官切腹の四段目と、勘平腹切の六段目に挟まれて、お客さんはお弁当を食べるのに忙しく、さほど注目される幕でもないところに、斧定九郎は山賊のような形で大部屋の役者がやるような役。腐る仲蔵を女房が励まし、仲蔵は、居酒屋でたまたま出会った貧乏旗本の姿を参考に工夫をして、今に伝わる斧定九郎の型を造り出します。

雲助師匠の仲蔵が、もう身震いするほどいい男なんだなー。舞台の場面が本当によくて、あぁ、仲蔵で六段目を見たい見たいと、猛烈にお芝居を見たくなってしまった。黒羽二重の着物の端から水がしたたり落ちるのも、雨に打たれた髪の毛が顔にべったりついているのも、血刀を着物で拭うのも、口からべっとりしたたり落ちる血が真っ白な膝頭にぼたぼた紅い印をつけるのも、本当に舞台を見ているようでゾッとしました。はー。

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