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2009/07/31

昨日は夫の誕生日だった。

去年も同じ事を書いたよーな気がしますが、7月30日は夫の誕生日でした。
夫はマイミクさん(mixi内でのお友達)なので、数日前になるとmixiから「もうすぐお誕生日ですよー」とお知らせのメールが届きます。気がつかないふりをしていたら、当日には「今日はお誕生日です!」と、おせっかいなメールが届きました。でも、昨日は仕事帰りに鈴本へ行く予定で、テキパキテキパキ仕事をしていたので、そのうち忘れてしまいました。
仕事が終わってから、脱兎のごとく上野へ向かって、9時までたっぷり落語を聴いたら、すっかり疲れてしまって、おうちに帰って夕食をすませたら、夫の帰る前に寝てしまいました(わざとではない)。気がついたら朝で夫が「昨日はワシの誕生日だった」といくらわめいても、過ぎてしまったのだから仕方ありません(笑)。
「そんな事より早く朝ごはんを食べてよ」といういつもの朝なのでした。これで今年の夫の誕生日も、無事にやり過ごしたぜー。

昨夜の鈴本演芸場は、遊扇師匠の代演で、中入り前が市馬師匠でした。師匠の高座は7月4日以来なので、なんとほぼ一ヶ月ぶり。『夏の医者』を暑ーく軽ーく。お腹を下してヘロヘロになって松の枝にベロンとひっかかってる、うわばみが最高。こういう噺をさらりと楽しくやって、スッと去っていく市馬師匠は、お腹ももたれなくてやっぱりいいのだ。
トリの雲助師匠は『お節徳三郎』を通しで。こちらもあっという間の1時間弱でした。雲助師匠もいいなー。

鈴本の入り口でチケットをもぎってもらっていたら、演芸場の人に挨拶をしているやけに声のハッキリとした人が後ろを通り過ぎて行ったので「もしや・・・」と思ってみたら市馬師匠でした。←なんかウレシイ

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2009/07/30

ラグビーワールドカップ、日本開催決定!

もう昨日のニュースになってしまいましたが、28日の深夜に、2019年のラグビーワールドカップの日本開催が決まりました。
これからの10年を、いかに有効に使い切るかが勝負。将来のジャパンをしっかりと育てる事はもちろんですが、施設にしても、ラグビーの普及にしても、ただのイベントに終わらせない、しっかりと地に足の着いた10年にして、見事成功させてもらいたいです。

10年かぁ。
10年後、私はどこでどうしているでしょうね・・・って、今と同じようにパソコンに向かっていたりして。←それが一番シアワセな事ですけど(^^)。

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2009/07/29

変わりばえのしない日々であることが一番のシアワセかも。

★火曜日。人身事故で電車が止まって往生しました。駅で振替票(ペラペラの薄い紙)を自動改札に入れてしまった人がいました。壊れちゃうよ。

★人身事故といえば、日曜日、会津若松からの帰り、郡山駅でも人身事故があって磐梯熱海駅で40分ほど停車しました。結局1時間半遅れで郡山到着。もちろん指定席をとっていた新幹線には乗れず。この日は在来線も新幹線も空いていたせいか、スムーズに指定席を振り替えてもらえてラッキーでした。
郡山駅みどりの窓口の対応が早くて感心。一番反射神経いい若い社員を窓口にあてがっていたよーな。在来線の電車を降りて新幹線に乗るまで4分間でした。あまりにタイミングがよすぎてホームで駅弁を買うヒマさえありませんでした。

★最近、我が家の近くで、一方通行を逆走する車とよく出あいます。駅からタクシーで帰る途中にぶつかりそうになって怖い思いをしたことも二度三度。後ろから偉そうにクラクションを鳴らされた事もあったなぁ。その時は「すいません」と頭を下げて道をあけたけど、考えたら、そっちが逆走してるんやん。

★夜中に自宅近くで水道工事中。誘導員が一晩中立っています。数日前はゴロゴロ雷の鳴る雨の中をずーっと立っていました。ごくろうさま。

★夫はラグビー「ブレディスローカップ」のチケットを買ったそうな。にまんえんの席だそーです。にまんえんも出すんだから何かお土産はつくのかと聞いたら相撲じゃないと言われました。

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2009/07/28

本日のおやつ@かいしゃ

本日のおやつ@かいしゃ
会津若松駅の売店で買った野口英世の金太郎飴。
「きゃー、似てる〜」「恐れ多くてなめられないですぅ」と、同僚と大笑いでした。

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中村仲蔵いい男。

27日
   落語  百栄 『加賀の千代』
   落語  扇遊 『夢の酒』
  (仲入り)
   漫才  ロケット団
   紙切り 正楽
   落語  雲助 『中村仲蔵』

ロケット団の「お前が死んだ時の葬式は俺が全部やってやる」のネタは初めて聴いた。ロケット団、面白いです。

・・・てなわけで、また鈴本。『中村仲蔵』は、むかーし(10年くらい前か)小朝師で聴いた事があります。夫も一緒だったのに、彼はすーっかり忘れているそーな。
大部屋出身の役者でありながら末は座頭まで上りつめていく江戸時代の歌舞伎役者、中村仲蔵のお話し。すでに名のある役者だったのに、人気狂言『仮名手本忠臣蔵』で仲蔵が割り当てられたのは、五段目の斧定九郎。当時、五段目は、判官切腹の四段目と、勘平腹切の六段目に挟まれて、お客さんはお弁当を食べるのに忙しく、さほど注目される幕でもないところに、斧定九郎は山賊のような形で大部屋の役者がやるような役。腐る仲蔵を女房が励まし、仲蔵は、居酒屋でたまたま出会った貧乏旗本の姿を参考に工夫をして、今に伝わる斧定九郎の型を造り出します。

雲助師匠の仲蔵が、もう身震いするほどいい男なんだなー。舞台の場面が本当によくて、あぁ、仲蔵で六段目を見たい見たいと、猛烈にお芝居を見たくなってしまった。黒羽二重の着物の端から水がしたたり落ちるのも、雨に打たれた髪の毛が顔にべったりついているのも、血刀を着物で拭うのも、口からべっとりしたたり落ちる血が真っ白な膝頭にぼたぼた紅い印をつけるのも、本当に舞台を見ているようでゾッとしました。はー。

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2009/07/26

本日の旅の目的は…

本日の旅の目的は…
この電車に乗ることでした。郡山と会津若松の間を快速電車として毎日走っているそーな。夫はこの車両、583系が大好きなのだ。私は寝台列車では『はくつる』と『あけぼの』のグリーン車で乗ってます。盛岡〜青森間の特急『はつかり』では何度も乗りました。懐かしい思い出であります。

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本日のおやつ

本日のおやつ
末廣酒造へ。酒蔵見学のあと、併設のカフェで一休み。仕込水の水だしコーヒーとお酒たっぷりのカステラ。美味。会津若松に来てからずーっと食べたり飲んだりしているような(笑)。売店で根来塗のすてきな片くちを買いました。

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本日のお昼ごはん。

本日のお昼ごはん。
早朝の東武特急スペーシアに乗り、野岩鉄道、会津鉄道と乗り継ぎ、会津若松に来ています。お昼ごはんはソースカツ丼。少し甘めのソースでした。お店に入る前は晴れていたのに、食事をすませて外にでると雨!慌てて近くの喫茶店に入りました。

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2009/07/25

突き当たり。

突き当たり。
夕方から日本橋亭で落語会。
会場に向かう途中で気になる風景。靴の持ち主はどこへ行ったのか。

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真夏に真冬の噺を聴く楽しみ。

24日
   落語  歌奴 『つぼ算』
   落語  扇遊 『ちりとてちん』
  (仲入り)
   漫才  ホンキートンク
   紙切り 正楽
   落語  雲助 『鰍沢』

雲助師匠の『鰍沢』は、去年の暮れに聴いてからのお気に入り。真冬の噺ですが、それを暑い季節に聴くのもまた一興。
先日聴いた、さん喬師匠の『福禄寿』の時も思ったけれど、季節はずれの噺を聴かせるには、噺家さんにもそれなりの力が必要ですよねー。じゃないと高座と客席の間に溝ができちゃう。雲助師匠は噺が始まると「ひょい」って感じで一瞬のうちに吹雪の山道を目の前に見せてくれました。
身延山参りの帰り、吹雪にあって山道を迷ってしまった旅人が経験する恐ろしい出来事。一筋縄ではいかない女の怖さ、間違って毒を飲み「まだ死にたくない。こんな所で死にたくない。もう一度江戸へ行きたい」と言いつつ死んでいく亭主の断末魔の苦しみ。こわいこわい。這々の体で逃げた男の目の前には濁流の鰍沢。後ろには鉄砲を抱えて夜叉のようになった女。目の前が真っ白になるような猛吹雪。
最後はツケと鳴り物が入って芝居仕立てでおわります。この終わり方が私は大好きなのだ。体の芯まで凍るような一席でした。ふえー。本当に雲助師匠はクセになりまする。

仲入り前の扇遊師匠もよかった。初めて見た『ホンキートンク』も客席の空気を読みながらの熱演で、満足の夜となりました。

関係ないけど、『鰍沢』を聴くといつも東映アニメの『白蛇伝』を思い出しちゃうんだよねー。全く別の話しなんだけど。へんなの。

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2009/07/24

寄席がはねたあと。

寄席がはねたあと。
今夜も鈴本で雲助師匠。『鰍沢』。師匠の『鰍沢』は大好きなのだ。ぞくぞくしたのは、夏に真冬の噺を聴いたからだけじゃあるまい。いいなぁ。
I氏と会ったので、軽く(?)飲んで帰りました。

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『夜来る』アイザック・アシモフ

先日の日食の様子をTVで見ていて、アシモフの『夜来る』という短編を思い出した。「確かどっかにあるはず~」と本箱を探して見つけ出しました。
『スターシップ』なるSFアンソロジーに入っていました。新潮文庫。昭和60年発行というから何年前だ?
もちろん絶版。編者がなんと伊藤典夫、浅倉久志。新潮文庫もこういう本、出してたのねー。
久しぶりに読んだ『夜来る』は、やっぱり名作でした。日食の夜には読むべし。

ちなみにこの本のラインナップは・・・

『すべての夏をこの一日に』 レイ・ブラッドベリ
『地球の緑の丘』 ロバート・A・ハインライン
『クリプティック』 ジャック・マクデヴィッド
『帰ってきた男』 スティーヴン・キング
『夜来る』 アイザック・アシモフ
『闇と夜明けのあいだ』 アルジス・バドリス
『楽園にて』 R・A・ラファティ
『宇宙の影』 フィリップ・ホセ・ファーマー
『夜のオデッセイ』 ジェイムス・イングリス
『ローマという名の島宇宙』 バリー・N・マルツバーグ
『そして目覚めると、わたしはこの肌寒い丘にいた』 ジェイムズ・ティプトリーJr.
『ブルー・シャンペン』 ジョン・ヴァーリー

これぞ!って感じです。
こういうのを上質な一冊というのでありましょう。

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2009/07/23

『江戸暦女男九種』@鈴本演芸場

鈴本演芸場の7月下席夜の部のトリは五街道雲助師匠。『江戸暦女男九種(えどごよみいろのここいろ)』と題してネタだしの九席。初日、二日目と行ってきました。

 21日
   落語  歌奴 『豆屋』
   落語  扇遊 『蜘蛛駕籠』
  (仲入り)
   漫才  ロケット団
   紙切り 正楽
   落語  雲助 『品川心中』

 22日
   落語  百栄 『浮世床』
   落語  伯楽 『たがや』
  (仲入り)
   漫才  ロケット団
   紙切り 正楽
   落語  雲助 『お初徳兵衛』

初日は空席が目立ったけれど、二日目は半分くらいはうまっていたのかな。雲助師匠は、ほんとーにクセになります。合わない人はダメだと思うけど。

『品川心中』はどーしても映画の「幕末太陽傳」の印象が強くて(・・・というよりは、金ちゃんは小沢昭一以外に考えられない・笑)、雲助師匠の噺を聴きながら、頭の中では小沢昭一が動き回っていました。あー、うるさい!で、お染は左幸子だよなー。噺全体に漂う軽い感じが好き。

『お初徳兵衛』は初めて聴きました。この噺の前半、一部分を抜き出して別の噺に仕立てたのが『船徳』。なるほどー。
道楽が高じて勘当された大店の若旦那、徳兵衛。実家は夫婦養子をとったので徳兵衛が帰る家はもはやなく、居候していた船宿の親方に頼んで船頭になります。ある日、柳橋の売れっ子芸者、お初を舟に乗せて柳橋まで送っていく事になりました。そこへ夕立。岸へ舟をつけて雨宿りをしていると、お初は徳兵衛を中に呼び入れ、子供の頃から若旦那が好きだったと自分の気持ちを切々と訴えます・・・

いやー、参った。何が参ったって、雨宿りの情景の艶めかしい事といったら。これが最初で最後の機会と捨て身になっているお初。戸惑う徳兵衛。そこへ落雷。お初をぐっと抱き寄せる徳兵衛。うわー。そんじゃそこらのメロドラマより、よっぽど色っぽい。熱い空気が雨で一気に冷やされていくのも、川面を渡る湿っぽい風も、雨音も感じられて、一気にその場所に引きずられていきました。
こここ、これからこの二人はどうなるのだ!というところでおしまい。ずるい(^^)。これは、ながい噺の出会いの場面で、この後は心中ものになっていくらしい。

『お初徳兵衛』で印象に残った一節。もう帰る所もないし、いつまでもぶらぶらしているわけにはいかないから、船頭になりたいと熱心に頼む徳兵衛に、最初は断っていた親方も、最後は「ようがす。お店の帳場で銭勘定をするのも、船頭をしてわずかなお足を持って居酒屋で酒を呑むのも、生きる楽しみには変わりはござんせん」と言い切ります。こういう感覚が好きだなー。じゃないと、生きていくのが息苦しくなるもの。

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2009/07/22

100周年

100周年
昨日から鈴本演芸場夜の部トリが雲助師匠。今夜は『お初徳兵衛』。いやはや、参った。ぞくぞくしました。
近くまで来ているという夫と落ち合って、食事をすませて一緒に帰る。
この電車、40年前くらいの古い塗装らしい。創立100周年を記念しての復刻塗装。喜ぶ夫(笑)。車内の広告も歴代車両の紹介なぞがあって面白いよん。

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日食

「日食」=「日本食堂」と思ってしまう人もいるかと思いますが(^^)、今日の午前中、日食があったそーな。
東京も結構欠けるとの事でしたが、真っ暗になるわけでもなく、おまけに朝から雨だし、いつものよーにバタバタと仕事をして終わってしまった午前中。
昼食のお弁当を買って会社が入っているビルの前までくると、同僚が空を見上げています。「見える?」「見えますよ」
雨が上がって雲が流れているその隙間、時々雲が薄くなるところで、太陽の姿が一瞬見えます。月の影がわかるような、一口食べたあとのおまんじゅうのような太陽でした。

今朝、夫はコワイ夢をみたそーな。
「ゴキブリが空き缶を背負って走っていて、めちゃくしゃ怖かった」そうです。「こわーい」と相づちをうっていると、「そこにもあやこさん、いたぜ」と。いやーん。一緒に見させるなー。
そういう変な夢をみたのは日食のせいなのであろーか。

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2009/07/21

映画:『劔岳 点の記』

20日。自宅近くのシネコンで上映中だったので、午後から夫と出かけました。

この映画の木村大作監督は、黒沢明の撮影助手から始まって、『八甲田山』『海峡』などを撮ったカメラマン。スカパーで、撮影所のスタッフなどを呼んでいろんな話しをするという自分の番組を持っています。カツドウヤ(私は実際には知らないけれど)そのものというようなエネルギッシュな人で、外から見ている分には面白いけれど、現場にしてみれば鬱陶しい存在なのでありましょう、番組の中で「仕事ないからなー」と自嘲気味によく言っていました。
木村カメラマンにしてみれば、CGにたよりすぎる作り物の今の映画が気にくわなくて、いま、本物の映像がどういうものか撮って残して、若いスタッフや俳優に見せておかないと、この先映画はダメになってしまうという危機感のようなものがあったのではないでしょうか。頼りになりそーな映画監督はみんな鬼籍に入ってしまって、じゃ自分が・・・という気持ちで『劔岳 点の記』を撮ったのだと思います。
なので、山のシーンはオールロケ、実際にその現場に歩いて行って、その場所に俳優を立たせる、空撮なし、順撮り(映画は撮りやすいカットをまとめて撮ることが多いそうです。映画の進行通りに撮っているとは限らないのだ)という本物にこだわった撮影になったそーです。
この映画の撮影の最中からスカパーでは時々紹介をしていて、「この映画がヒットしなかったら木村大作は本当に死んじゃうかも」と夫婦二人して心配していたので、ロードショーはぜひ見に行こうと話していました。
何だかんだと忙しく、やっと今日、行くことになったのであります。

いやはや。いい映画です。スタッフや俳優、この映画にかかわった全ての人の気合いというか気持ちが込められた映画でありました。
この映画は、地図を作るために三角点を設置する測量技術者たちが、「ただ地図を作るためだけに」、未踏の劔岳への登頂を目指すおはなし。そこに同じく登頂を目指す山岳会会員たち、民間人に先をこされるなという軍部の意向がからんできます。出演者は最小限で(それがベストのしぶいキャスティング)派手な演出もないシンプルな映画です。無理な演出をする必要がないのです。全部本物でごまかしてないから、余計な事は必要ないのだ。だからこれはドキュメンタリーのように見えるし、俳優さんたちも地でやっているような、素の表情がふと見えたりもします。

圧倒的な迫力でせまる立山の自然、そこにありながら人を寄せ付けない劔岳の存在感。
前半、翌年から始まる測量の下調べに来た測量技師:柴崎(浅野忠信)と案内人:長次郎(香川照之)の二人だけの山行きのシーンが本当に美しいです。言葉は交わさなくても二人の間に漂う信頼感が立山の自然に溶け込んでいて、雲海に沈んでいく夕日のシーンなと息を呑むすばらしさでした。
いやまー、よく撮りました。信じられないような所(見ているこちらの足がすくむような所)を登り歩き、佇む役者さんたちもえらい。
単に劔岳に登頂するだけの映画ではないのですな。それは地図を作るための通過点にしか過ぎないという演出が私は好ましく思いました。BGMも全編クラシックでそれもよかった。映像とぴったり合っているなぁと感心していたら、音楽もフィルムを回しての音入れで、これも昔の撮影所みたいでいい。
最近は、だれでも簡単に映画を撮っているけれど(それを否定はしないけれど)、私は、黒沢明も小津安二郎も成瀬巳喜男も清水宏も五所平之助も山中貞雄も加藤泰も三隅研次も溝口健二も衣笠貞之助も知らないし見たことないという人には映画を撮ってほしくはない。なんでかというと、映画には映画のルールがあって(まれにはそんな事知らなくてもいい映画を撮れるセンスと才能がある人もいるだろうけれど)、その「映画のルール」がよくわかっていない人には、結局独りよがりの映画しか撮れないと思うのだ。仲間内でわかっているだけではダメなのです。映画は娯楽だから、万人にわかって訴えるものがないと。私は何だかこの映画をみて、映画のプロが作った映画を久しぶりに見たような気がしました。だから安心して見ていられました。

ぜひぜひ映画館の大画面で見てほしい、お薦めの映画であります。
エンドロールで結構ジーンとしちゃいました(^^)。

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2009/07/20

第15回特撰落語会「ちょっと気の早い圓朝祭」@日本橋社会教育会館

19日。暑い。会場に着くまでにバテちゃう。

 (開口一番)小んぶ 『子ほめ』
  菊之丞 『酢豆腐』
  さん喬 『福禄寿』(圓朝作)
 (仲入り)
  正雀  『真景累ヶ淵 豊志賀の死~お久殺し』(圓朝作)

空席があったようなので、二日前に予約。
菊之丞師匠はトップバッターということで軽く『酢豆腐』。わたくし、実はこの噺を聴くのは初めてなのです。『ちりとてちん』は聴いた事がありますけど、「豆腐の腐ったの」というのがどうも気持ち悪くて。でも菊之丞師匠は、そこをさらりと収めて逆に夏らしい一席にしていました。知ったかぶりの若旦那が最高。

さん喬師匠の『福禄寿』。なんと雪のしんしんと降る年末の噺です。真夏に雪景色を目の前に出してくる、さん喬師匠の力強さに感動。
何をしてもうまくいかない商家の長男。いい商売の話しがあるからと母親に300円という大金を無心します。母親が死んだあとを引き取って立派に成人させてくれたことを恩に思っている異母弟は、その300円を用意して、こっそり母親に渡します。母親は長男に300円を渡しますが・・・。
今でもよくある話しだなーと思いつつ聴いていました。ダメダメな息子、どうしても面倒をみてしまう母親。ダメダメ息子のダメダメぶり(根性のひねくたところ)の表現が見事で、そこに雪景色がぴったりで、じっくり聴きほれました。

正雀師匠の落語は初めて。寄席で一度見たことがあったのですが、その時は落語をせずに師匠・彦六(先代の正蔵)の話しと踊りで終わりました。その印象がとてもよかったので、一度落語を、それも圓朝ものを聴いてみたかったので楽しみでした。
いいですねー。ただでさえめちゃくちゃな噺を、陰々滅々にしないところが、とてもよかった。流れるような口跡、緊張する客席の空気を時々フッと抜いて、次はどうなるんだろうと聴いてるこちら側を引き寄せていきました。

夏らしい落語会でした。
帰りは途中下車して土用の鰻を食べて帰りました。

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2009/07/19

虹
帰り道。大きな虹が出ました。

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人形町のクジラ

人形町のクジラ
午後から人形町で落語会。コワイ怪談噺をききました。会場のすぐ近くにクジラがいました。

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うれしいお誘い。

昨日は午後からお仕事。夜は友人を誘って久しぶりに「玉椿」。I氏とお友達のK氏、夫の4人。夏のお酒をいろいろいただいていいきぶん。やっぱり日本酒はいいですなー。少し早めに切り上げて近くの「わび助」へ。「玉椿」の兄妹店であります。店主のY氏から、後で寄ってくれと伝言があったので。
K氏はワインがお好きとのことなので、選んでもらう。GWにイタリアへ食べ歩き&買い出しツアーに行ったというY氏の話をききながら来月のとあるイベントについてのおお誘いをいただくも・・・ひょえー。その日はすでに落語会のチケットを買っているのですが、それを誰かにゆずって、こっちに・・・行かないとウソだよなぁ。めったに経験できないことだもの。急に思い立って玉椿へ行くことにしたのも、虫の知らせかもしれず。
日本酒にワインが入って、結構酔っぱらっているところに、うれしいお誘いをいただいて、すっかり舞い上がってしまった夜なのでした。

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2009/07/18

「没後40年特別企画 大雷蔵祭」この秋に!

昨日、17日は市川雷蔵の命日でありました。亡くなって40年になります。それなのに、いまだにその存在感が色あせないのは、雷蔵のもつ品の良さにあると私は思います。それが、たとえ自分の意に添わない映画であっても手を抜くことなく真摯にカメラに向かう姿や演技につながり、やがて内面からにじみ出てくる何ともいえない色気となって現れてくるのだと。それは市川雷蔵しか持ち得ないものです。

そんな市川雷蔵の映画祭が10月から始まるそうです!→ここ
上映されるその数、なんと100本!ひょえー。

村松友視『雷蔵の色』を読んでいたら、無性に映画が見たくなってしまい、「やっぱり狂四郎よねー」と『眠狂四郎 無頼剣』を見てたら、改めていろんなところに感心してしまいました。
大映京都が誇るセットの美しさ。影の中に影を作るライティング、奥行きのあるカメラワーク(今の映像はどうしてもベタッとした印象が残るのだ)。ちょっとした場面に登場するだけの脇役さんにまで雰囲気があります。はぁぁ。
ラストシーン、天知茂演じる愛染との一騎打ちの場面での雷蔵狂四郎の美しさといったら、あーた、映画の大画面で見ると本当に椅子からずり落ちますよ。
また大画面で見られるのねー。他にも見たい映画がいっぱい。はや上映スケジュールが出ないかな。10月からは予定を組むのが大変になるかも(^^)。

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2009/07/15

野菜蒸し

世間では「蒸し野菜」というのかもしれませんが、我が家では「野菜蒸し」。
野菜やお肉などを蒸したものに、タレをつけたりしていただく料理が流行っているというのは以前からなんとなーく知っていましたが、夫がお友達から聞いたらしく、急に「作ってくれ」と言い出しました。
夫はもともと煮てクタっとして甘くなった野菜が好物で、生野菜は好みません。平日はまったく別行動だし、義母がなくなってからは週末も外食ですませることが多くなり、食生活が少し心配になっておりました。
これなら野菜もたくさん食べられそうだし、夫も嫌がらず食べてくれそうだ・・・と、駅前のスーパーで特売だったガラスの耐熱鍋を購入。すのこがついていて、蒸し野菜もできるのだ。

・・・というわけで、最近の夫の朝ご飯は「野菜蒸し」。前日に用意しておけば、朝、夫が自分でチンして食べられるのもべんりでよろしい。
今朝までは、キャベツ、タマネギ、ブロッコリー、豚肉でした。「インゲンを入れてくれ」とリクエストがあったので、使い切ったキャベツのかわりに明日からはインゲンにしよう。

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2009/07/14

今日の空@内幸町

今日の空@内幸町
大あわてで会社を出て今夜は落語。白酒師匠の勉強会で『犬の災難』『臆病源兵衛』『お直し』の三席。次回は市馬師匠の会と重なるから行けないなー。『火焔太鼓』をやるとか。うー、聴きたい。

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みそか寄席 in 上野 桂文我特別公演

上野の国立博物館で、桂文我師匠の落語会がありまーす。特別展の観覧券で参加できるそーですが、事前に申し込みが必要。くわしくはここ

「東の旅」って、「三十石」も、この中の噺ですよねぇ。行きたいなぁ。でも平日だぁぁ。どおしよお。

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久しぶりの箱根


・・・というわけで、日曜日、急きょ箱根に日帰り旅行してきました。夫婦そろって3時過ぎに目が覚めてしまい、「せっかく早起きしたんだから、どっか遠出しよう」という話しになったのだ。手っ取り早いところで箱根。小田急の箱根フリーパスを買い、7時過ぎのロマンスカーに乗りました。
箱根に行くのは数年ぶり。まず箱根湯本の駅がリニューアルされているのに驚きました。改札口が二階にあってお土産屋さんが充実。ホームが見えるカフェもできていました。
寄り道せず一気に芦ノ湖まで向かいます。箱根登山鉄道には近くでお泊まりしたんであろう年輩のご婦人のグループが乗っていて、とてもにぎやかでした。車内放送の案内に、いちいち驚いていました。最近はどこにいっても、こういう年輩のご婦人のグループが目立ちます。全員が未亡人や独身とは思えないので、ご亭主は留守番なのでありましょう。
箱根登山鉄道は沿線に咲き誇るあじさいが有名。盛りは過ぎた感じですが、上の方はまだ咲いていて、じゅうぶんに楽しめました。スイッチバックを繰り返しながら、ものすごい斜度とカーブを乗りこえていきます。面白い路線ですね。
超満員のケーブルカー、ロープウエイと乗り継ぎます。ロープウエイも最近リニューアルされたよう。十数人乗れる大きな箱は全面が窓で眺めがよく、2本の腕で2本のロープを掴んでいるせいか安定感があります。快適でした。笠を被っていましたが、富士山も見えました。
芦ノ湖に遊覧船に乗って箱根町港へ。順調にきたのでまだお昼前。昼食後、箱根の関所跡へ行きました。こちらも数年前に復元されたそうです。歩いていると、自分が実際に関所を通っているような感覚になります。説明もわかりやすかったです。時代劇によく登場する所でもあり、資料館ともども興味深く見学しました。想像以上に面白かったです。

箱根湯本行きのバスに乗りました。駅伝のコースを走ります。小涌谷で登山列車に乗り換えました。時間があったので塔ノ沢温泉の、ひめしゃらの湯で立ち寄り湯。夕方のロマンスカーに乗って東京に戻りました。選挙にも間に合った。

日曜日とはいえ出発が早かったせいか順調に回ることができました。景色に変化があるし、歴史もあるし(曾我兄弟のお墓もあった)箱根も面白いところであります。

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2009/07/12

箱根の山は天下の険

箱根の山は天下の険
箱根の関所に行きました。施設は復元されたばかりのようできれいに整備されていました。資料館も興味深く見ました。想像以上におもしろかったです。

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私はいまここにいます。

私はいまここにいます。
早起きしたので(というか、早寝しすぎて3時過ぎに目が覚めた)急遽遠出することにしました。箱根は10年ぶりくらい。一気に芦ノ湖まで向かっています。箱根湯本の駅もロープウエイもリニューアルされていてびっくり。快適です。傘を被っていますが、富士山が見えました。

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人形町・市馬落語集@日本橋社会教育会館

6月30日(気が付けば2週間も過ぎてしまいました)。市馬師匠の勉強会。ネタ下ろしは『唐茄子屋政談』。

 (開口一番)市也 『たらちね』
  市馬 『野ざらし』
 (仲入り)
  市馬 『唐茄子屋政談』

一席目のマクラで道楽の話しをしたので、そのまま『唐茄子屋政談』かと思ったら、釣り好きの話しになって『野ざらし』。市馬師匠で聴きたかった噺なのでうれしい。音曲が入るところはさすがで、引っかき回すところもやりすぎないところが師匠らしくていい。最後に幇間が出てきました。こんな展開、聴いたことないなーと帰宅後調べたら、幇間が出てくるのが本来のサゲのよう。『野ざらし・完全版』でありました。この夏、もう一度くらい、どっかで聴けたらいいなぁ。

『唐茄子屋政談』は好きな噺なので楽しみでした。
吉原に入り浸った末に勘当された大店の若旦那。「なーに、馴染みの花魁に世話になるさ」と呑気にしていましたが、お金がないとなると花魁にも仲間にも邪魔にされ、いつの間にか着物は垢だらけ、お腹を空かせて寝るところもなく、いっそこのまま・・・と大川に身を投げようとしたところを助けてくれたのが、偶然にも叔父さんで、叔父さんの家にやっかいになることになりました。叔父さんの言いつけで、天秤棒をかついでの唐茄子売りとなり、炎天下を売り歩きますが・・・。

場面の一つ一つが印象的。口では強いことを言いながらも内心は若旦那の事が気になってしかたのない叔父さん、慣れない仕事にひっくり返って唐茄子をぶちまけてしまった若旦那を助けて、町内の人に唐茄子を売ってくれた見知らぬアンちゃん。みんな押しつけがましくない程度に人がいい。
中でも一番好きなのは、最後に2個残った唐茄子だけは自力で売ろうと、売り声の稽古をするところ。恥ずかしくて人のいない所、いない所と歩いていたらいつの間にか吉原田んぼへ出てしまいます。遠くに吉原の灯り。若旦那は吉原の事をあれこれ思い出しながら売り声の練習をします。ここが実にいいのだ。過去(吉原)と現在がフラッシュバックして映画のワンシーンのよう。若旦那はここで今までの自分から変わっていきます。それまでは「唐茄子売りなんて・・・」と言っていた若旦那が、自分の事を「八百屋です」と言うようになります。若旦那もこれでもう大丈夫(^^)。

市馬師匠はグッとひきつけたと思うと、パッと離して客席の空気をフッと入れ換えます。その間合いが絶妙。時々緊張感を解いて笑わせるのもよかった。登場人物一人一人に対する師匠の愛情も感じられました。売り声の稽古をするところは哀愁が漂い、ジーンとしました。泣いちゃいましたよ(^^)。この噺には「一人前の人間として生きていくうえで大切なものは何なのか?」というちょっと大層なテーマがあると思うのだけれど、それも聴いているこちらにすんなりと伝わってきて、1時間ほどの高座が短く感じられました。この先市馬師匠でずーっと聴いていきたい噺であります。

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2009/07/10

歌舞伎→ビール→山手線混みすぎ

今夜は仕事帰りに国立劇場で社会人のための歌舞伎鑑賞教室。若手中心の会で『矢の根』と『藤娘』。大役の男女蔵も梅枝も自分の役に必死にしがみついてるのがよかった。出来云々じゃないです。千秋楽まで、とにかくがんばれ。
一緒に行った友人5人と東京駅構内の店でビール。ラストオーダー15分前だったので猛烈な勢いで注文して飲みました。何となく気持ちがハイなのは、お芝居見たあとだからかも。
お開きの後、11時過ぎの山手線。信じられないくらい混んでました。なんで?向こうで缶が床に落ちるおとがしてるよ。

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第5回落語らいぶ2009

今朝は自宅から駅へ向かう途中で、ちょこっと足をひねってしまい、幸い足の方は大丈夫だったのだけれど、サンダルのベルトが切れてしまいました(泣)。去年買ったばかりなのに・・・。今日の星占いは悪かったしなぁ。
歩きにくい格好で汗をかきかき自宅へ戻り、別のサンダルに履き替えてふたたび駅へ。へとへとに疲れてしまった。でも駅へ向かう途中でよかったカモ。

落語らいぶ2009の第5回目の募集が始まりました。→ここ
さん喬、雲助、圓太郎、白酒と好きな人ばかりです~。行きます行きます行きますよ~ん・・・って当たらないとどうしようもないけどさ。

で、今日の昼休みの一席は、白酒師匠の「富久」。これも好きな噺なのさ。

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2009/07/09

本日の差し入れ

本日の差し入れ
残業してたら上司から。「どーしたんですかっ。珍しいっ!」と言ってしまう正直者のわたし。

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狐の嫁入り

昼食のお弁当を買いに外へ出たらポツポツ雨が降ってきた。近くのコンビニなら走っていけるけど、1ブロック先まで行くには傘がいるなぁと会社に取りに帰りました。傘をさして歩いているうちに薄日が射してしました。狐の嫁入りだなぁと会社に戻ったら同僚が「お天気雨」と言っていました。「お天気雨」かぁ。そのままズバリでいいけれど、私は「狐の嫁入り」の方がいいけどなぁ。葛飾北斎に狐の嫁入りの絵があったよねぇ。

自分の机でお昼ご飯のお弁当を食べながらiPodで市馬師匠の「芋俵」を聴く。何とも言えない軽さと、おかしみと、かわいらしさがあっていいのだ。

おっと。雨も上がって本格的に晴れてきた。外は東南アジア並みに(行ったことないけど)蒸し暑いだろうなぁ。

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2009/07/08

毎日バタンキュー

ここんとこ、帰宅して晩ごはんを食べたらそのままバタンキューの毎日。せっかく片付けた(一応)リビングも、徐々に元の木阿弥のような(笑)。夫と会うのは出勤前の30分くらい。いろいろやらないといけない事もあるんだけどなー、でも面倒だしなー・・・と、自分には甘い私であります。

★9月の歌舞伎座の演目が出ました。→ここ
夜の部が楽しみだなー。「勧進帳」は幸四郎の弁慶に吉右衛門の富樫。「鈴ヶ森」では吉右衛門の幡随院長兵衛。「櫓のお七」も見たい。これ、市馬師匠は「七段目」でちょこっと(若旦那が階段を上るところ)やるのじゃないかなー。行く気まんまん。

★神保町シアターでは成瀬巳喜男特集。→ここ
成瀬巳喜男の映画には、ダメダメ男がいっぱい出てきて見ていてイライラすることも多いけれど、でもいい映画がいっぱいありますなー。いくつか見に行くつもり。

★京橋のフィルムセンターの特集も興味深し。→ここ。今日は「悪名」ですかー。

★市馬師匠が、この夏、役者さんになります(^^)。志らく師匠のお芝居に出るそーな。→ここ
今年はまともに夏休みがとれそうにないので(つまり旅行にもいけず)、夫と初日に見に行くことにしました。むふふ。

★鈴本演芸場、今月の下席夜の部のトリは雲助師匠。→ここ。行きますよー。それもあって、猛ダッシュでお仕事を片付けているのだっ。

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2009/07/07

「桂雀三郎独演会」@内幸町ホール

5日。雀三郎師匠は初めて。ゲストは市馬師匠。

  雀太  『天狗刺し』
  雀三郎 『胴乱の幸助』
  (仲入り)
  市馬  『あくび指南』
  雀三郎 『三十石』

雀太さんの『天狗刺し』。珍しい商売をしたらもうかるだろうと「天すき」の店を出すことにした男。「天すき」とは「天狗のすき焼き」のこと。で、天狗を捕りに鞍馬山まで行きますが・・・。「珍しい物=天狗」という発想が上方(笑)。東京だと「なんで天狗なんだ?」とはてなマークがついちゃうんじゃないかなー。「天狗?おもろいなー」と受け入れちゃうのが上方。妙な雰囲気の落語でした。おもしろかった。

市馬師匠の出囃子が、いつもよりカネと太鼓がドンドンチキチンと天神祭りのお囃子のように賑やかで、一瞬ちがう出囃子だと思ってしまいました。上方風の出囃子なんでしょーか(^^)。こういうところも雰囲気が違っていいですなー。
お稽古の話しから『あくび指南』。いろんな噺家さんで『あくび指南』を聴いているけれど、「あくびの稽古をする」っていうちょっとヘンだけど、それだけって噺のせいか、登場人物が個性的だったり強烈だったりする印象があるのですが、市馬師匠は、みんな普通の人。お稽古してもらう方が職人なので威勢がいいけどそれだけ。だからとーっても穏やかな『あくび指南』なのであります。それがいいんだなー。夏の昼下がりのぼやーっとした空気があって、聴いてるこちらもあくびがしたくなるけれど、落語の最中にあくびしちゃマズイだろうと、こめかみに力を入れてグッとがまん。

お目当ては雀三郎師匠の『三十石』。好きな噺なのです。去年の暮れに市馬師匠で聴いていてそれはそれでよかったけれど、これはやっぱり上方の噺。噺家さん云々じゃなくて高座の雰囲気が上方じゃないとなーと思ったことでした。『あくび指南』に続いて、この噺も眠くなる。いいですなー。

おだやかーな会でとてもよかったです。上方落語は夏に聴くのがいいんじゃないかと思ったりして(^^)。蝉がミンミン鳴いていて、風鈴がリンリン、縁側から涼しい風が吹いてきて、ゴザの上で昼寝をした子供の頃の夏休みのヒトトキを思い出します。お昼ごはんはもちろんお素麺。蒸し暑い日曜日の午後に、市馬師匠の『あくび指南』と雀三郎師匠の『三十石』を聴く贅沢。大阪で市馬師匠で『三十石』を聴きたくなりました。

雀三郎師匠がマクラで市馬師匠と歌の会をやりたいと。やって欲しいなぁ(^^)。

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2009/07/05

今日のお出かけは…

今日のお出かけは…
午後から桂雀三郎師匠の独演会。ゲストは市馬師匠で『あくび指南』。師匠の『あくび指南』は穏やかな雰囲気で好きなのだ。お目当ては雀三郎師匠の『三十石』。これも聴いていて眠くなるようないい噺です。
東京駅前の丸善に寄って、丸善の前から出ている下町バスなる都バスに乗りました。

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ブライダルトレイン


昨日は千葉県の小湊鉄道で先日結婚した友人カップルのブライダルトレインが走りました。ヘッドマークを付けた貸切列車(車内にはテーブルが設置してあります)でビールで乾杯!用意してもらったボリュームたっぷりでおいしいお弁当に舌鼓を打ちながら養老渓谷駅までの1時間余りを楽しみました。
養老渓谷駅では軌道バイクに体験乗車。台車にバイクや自転車をつけて、線路上を走れるようにしたもの(保線作業用)です。こんなの。→ここ。バイクも自転車も爽快そのものですが、特に自転車の面白いことといったら!思ったよりペダルが軽いのにまずびっくり。自分の足でこぎながら線路の上を走る気持ちよさはたまりません。継ぎ目で「コトトン」と軽い振動と音がするのもなんとも言えず、全員で代わる代わるに乗りました。このヒトトキのために何人かの保線員の方が出てきてくださったのには感謝です。
次の列車で一つ先の終点までいく友人達を見送り、私は数人の友人と養老渓谷駅横にある足湯へ行きました。鉄道の乗車券を持っている人は自由に利用できます。気のにおいがプンとする屋寝付きのきれいな足湯でした。足をつけているとさっきお世話になった保線員の方が顔を出して「どうですか?」と話しかけてきました。この施設は保線員の方で作ったそうで、温泉は近くの鉱泉から運んでいるそうです。

折り返しの列車でかえってきた友人たちと合流。終点の五井駅まで今度はのんびり過ごしました。車窓を楽しむ人、仲間との話に花を咲かせる人、うとうと居眠りをする人。列車のモーター音が心地よく、穏やかに時間が過ぎていきます。汽車旅の楽しさは、こういうヒトトキにあるような気がしました。
五井駅で解散をして、残った仲間と駅前の居酒屋で二次会をしました。心配していたお天気も、養老渓谷駅では薄日が射すくらいで一安心。

小湊鉄道には初めて乗車しました。思ったより東京から近いです。横浜方面へはアクアライン経由の高速バスがあるそうで、それを利用した友人に話しでは1時間あまりで着いてしまったそうです。速い。
ローカル私鉄なんて、損得で考えると損の部類に入ると思うけれど、オリジナルの昔の車輌をていねいに使っていて、いろいろイベントを企画したり、小さな事の積み重ねで、なんとか利用者を増やし、鉄道を維持していこうという姿をみると応援したくなります。夜、総武線のホームから、小湊鉄道の上り列車が到着するシーンなんて映画のワンシーンみたい。車庫にずらりとならんだ列車のたちの姿も見事で、これを財産にできるだけ長く走り続けてほしいと思いました。

さて。今回のブライダルトレインに集まったのは30人ほど。鉄ちゃん仲間の企画であります。長い人だとお付き合いは15,6年にもなり、よちよち歩きだったお子さんが、もう中学生なんて話しをきくと、思わず遠い目になってしまうのであります(^^)。昔は毎週のようにオフ会をやっていたけれど、最近は1年に一度会うかどうか。お互い仕事も生活も忙しくなって頻繁に会うことは難しくなっているけれど、たまーに過ごせるこういう時間は大切にしたいと思うのでありました。社会人になって利害関係ぬきでつき合える友人たちというのは本当に大切。楽しい1日となりました。

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2009/07/04

本日のお出かけ

本日のお出かけ
今日はとあるイベントで写真の所へ行ってきました。楽しかった。

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2009/07/01

ラグビー:ブレディスローカップ東京2009

今朝、夫が何やら言いたそうにモジモジしているので、何かなーときいてみたら、10月に東京は国立競技場でラグビーのニュージーランド代表(オールブラックス)とオーストラリア代表(ワラビーーズ)の試合があるという。試合といっても営業でやってくるのではなくて、世界のトップを張り合う両チームの定期戦、つまり本気の試合を日本でやるんだそーです。→ここ。ひょえー!それはスゴイ。めちゃくちゃスゴイ。よく日本にきてくれるなぁ。両チームがどれだけ強いかというと、たぶん、両チームの二軍と日本代表が試合をやっても、こてんぱんにやられちゃう(であろう)くらいに強い。レベルが違うのです。そういう試合ならぜひ見たい!でも、なんで夫がモジモジしているのか、その理由は他にあったのであります。

一番お高い席で、なんと!7万円!!ななまんえーん!二人でじゅうよんまんえん!酸ヶ湯温泉に何泊できるんだろう(笑)。
なんでも国立競技場のフィールドに席を作るんだそうです。普通の客席も、一等(というのか?)2万円から。どひゃー。「ばばば、ばかものー!」と一喝しましたが、でもよく考えてみたら、歌舞伎座でお芝居を見るつもりになれば、そんなもんかもしれん(オペラはもっと高いしなぁ)。2万円の席を桟敷席、その次が一等、二等と考えれば値段も同じようなもの。内野席でプロ野球を見ても5千円くらいかかるんだから、一生見られないと思っていた、オールブラックスとワラビーズの試合が東京で見られるのなら、そんなもんですかねー。
確かに高い、高いですが、私は村上晃一さんがブログでおっしゃっている事が一番当を得ていると思いました。→ここ
何はともあれ、行く気まんまんの夫なのであります。私も行きたいぞー。

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