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2009/05/31

スーパーひたち4 時間21分

スーパーひたち4<br />
 時間21分
↑晩ごはん。
仙台からは特急スーパーひたちに乗りました。常磐線で上野まで4時間21分。いわきまでは、ちょこまか停車、いわきを過ぎると一気にスピードアップ。水戸を出ると終点の上野までノンストップ、1時間です。
飽きるかと思いましたが、車窓の風景をみながら夫と話していたらアッという間でした。
晩ごはんは仙台駅で買った駅弁『宮城ろまん街道』。量は控え目ですが、鳴子付近で作付けされたといく「ゆきむすび」のおにぎりが、ものすごーくおいしかったです。ちょっとびっくり。

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…で、

…で、
これからコレに乗って帰ります(笑)。

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仙台市電保存館

仙台市電保存館
仙台はあいにくのお天気。歩き回るのはイヤなので、仙台市電保存館に行きました。地下鉄の車両基地の一角にある小さな保存館です。今から30年以上前に廃止された市電の車両を3両、保存展示してあります。きれいに整備されていて、どの車両も中に入れるようにしてありました。
さて、これから東京に戻りますが、まだ時間が早いので、このまま真っ直ぐ新幹線で帰るのは何だかもったいないような。どうしようかなー。

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峩々温泉

峩々温泉
今回の宿は蔵王の麓の峩々温泉です。びゅう(JR東の旅行会社)の懸賞で当たったのだ!
峩々温泉は初めてです。山奥の一軒宿で、温泉も雰囲気もとてもよかったです。満足。
山つつじが満開できれいでした。
写真は貸切露天風呂。混むので、朝の四時に起きて入りました。雨上がりの夜明け。気持ちいいですなー。

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おはよう!

おはよう!
山の温泉の朝。さっそく露天風呂に入ってきました。
昨夜は一瞬だけ晴れて、満天の星空。数年ぶりに天の川を見ました。

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2009/05/30

麦秋

麦秋
眠い。
早朝の新幹線に乗って、北に向かっています。宇都宮付近では、田植えの終わった田んぼと黄金色の麦畑とが、まだら模様になって、とてもきれいでした。

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2009/05/29

これからのお楽しみ。

よく降りますなー。紫陽花が咲き始めていて、いよいよ6月。衣替えだー。

★29日夜のNHK芸術劇場は歌舞伎で『寺子屋』と『河内山宗俊』。→ここ。『河内山宗俊』は去年の秀山祭の時のですね。見に行ったお芝居をTVで見るのは復習にもなるので楽しみだす。

★31日にBS-TBSで放送の『落語研究会』に白酒師匠の『今戸の狐』あり。→ここ。1月の白酒師匠の勉強会で聴きました。すっごーく面白いです。仕込みが大変というか、オチの一言のために全てがあるというか、噺家さんは気が抜けなくて大変だろうけれど、私はこういう最後に「なんなんだー!」と思わせるような噺、大好きです。

★落語にうつつを抜かしているので、美術館になかなかいけない。でも世田谷美術館で開催中の『日本の自画像』にはぜひ行きたい。→ここ。好きな写真家ばっかし。濱谷浩なんていいですよー。でも行く時間あるのか?

★わー。岩波文庫から『久生十蘭短篇選』が出てるではないですかー。知らんかった。会社近くの本屋にはなかった。探さないと。

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2009/05/28

本日のおやつ@かいしゃ

本日のおやつ@かいしゃ
同僚にクッキーをもらった。スナフキン!恐れ多くて食べられません。
(でも結局食べた。むしゃむしゃ)

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2009/05/27

未だコウフン醒めやらず


↑25日に出た市馬師匠の新しいCD。昨日買った。大好きな「味噌蔵」に「芋俵」。まだ聴いてないけど、楽しみだす。
昨夜は「市馬落語集」の下巻。落語は「文七元結」に「七段目」。ゲストは白山雅一先生の声帯模写。前日に引き続き楽しい会でした。期待の「文七元結」は・・・すんごーくよかった。期待以上。どこをどう切っても市馬師匠、市馬師匠の「文七元結」でした。「文七元結」って人情噺なんです。人情噺をこう聴かせますかーという、実に後味のいい「文七元結」でございました。一晩たってもコウフン醒めやらず。ちょっと落ち着いてから感想を書きます。書きたい(笑)。
とてもいいお芝居を観たあとのような感覚になりました。ほーんと、お芝居。橋の上の場面から、文七の奉公先の場面に切り替わるところなぞ、チョンと柝が入った(ような気がした)もの。
だから二席目の「七段目」も、気分はノリノリで、師匠も本当に楽しそうで(いつもの当代團十郎の他に、六代目中村中村歌右衛門の声色もやった。白山センセイ直伝とか(^^))、 白山雅一先生のコーナーもよかったし、楽しい楽しいヒトトキでした。
何度も言うけど、やっぱ市馬師匠はいいですよん。これからもついていきます(笑)

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2009/05/26

やっぱり市馬師匠はイイであります。


昨夜は「ご愛顧30年・市馬落語集 上巻」。今年30周年を迎えた市馬師匠の記念イベント第一弾だそーです。落語は「おせつ徳三郎(通し)」に「片棒」。仲入り後にはゲストの 、あした順子・ひろし先生の漫才がありました。これがもー最高!客席は大爆笑の渦。市馬師匠もおっしゃっていたけれど、本当に演芸会の宝です。90歳といわず、100歳まで現役でやってください!

「おせつ徳三郎(通し)」を聴くのは初めて。後半の「刀屋」は志ん朝師匠のCDで聴いた事がありますけど。市馬師匠はあっさりサラリと(特に後半)、楽しく。「片棒」に入る前のマクラで、似合わない噺をやっちゃって・・・と笑ってらっしゃったけど、いやいや、1時間があっという間でした。

二席目。おなじみのお客さんが多いせいか、マクラでけちん坊の話しをしたところで、会場は「片棒だ~」の渦。お客さんが「(もっと)やれやれ~」の周波を送ります(笑)。市馬師匠、途中で笑っちゃうんだもの。相撲甚句、お囃子、人形ぶりに、お祭りマンボのフルコーラス。ほーんと楽しかった。
やっぱり市馬師匠はイイでありますよ。

下巻の今夜は「文七元結」。市馬師匠と「文七元結」は、「おせつ徳三郎」以上に、イメージがつかめないのだけれど、先代の小さんも何度か 「文七元結」をやったそうで(「落語研究会」でのエピソードには笑った)どうなるのか期待。
私の中では、この間TVで見たお芝居の「文七元結」、松緑(二代目)の 長兵衛みたいな感じかなーと思っているのですが。

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2009/05/24

シアワセのおすそわけ

シアワセのおすそわけ
昨日の披露宴でもらった小さな花束。適当なフラワーベースがなかったので、ガラスの計量カップを使いました。いいぐあい。

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2009/05/23

本日はお日柄もよく。

本日はお日柄もよく。
鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮で友人カップルの結婚式がありました。夫婦で出席しました。披露宴は新郎みずから司会進行。暖かで楽しい会でした。すでにスタートさせた新生活の様子も紹介。笑いの絶えない披露宴でした。いい気分。新婦もとてもきれいでした。
おめでとう!いつまでもお幸せに。

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2009/05/22

本日のお昼ごはん。

本日のお昼ごはん。
久しぶりに虎ノ門『鳥与志』の焼き鳥丼ごはん少な目980円。以前はついていた小鉢がなくなって、お味噌汁の具はネギだけですが値段はそのままでした。ここの血ギモ、好きなんだー。

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2009/05/20

マスク売り切れふたたび。

いつもはジミーな、このブログですが、ここ数日、いつもの倍くらいのアクセス数があって、びっくりしていたら「マスク売り切れ」で検索してきてくれた方が大勢いるようです。
すいません。利益になる情報がなくて。

私のまわり(東京)では、もうドラッグストアの店頭でマスクを買うことは不可能です。うまいぐあいに入荷のタイミングで買えればラッキー。
我が家には、横浜で第一号感染者発見か!のニュースがしずまったころ、少し買っておいたのがあります。それでも夫婦二人で使って10日分ってところ。もっと非常事態になった時に使おうと、今はマスクはしていません。すいません。だって、家にある分を使い切ったら、次はいつ買えるかわからないんだもの。

ニュースをみていると、「マスクをしていない人は人間にあらず。危機意識なし」みたいな雰囲気があって、なんとなーくイヤな感じ。買いたくても手に入らない人だっていっぱいいるだろうし。お国も「マスク、マスク」というのなら、一世帯に一箱でも配るくらいの事をすればいいのになーと思います。
ネットオークションで通常の何倍もの値段で取引されているときくと、それもおかしいと思うのでありますよ。人が困っているのにつけこんでいるようで。ウイルス用のマスクって、普通でも高い。1枚100円見当ではないですか。一家4人で毎日マスクを使ったら、いったいどれだけの出費になるのか。

企業でまとめ買いなんかもしてるんじゃないのかなぁ。ツテがある人は(団体は)いいけれど、本当に必要としている人たちの手元に届かないっていうのも、おかしなはなし。

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久しぶりに末廣亭へ。

18日。末廣亭の中席、夜の部のトリは雲助師匠なれど、なかなかいけず。18日は代演で雲助師匠の総領弟子、白酒師匠がトリということもあって、さっさと仕事を終わらせて出かけました。末廣亭は久しぶりであります。

  落語  一朝  『祇園祭』
  落語  扇遊  『引っ越しの夢』
  (仲入り)
  落語  歌奴  『新聞記事』
  漫才  ホームラン
  漫才  今松  『干物箱』
  漫才  馬生  『稽古屋』
  大神楽 仙三郎社中
  落語  白酒  『化物使い』


お客さんは1/3ってところでしょーか。客席の空気がやわらかい。「気合いれてチケットとりました!聴くぞー!」と殺気立っていなくていいです。そういうの、疲れるんだもん。
ボヤボヤ聴いている私の前を、次から次へと芸人さんが出てきて、何かして帰っていく・・・(笑)。

白酒師匠はマクラで新型インフルエンザの話し。「この中に感染者が出たら、このまま10日間末廣亭にとじ込められて、ここで寝泊まりしないといけない」というのには大笑い。24時間落語聴いていられるのかなぁ。
『化物使い』は初めて聴きました。化物屋敷と呼ばれる家に引っ越してきて、人使いの荒いご隠居、出てきたお化けに、いつも通りガンガン用事を言いつけていきます。
呑気な話しで、大いに楽しませてもらいました。

世の中、新型インフルエンザの話題がいっぱいで、ニュースを聞いているだけで風邪をひきそうだし、不安な気分になってきます。
こういう状態、落語に出てくる登場人物たちは、どう思っているんですかねー。

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2009/05/19

大掃除の副作用

慣れない掃除をしたので(^^)、足がつかれてしまいました。
久しぶりに広々としたリビングで、張り切ってストレッチをしたら、足の裏の筋が伸びて痛い痛い(笑)。

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2009/05/17

今日はなぜ嵐になったのか?

・・・それは我が家が大掃除をしたからです(笑)。
いやー。本当にすごい状態の我が家。夫婦そろってお片づけが苦手なところに、ここんとこ家には寝に帰っているよーなものなので何が何やら。さすがに「これはマズイ」と夫婦そろって一念発起、リビングだけでも片づけることにしました。いやー、疲れた。へとへと。片づいた・・・とはいえませんが「かなり散らかってますけど・・・」と人に言えるくらいにはなった(わはは)。あとはボチボチ細かいところを片づけていきます。ハイ。

諸悪の根元は本なのであります。先週からブックオフに売るべく本だけは整理していたのですが、「どーしてもこれだけは・・・」という本が多いので、おまけに夫婦の読書の趣味が全く違うので、倍々で増えていく。
でも探していた本が発掘(本当にそういう感じ)できたので、あと半年くらいは、出てきた本を読んで(読み返して)過ごすことができそうです(^^)。結構いい本を買っているのだな>わたし(自画自賛)。「おー、こんな本を買っていたのかー」とびっくりした。

2003年の『東京人』落語特集の本が出てきた。雑誌はさっさと処分しちゃうので、びっくり。その頃の私は落語に興味がなかったので、夫が買ってきたのでありましょう。二つ目時代の白酒師匠が出てた。市馬師匠もちょろっと出てました。髪型が今とは違う(笑)。
たった5,6年でも移り変わりがわかって面白いです。落語の世界は動いているものなんですなー。あと5,6年たてば、また今とは違う世界になっているのでしょうね。

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落語漬け(昼の部)

16日。
寄席→落語会と、午後から夜まで落語漬け。1日中聴いてると疲れるので、本当はこんなこと、したくはないのだけれど、池袋演芸場昼の部トリの川柳師匠はどうしてもはずせず、夜はワザオギ落語会のチケットを買っていたので。
夫と出かけました。


池袋演芸場昼の部

 (開口一番) 歌る美 『お初天神』
  落語  つくし
  奇術  世津子
  落語  歌奴  『宮戸川』
  落語  扇橋  『つる』
  漫才  ロケット団
  落語  喜多八 (「松曳き」の下?)
  落語  志ん駒
  俗曲  小菊
  落語  市馬  『猫の災難』
 (仲入り)
  落語  百栄  『生徒の作文』
  落語  志ん五 『たらちね』
  漫才  大瀬ゆめじ うたじ
  落語  川柳  『ガーコン』


歌奴師匠は初めて。体格いいところに声もよく、押し出しがよくて将来楽しみ(^^)。
ロケット団はウケまくっていました。好きなんだわー、この人たち。時間に余裕があったのかいつもよりたっぷり聴いた感じ。
志ん五師匠の『たらちね』は面白く、やっぱ、真打ちのやる前座話はいいなぁ(大好き)。
百栄師匠は新作落語。寄席も古典ばっかりだと疲れちゃうので、途中でこういう新作が入るのもとてもいいと思います。今回は席が前だったので、噺家さんの顔がよく見えて、失礼ながら意外とおじさんなんだ・・・と思いました。髪型がおかっぱなのに、惑わされていた(笑)。
市馬師匠の『猫の災難』は1年ぶり。マクラも短くサッと噺に入りました。徐々にエンジンがかかってきた感じで、酔っぱらって寝ちゃうところは相変わらずよかったなー。お酒飲みたい。
川柳師匠の『ガーコン』を聴きながらしょっとウトウトしてしまいました。贅沢(^^)。


昼の部が終わったあと、軽く食事して東武デパートで買い物をして、国立演芸場へ。

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2009/05/15

藤むらの羊羹

雲助師匠の「鰻の幇間」を聴いていたら、始めの方に、主人公の野幇間が、『藤むら』の羊羹を二棹もって、お茶屋に顔つなぎに行く場面がありました。こういう導入部は初めて聴いた。
「藤むら」なんて久しぶりに聞いたよ。

藤むらの羊羹は好きでした。
私はアンコロが苦手なので、羊羹もさほど好きではないのですが(逆に夫は好物なのですなー)、かといって全く食べないわけではなくて、夫が食べる時に端っこをほんの少しもらうくらい。
結婚が決まったとき、仲人さんにそんな話しをしたら「じゃぁ、一度藤むらの羊羹を食べてみるといい」と教えてもらいました。仲人さんは根津に縁があった関係で、本郷に店があった藤むらの羊羹をよく食べていたそうな。

藤むらの羊羹は、甘みあっさりで、とてもおいしかったです。虎屋の練羊羹のように何年ももつようなものではなくて、賞味期間も短かった。
一時、本郷で勤めていたことがあって、その時は、何かというとお使い物に、藤むらの羊羹を使っていました。昼休みに行くと、狭い店内はお買い物にきた人たち(年配のご婦人が多かった)でいっぱい。
その店もずいぶんと前に閉めてしまって、残念に思いました。
食べたいな~、藤むらの羊羹。

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2009/05/14

買い物とかジュリーとか。

友人の結婚式に参列するので、その洋服を買いに行きました。靴も欲しくなる。
ついでにいつも行く店に寄って、夏物の洋服をまとめ買い。これでこの夏は乗り切る(^^)。
服を買うと気持ちがワクワクしますなー。

大荷物を持って満員電車に揺られて帰宅すると、BSでジュリーの特集番組(ワンマンショー)を放送していました。9年前の番組の再放送でした。過去のヒット曲に最新曲(9年前の)をたくさん歌っていました。私はファンというほどではないけれど、70年代から80年代にかけては出す曲、出す曲がヒット曲だったので(ファッションとか話題も多かったし)いやでも聴くこと、目にすることがが多かったので、何とも言えない懐かしい気持ちで、最後まで見てしまいました。

久しぶりに『時の過ぎゆくままに』を聴きました。名曲ですね。ジュリーの雰囲気にもすごく合ってるし。
『おまえにチェックイン』も懐かしい曲でした。友人がよくカラオケで歌っていた。すんごーくポップでビートがきいていて、初期の佐野元春を思わせるなーと思って、調べてみたら、編曲が伊藤銀次でした。なるほどー。

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2009/05/13

五月大歌舞伎@新橋演舞場の簡単な感想

お芝居見物は2月の初日に歌舞伎座へ行って以来。先月の『伽羅先代萩』、吉右衛門が六助の『毛谷村』はぜひ見たかったのだけれど、時間がとれなかった。5月の演舞場は吉右衛門が座頭の恒例の舞台。昼の部の『金閣寺』(吉右衛門の松永大膳なんて絶対見たいではないですか)、夜の部の『鬼平犯科帖』が見たいので、早々に昼夜通しでチケットを取りました。疲れるから、別の日にしたいのだけれど、休みがとれないもんで(泣)。
しばらくお芝居を見ていないと「別に見に行かなくてもいいかなー」と思うけれど、やっぱり生の舞台はキラキラきれいで、明るくて、心の澱が溶けていくよーな気がします。
幕内にロビーに出たら、H嬢とばったり。「今日だったのー!」とお互いびっくり。
以下、簡単な感想。

昼の部
 『祇園祭礼信仰記 金閣寺』
演出も役者さんの衣装も舞台装置も、とにかく派手で歌舞伎らしい好きなおはなし。
吉右衛門の松永大膳は安心して見ていられます。ゴージャスな寝間着にガウンというようないでたち、王子という独特の髪型、「国くずし」という悪役です。にじみ出る「悪」と「色」、存在感。とてもよかった。こういう役は力のある役者さんじゃないと舞台に負けてしまう。
女方の大役である雪姫は芝雀が初役で。桜の木に縛られた雪姫が桜の花びらを使って足で鼠を描くと、その鼠が本物の鼠になって縄を食いちぎるという場面。雪姫一番のしどころで、芝雀はそこを家に伝わる型、人形ぶり(文楽の人形のふりをする)で演じました。私はとても面白いと思いました。その場面にかかると、浄瑠璃の三味線が二挺になって、「とざいとーざーい」と黒子が出てきて太夫などの紹介をし(文楽だー!)、雪姫の後ろには黒子がついて、本当にお人形になって演じます。こういう人形ぶりの演出は初めてみたし(『阿古屋』の岩永が途中で人形ぶりになったけど)、私は劇中劇のような感覚で楽しく見ました。お芝居は何も一つの型で演じる必要はないのだろうし、こういう「家の型」もどんどんやっておくべきだと思います。そういう点では落語も同じ。
真柴久吉役の染五郎もよかった。もちっと線が太くなればもっといいのですけど。こういう役の衣装は五月人形の桃太郎さんみたいで、派手でいいですなー。

 『心猿(しんえん)』『近江のお兼』
踊り。最初の踊りから次の踊りに変わるのは、舞台上で。馬の引き抜きは初めてみた。たのしー。


 『眠駱駝物語 らくだ』
落語の「らくだ」を岡鬼太郎が歌舞伎にしたもので初演は昭和の初め。初代の吉右衛門がやりました。去年の夏、勘三郎、三津五郎のコンビで見ました。その時は大爆笑の舞台でしたが、今回はそうでもありませんでした。お客さんもどう反応していいのか困っているような感じ。
去年の演出とは最後の場面が違っていて、今回の舞台は初演の形に近いのではないかと思いました。正岡容の随筆で、初演時の『らくだ』の舞台を結構けなしている一文があって、後味の悪さについて述べていたのを思い出したので。もともと「らくだ」なんていう話しは後味の悪い、イヤな話しだもんね。市馬師匠の「らくだ」は、そこをすっきりさせて好きですけど。
吉右衛門は播磨屋の芸を残していく事に心を砕いているように思うので、今回の舞台もその一つかと。


夜の部
 『鬼平犯科帳 狐火』
昼の部はおばちゃんばっかりだったのに、夜の部は男性の姿が目に付きました。
鬼平はもう当代吉右衛門しか考えられないです。「火付盗賊改方、長谷川平蔵である」と登場するところなんて「テレビと一緒だー」と心の中で叫ぶわたし。
ここでも芝雀が奮闘。錦之助のいい男ぶり、染五郎のヤクザな雰囲気がよろしい。こういうちょっと屈折したところが染五郎はとてもいいと思います。もうちょっと線が太くなればなぁ(何度もいうけど)。いつか『文七元結』の長兵衛なぞを見てみたいです。笹沢左保の股旅ものとか似合いそう。

 『於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり) お染の七役』
福助が七役を早変わりで見せます(このお芝居、福助が児太郎時代に南座で見てます。今回筋書きを見て、昭和59年だったと知りました)。
福助、ちとやりすぎ・・・の感は否めませんが、ショーアップとみれば、これもアリかなという気もします。事実、楽しかったし私の後ろの席の「歌舞伎は初めて」という女性グループは「面白い!」と喜んでいました。
江戸時代のイリュージョンってところか。筋はあってないようなもんです(笑)。こういう適当さも歌舞伎の好きなところなんだなー。私は大詰の「道行の場」が楽しかった。常磐津の踊りで話しが進んでいきますが、これまた派手でよろしい。
鬼門の喜兵衛役の染五郎が、想像以上によかった。


全体のお芝居を通して、脇役の役者さんがよかったです。大好きな歌六はもちろん、段四郎、歌昇、錦之助も適役。吉之丞、歌江というベテランが出ていたのがとてもうれしい。夫がご贔屓の芝のぶちゃんも、セリフいっぱいのお役で登場。彼女(とあえて言わせてもらう)は「絶対女だっ」と言い張る我が夫なのであります。好みらしい(笑)。

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2009/05/12

今日はお芝居

今日はお芝居
昼夜通しで新橋演舞場に来ています。今は昼の部と夜の部の境目。お客さんのいない劇場は静かで不思議な雰囲気。
お芝居は三ヶ月ぶりです。やっぱりいいなぁ。舞台見てると、なーんか大きな気持ちになります。
播磨屋の松永大膳、当然ながら、よかった。芝雀は大奮闘です。

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2009/05/11

十数年ぶりの『どくとるマンボウ青春記』

夫によると、10日の朝、フジテレビに北杜夫センセイが出てたそうな。斎藤由香さん、阿川佐和子さんとの対談だったそうで、番組の印象は夫曰く「昔の『すばらしき仲間』みたいな感じ」。関係ないけど「すばらしき仲間」はいい番組でした。どっかで再放送してくれないかな。今からみると貴重映像てんこ盛りですよん。
で、これまた夫によると「北センセイ、躁状態なんじゃないのー」とのこと。またマカオに行くとか何とか話していたそうなんですが、それってとてもキケンなような・・・(^^)。

高校生のころ、私が夢中になって読んでいたのは断然、北杜夫。私のまわりには遠藤周作ファン(狐狸庵ファンは佐藤愛子ファンでもあった)もいたし、筒井康隆ファンもいたけれど(「筒井康隆も面白いって!」と友人が貸してくれたのが「農協月に行く」で、当時の私にはあまりにもどぎつくて、以来筒井康隆は読めず)、私はやっぱり北杜夫センセイが好きでありました。

「輝ける碧き空の下で」くらいまでの本は、ほぼ全て読んでます。夢中になって読んでいました。何でかわからんが。
その中で私が好きなのは「楡家の人びと」と「どくとるマンボウ青春記」であります。

「どくとるマンボウ青春記」は旧制松本高校から東北大医学部に進学し文学の道を志すまでの自伝エッセイで、高校生の私は、旧制高校生の生活ぶりに憧れのような気持ちを持ちながら読んでいました。今から思うと「憧れてどーすんだ」と思いますが、当時は文中の宗吉青年とほぼ同年代ということがあって、宗吉青年やその仲間達の心情に共感できるところが、たくさんあったのでしょう。

で、GWに松本に行った時に、旧制松高跡にある、記念館に行ってきました。
いやー、北杜夫ファンで「青春記」に思い入れのある人は、ぜひとも行くべき所だと思います。「あー、望月先生だっ!」と当然会った事もない老先生に親しみをもてる人はぜひぜひ。

それをきっかけに「青春記」を数年・・・いや、十数年ぶりに読み返しました。面白いです。面白すぎ。
「青春記」に登場する若者たちの母親くらいの年齢になって読み返すと、登場人物たちの青春の彷徨が、客観的に見える、見てしまう自分自身が面白いです。
高校に入学してみると、上級生たちが自分たちよりもはるかに大人に見えて、彼らの会話の内容、読んでいる本、何もかもが知らないことに驚きと焦りを感じる・・・っていうのがすごくよくわかる。で、若いときに、そういう環境に放り込まれるというのはとても大切なことではなかろーかと、今の私は思うのであります。
大人になってからもそうだけれど、自分が知らない事に出会うっていうのは、いつも刺激的。その第一歩を10代後半に踏みだし、猛烈な勢いでありとあらゆるものを(そのほとんどは無駄なことであろうけれど)吸収し(吸収できるんだな)、吐き出していくっていうのは、人間の成長に必要なことではなかろーか。そこから迷いも始まるわけですが。

それはそうと「青春記」を読み直してびっくりしたのは、松高時代の話しは全体の半分なんですね。一冊まるごと松高の話しだと思っていました。私の記憶の中では松高の話しが、ものすごく膨張していたみたい。
それに私が読んでいたのは中公文庫でしたが、今は新潮文庫になっていました。

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2009/05/10

ちょっと気になる落語会

去年、池袋演芸場で「鉄道戦国絵巻」なる新作落語を聴いてから、ちょっと気になる二つ目、駒次さんが出演する、鉄ちゃんの落語会が来月あります。

★『らくごの鉄人』→ここ

わはは。「鉄道戦国絵巻」は面白いです。池袋のお客さんにもウケてた。


NHKの「落語らいぶ2009」、第3回目の詳細がHPに出てました。

★第3回「落語らいぶ2009」→ここ


5月中席(11日~20日)、池袋演芸場昼の部の取りが川柳師匠です。仲入り前が市馬師匠。我が家では、「今聴いておかねばならぬ落語家ナンバーワンは川柳師匠」ということになっているので、ぜひ行きたいのでありますが、週末しか行けないしなー。
夫は「川柳の後を継ぐのは市馬しかいない!」と言っておりますが(笑)。

ちなみに、末廣亭のトリは雲助師匠。こちらも行きたいであります。

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野球観戦。

夫と横浜球場へ阪神戦を見に行きました。
今日は朝から本当にいいお天気で、初夏を思わせる陽気でした。日射しも強い。崎陽軒のシウマイを食べながらビールを一杯。いい気分。

でも野球の方は、ぜーんぜんいい気分ではありませんでした。4対0で負けたのですが、それよりもなによりも、ピリッとしたところのない試合でした。阪神気合なさすぎ、打てなさすぎ。何をやりたいのか、ようわからん。3時間強の試合時間のうち、7割くらいが横浜の攻撃時間だったんじゃないですかねー。終盤になってから(阪神が)頻繁にピッチャーを交代させたのも、試合全体の緊張感をなくす結果になったような。

それでも、全然勝つ気がしない試合なのに、誰一人として帰ろうとしない阪神ファンは一体何なんでしょーか。私たちを含めてですが、我慢強いのか、心が広いのか、それとも何にも考えていないのか(^^)。

球場に行くのは年に2,3回ってところで、もちろん今シーズンは初めての観戦でした。
一時は観戦者のほとんどが着ていた阪神のユニフォームが(自分の好きな選手の背番号がついているやつ)、今日はグッと少なくなっていました。ユニフォームも金本、桧山が目立つくらい。今岡はいなくなりました。その代わりというわけではないですけど、ラインバックのユニフォームを着ている人がいました。青い昔のユニフォームで。ラインバックなんて、30代前半くらいの人だと、もう知らないのではないですか?
7回攻撃前の風船とばしがなくなりました。ゴミ対策なのかなー。

陽にあたって、少々疲れたので、健康ランドに寄って帰りました。サウナに入って、たっぷり汗をかいたら、かえって疲れてしまった。

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2009/05/09

えほん寄席

iPodに落語をいくつか入れたので(もともと私のiPodには落語しか入っていないのですけど)、それを聴きながら寝たら(確か雲助師匠の『鰻の幇間』だったと思う)夢の中に噺家さんがいっぱい出てきて、ものすごーく疲れた。朝起きても全然寝た気がしないであります。

毎週金曜日の朝、NHK教育で「えほん寄席」なる子供向け5分間番組を放送しています。古典落語を5分にまとめて、アニメーションをバックに東西の人気の真打ちが話すという番組であります。存在はもともと知っていたけれど、なんとなーく見ることはありませんでした。先々月だったか、市馬師匠が出演(声だけですけど)されたので、それをきっかけに毎週予約録画して見るようになりました。これが、なかなか面白いんですなー。5分間でもぐっとひきつけるモノがあるのは、アニメーションの面白さもあるけれど、やはり力のある噺家さんはちがうと感心するのであります。白酒師匠の『穴子のからぬけ』なんて、夫婦で毎日のように見ては笑ってるもん。仕事から帰ったらまず『穴子のからぬけ』。
で、昨日は、さん喬師匠の『死神』でした。大ネタです。5分の『死神』というのがスゴイ。水木しげるさんのアニメーションがめちゃくちゃこわい。さん喬師匠の優しそうで冷たい声もこわい。夢に見そう。目玉オヤジが出てるところもいい(^^)。
5分で『死神』が出来るのなら『芝浜』や『文七元結』、『鼠穴』はどうだっ!と笑いながら言い合い夫婦なのであります。

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2009/05/05

姨捨から

姥捨から
松本から長野へは普通列車に乗りました。姥捨からの景色を見たかったので。生憎の曇り空でしたが、善光寺平がよく見えました。
今回の旅はこれでおしまい。

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松本にて。

松本にて。
バスで松本へ。念願の旧制松本高等学校記念館に行きました。松高以外の旧制高校の資料もてんこ盛で一時間半では見きれず。北杜夫ファンには聖地ですなー。思わず受付で売っていた『青春記』を買ってしまいました。本棚さがせばあると思うけど。帰りの新幹線車内で久しぶりに読み返します。楽しみ。
お昼ごはんは『とりめし』。鶏の唐揚げに野沢菜、そぼろ、味ごはんで、おいしかったです。量も手頃。

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山の朝

山の朝
おはよう。
温泉に入って部屋で一休みしているところ。近くのお堂の鐘が鳴りました。
昨夜、雨が降ったので、山全体がじっとり濡れている感じ。窓を開けると緑の匂いがして、気持ちいいです。

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2009/05/04

ぐうたらごろごろ

ぐうたらごろごろ
山の温泉に連泊。私は旅館の10時から昼過ぎまでの時間が好きです。宿泊客のチェックアウトが終わって、掃除が始まって、静かさの中に慌ただしさが混じっています。
お昼ごはんにお蕎麦を食べに行きました。今日の予定はこれだけで、あとは部屋でぐうたら。敷きっぱなしのお布団の上でごろごろ。
川沿いの部屋からは、山の新緑がきれいに見えるし、窓を開けると鳥の鳴き声も聞こえてきます。
持ってきた本も一冊読了。

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2009/05/03

本日のお昼ごはん@上田

本日のお昼ごはん@上田
今日から二泊三日の温泉旅行です。いつも行く東北の宿がとれなかったので信州に変更。
まずは善光寺の御開帳に行こうとしましたが、山門までの行列に恐れをなし、遠くから手を合わせておしまい。初詣にお参りしたからいいや。
上田に戻って、お昼ごはんは中村屋の肉うどん。550円。馬肉の肉うどんなのだ。妙にあとを引く味で、上田に行くとついつい寄ってしまいます。
駅前から歩いて池波正太郎の記念館へ。原稿、愛用の品の数々の他に、直筆の絵をいろいろ見られたのに感激しました。今月は演舞場で播磨屋の鬼平を見るんだもんね。
自分のおみやげに上田紬のスカーフを買いました。夏のクーラーよけにするのだ。

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武春・市馬・二楽・紋之助の会@横浜にぎわい座

落語好きにもいろいろあって、落語だけ、それもちゃんとした長い噺を聴きたいから寄席には行かず落語会ばっかりっていう人もいるけれど、私は面白ければ何でもいいやーって派。寄席も番組次第ですが好きです。次から次へといろんな人が出てきて、間に色物さんが入ってという雰囲気はいいものだし、15分程度の高座でもちゃんとした噺家さんがすると聴き応えもあるものです。さん喬師匠の『そば清』、白酒師匠の『つる』『短命』、市馬師匠の『雑俳』『山号寺号』なんて、いいですよー。色物さんも楽しい。毎日同じ芸でも、それがまたいいのだ。うまい人なら全然飽きないよ。

江戸曲独楽の紋之助さんはいつもテンション高くて楽しい芸を見せてくれるし、先日初めてみた二楽さんも愉快でした。その二人に浪曲・・・なのかなぁ、三味線弾き語りの国本武春さん、そして市馬師匠の四人の会となれば行かねばならんでしょ(^^)。

 (開口一番)武春
  曲独楽  紋之助
  落語   市馬(歌『哀愁列車』→浪曲→落語『かぼちゃ屋』→踊り『深川』)
 (仲入り)
  紙切り  二楽(お題:鍾馗さま、松竹梅、鯉のぼり、藤娘)
  三味線弾き語り 武春(バンジョー・サム)

今日、初めてお客さまの前でやるネタ下ろし(?)の芸をやると、いつにも増してハイテンションの紋之助さん。寄席でも最後にやる「風車」という芸では、客席に下りてきて、独楽を回しながらぐるりと一周。お客さん大喜び。

客席が盛り上がったところで登場した市馬師匠。初夏らしい涼しげなお着物でした。がっつり落語って雰囲気ではないし、師匠も最初っからそんな気はないだろうなぁと思いつつ、何をやるのかなぁとちょっと期待。「(先日出演した)FM放送を聴いたよ」と客席から声がかかって、好きな昭和歌謡の話しから結局歌うことになって(笑)『哀愁列車』をワンコーラス。すかさず「(次は)浪曲!」との声に応じて、さわりを少し。
去年、同じくにぎわい座の独演会で師匠がやった『灰神楽三太郎道中』の一節だと思います。詳しくないのでわからんが。その時の経験があまりに気持ちよくて、未だに忘れがたいご様子の市馬師匠なのでありました。
「落語をやらないと・笑」とスッと『かぼちゃ屋』。師匠の与太郎は本当にかわいい。『かぼちゃ屋』を聴く季節になったのかー。師匠で『孝行糖』を聴いてみたいであります。
それで終わるのかと思っていたら何と踊りで『深川』。わーい。師匠の踊りは初めてだー。足袋をぬいで、ひょいと着物を尻はしょりすると、真っ赤なステテコで薄い色の着物に映えます。初夏の風を感じる30分のミニライブでございました。大満足。

二楽さんも武春さんの舞台もとても楽しかった。とにかく4人とも「楽しくて仕方がない」って感じで、その空気が客席にも伝わってくるから、こちらもウキウキしてくるような。やっぱり、やってる方がのっていないと見ている方も楽しくない。最初に登場した紋之助さんのテンションの高さが最後まで続いたようでした。

この4人で、またやってくれないかなー。

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29,30日と鈴本演芸場へ。

29日
 (開口一番) 正太郎 『金明竹』
  落語  わさび  
  太神楽曲芸  翁家和楽社中
  落語  菊丸  『人形買い』
  落語  白酒  『つる』
  津軽三味線  太田家元九郎
  落語  市馬  『山号寺号』
  落語  雲助  『お菊の皿』
 (仲入り)
  漫才  遊平かほり
  落語  文左衛門 『手紙無筆』
  奇術  ダーク広和
  落語  馬石  『船徳』

30日
  落語  雲助  『家見舞』
 (仲入り)
  漫才  遊平かほり
  落語  文左衛門 『手紙無筆』
  奇術  ダーク広和
  落語  馬石  『幾代餅』


馬石師匠がにわかマイブームです。いいですよー。特に29日の『船徳』がよかった。涼しげな着物で、高座に上がった瞬間に、ふーっと風が吹くような感じ。
勘当された大店の若旦那、馴染みの船宿の二階に居候。突然、船頭になると言いだします。暑い暑い昼下がり、その若旦那が浅草の観音様にお参りに行く男を二人、舟にのせて行くことになりました・・・

馬石師匠の『船徳』は、若旦那がよかった。世間知らずのお調子者、育ちのよさも感じさせます。うっかり船頭になっちゃったのも、彼らの姿形に憧れただけという、浮世離れした雰囲気がとてもよく出ていました。その若旦那の船頭が、汗をかきかき、いっぱいいっぱいで、櫓をこいでいくのが、とにかくおかしい。竿なんか、とっくの昔に流しちゃったよ(笑)。お客にあれこれ言われた時に、何も言わずじっとにらみ返すところなんて最高。聴いてる私も「あぁ、わかったわかった。もう何も言わないよ」って言いたくなっちゃう。
お客二人のやりとりとか、少し物足りなく感じるところもあったけれど、40分近い時間がアッという間の充実の高座でした。
一緒に行った夫曰く「若旦那なんて志ん朝の雰囲気があるよなー」。納得。

30日の『幾代餅』も、さわやかでした。

全然関係ないけど、雲助師匠って、いつもいいお着物ですね。私は着物を着ないので(手を出したら身上をつぶす事になりそーでコワイ)何がどうというのはわからないのですけど、遠目に見ても「いいなぁ」というのはわかりまする。

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2009/05/02

マスク売り切れ。

横浜の高校生は新型のインフルエンザではなくて何よりでした。
サージカルマスクを買って置こうと、昼休みに会社近くのドラッグストアに寄ってみたらマスクの棚はからっぽ。「小さめサイズ」が数個しか残っていませんでした。ないよりはマシかと、小さめサイズのマスクを買いました。

仕事帰りに前を通った薬屋さんの店先に「ぶたインフルエンザ用のマスクあります」の看板を見つけたので、ちょっと買いだめしておきました。

同僚は気になるからと通勤電車の中でマスクをしたら、暑さで息苦しくなって気分が悪くなったそーな。

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