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2009/06/19

新にっかん飛切落語会第8夜@紀伊国屋サザンシアター

12日。この会、以前はイイノホールでやっていたそーです。その時なら会社から近くてよかったのになぁ。6時半開演だったので会社を出るまでが大変。開演ギリギリに滑り込みました。
生で落語を聴くのは半月ぶりでございます。

  (開口一番)?(お名前聞こえず。雰囲気では鯉昇師匠のお弟子さんのような) 『牛ほめ』
  市馬  『転宅(リクエストに応えて歌付き・笑)』
  ざこば 『子はかすがい』
  (仲入り)
  喬太郎 『頓馬の使者』
  鯉昇  『佃祭』

「浜町あたりの・・・」と『転宅』が始まると、市馬師匠はいつも「お富さん」の一節を少し歌うのだけれど、今回はお客さんの拍手が大きく、師匠は照れくさそうにパッと扇子を開いてパタパタ扇ぎながら「みなさんも好きだねぇ」と結局ワンコーラス歌ってしまいました(^^)。市馬師匠の落語を聴き始めて、まだ1年。なーんか少しずつ師匠の落語が変わってきてるよーな気がします。いい意味で。この日はトップバッターということで、さらりと。

ざこば師匠は大阪から。昔は朝丸と言ったのよねー。「ウィークエンダー」のレポーターをやってました。ちゃんとした落語を聴くのは初めてです、たぶん。ぐっと泣かすのではなく、ひょうひょうとした『子はかすがい』でした。子供の虎ちゃんがかわいい。お父ちゃんが好きで好きでたまらないっていうのが、よくわかって、子供が親に寄せる思いを強く感じた一席でした。大阪人の私には、上方の言葉もしっくりする。「おおきに、はばかりさん」とは明治生まれの祖母が言っていました。今の人はもう言わないかな。いい言葉です。

喬太郎師匠は、マクラで終電車で見かけるカップルの生態を散々やってから『頓馬の使者』へ。「このまま新作落語だと思ったでしょ」という喬太郎師匠の、してやったりという表情がおかしい。喬太郎師匠の高座は、今回のように誰かとの組み合わせで聴くことがほとんどで(そこまで手が回らない)、さほど聴いているわけではないのだけれど、いつも自問自答しながら話しているような印象を受けます。落語の世界と現実の自分との間で行ったり来たりしているような。その浮遊感が、たとえ古典落語でも、どこか現代的な雰囲気を感じるところなのかもしれんなーと思いました。

鯉昇師匠の『佃祭』。なんて贅沢!さらりとしてるのに豊潤。

あぁ、やっぱり生で聴く落語はいいなぁ。

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