本日のおやつ。

ぶふふ。虎ノ門・岡埜栄泉の豆大福。
一昨日、同僚と話しをしていたら、どーしても食べたくなって、今日の昼休みに買いに行きました。あまーい(実はアンコロ苦手)。でもおいしい。
(開口一番) らく兵 『十徳』
菊六 『権助提灯』
市馬 『首提灯』
(仲入り)
談笑 『金明竹』(津軽弁バージョン)
三三 『引っ越しの夢』
28日。気になる二つ目、菊六さんは、たおやかに、市馬師匠はバシッと決めて、客席をうかがいながらの談笑師匠は高座をかき回し、トリの三三師匠は、まだクルクル回ったままの高座をスーッと静めてサクッと一席。まことによろしい落語会でした。師匠方の落語、もちっと聴いていたかったなーと腹八分で帰るのもいい感じ。
なんといっても、ずーっと聴きたかった市馬師匠の『首提灯』を聴けたのが泣きたくなるほど(大げさ)うれしかったです。
懐暖かい江戸っ子が、品川の妓のところへ行く途中、さみしい道でバッタリ出会った侍に「辻斬りか?」と思わず啖呵をきったのに、我慢ができなくなったお侍、エイッ!と一言、居合い斬り。去っていく侍の後ろ姿に「ヘン、脅かしやがって」と捨てぜりふを吐きながらテクテク歩き始めると、不思議や首がずれてくる・・・
こういう落語、大好き。市馬師匠の雰囲気にも、とても合ってる噺だと思いました。ぐっと我慢をする侍に、ひたすら威勢よく啖呵をきりまくる男。その対比が絶妙で、侍の頭にだんだん血が上ってくる様子、刀に手をかけるその手がブルブル震えているのが目に浮かびます。エイッ!と刀を振り下ろし、すっとさやに収める姿が美しく、その息づかいに客席も一瞬息を詰めました。
男が再び歩き出して、今度は首がずれてくるのがケッサク。下をむいたひょうしに首が落ちそうになるところではあちらこちらから「あー・・・」と声が聞こえました。私も「あっ!」と言っちゃった。
ほんとーによかった。最近、時々高座にかけてるようですが、これからもちょくちょく、やってほしい噺であります。

会社の近くに有名(らしい)たい焼き屋ができたので、同僚がおやつに買ってきてくれました。皮の厚いのと薄いのがあるというので厚いのを頼みました…皮厚すぎ。鯛が二匹重なってるよ。食べきれないのでしっぽと上下の三つに分けて、ご近所に配りました。
結構おいしかった。
夫と待ち合わせて鈴本演芸場へ。4月下席夜の部のトリは、雲助師匠の二番弟子、隅田川馬石師匠であります。雲助一門総出演、市馬師匠をはじめ、中堅の噺家さんが脇を固めて、若手注目株の馬石師匠をもり立てていました。終わってみれば、本寸法で聴かせる噺が続いて、どっしり重い虎ノ門・岡埜栄泉の豆大福のようでした(あー、食べたくなってきた)。
夫曰く「落語のお手本のような会だったなー」。
(開口一番) 市也 『転失気』
落語 弥助 『鮑のし』
太神楽曲芸 翁家和楽社中
落語 菊丸 『幇間腹』
落語 白酒 『金明竹』
津軽三味線 太田家元九郎
落語 市馬 『粗忽の釘』
落語 雲助 『強情灸』
(仲入り)
漫才 遊平かほり
落語 文左衛門 『手紙無筆』
奇術 ダーク広和
落語 馬石 『替り目』
菊丸師匠の『幇間腹』は幇間もちのヨイショぶりがケッサク。熱演でした。
白酒師匠はなんと『金明竹』。前座さんでよく聴く噺ですが、真打がやるとこんなに面白い噺なんですねぇ。白酒師匠の『金明竹』を聴いていると、自分で工夫するところがいっぱいある噺なんだというのがわかります。関西弁を早口で言い立てるところでは客席から拍手がおこりました。
重量級の津軽三味線を聴いたあとは(いいですなー)市馬師匠。マクラもそこそこに『粗忽の釘』。市馬師匠の粗忽者はどことなく愛嬌があっていいです。それは与太郎も同様で、登場人物を見る師匠の視線に愛があるからなんだろーなぁと最近思うようになりました。よそ見せず15分をつかってたっぷり。よろしゅうございました。
雲助師匠は何でこんなにおかしいんだろう。去年の暮れに聴いた『鰍沢』や『夜鷹そば屋』をやった同じ人とは思えない(笑)。
文左衛門師匠もいいですなー。長屋暮らしのさほど学問があるわけでもない職人たちの生活の息づかいを感じます(^^)。
今夜の出演者が全員で丁寧に、トリの馬石師匠の高座を作っていったという感じ。馬石師匠はそれに応えて『替り目』。寄席でよく聴く噺ですが、大抵はおかみさんが、おでんを買いに行くところで終わります。もちろん今回は最後まで。私は先月の白酒師匠の勉強会で初めて最後まで聴きました。夫はなんと初めて。
ベロベロに酔っぱらった亭主が、夜中に帰宅してからのエピソードを、一つずつ積み上げていく噺。マクラで自分の一門のこと、お酒好きの弟弟子のこと、もちろん昨今話題の某芸能人の話題などを入れて落語に入っていきます。今夜のネタは最初から決まっていたのでしょーか。それまで誰も酔っぱらいの事は話題にしなかったねぇと帰りに夫と話しました。
前半の、おかみさんがおでんを買いにいくところまでは、ごく普通にすすみました。ガラリと雰囲気が変わったのは、屋台のうどん屋を呼び止めるところから。新内流しを呼んで、都々逸、かっぽれを踊るところでは、下座さんが入りました。静かな夜、一人ベロベロに酔っぱらってる男。その対比がなんともいえない雰囲気で、高座に別の空間がポコッと現れたような感じでした。おかみさんが、また上品なんだなぁ。亭主が惚れてるの、当然だわね。
いかにも古今亭の噺、馬石師匠の雰囲気に合った噺でした。気になる噺家さんが、また一人増えてしまった(笑)。馬石師匠でいつか『鰍沢』を聴いてみたいです。芝居噺なんかもいいだろうなぁ。

今日は朝から雨。仕事に行くつもりだったのだけれど、気分がのらないので、明日にする・・・って、間に合うのかなぁ(泣)。がんばって早起きして行こう。
昨夜は同僚の秋田美人とビアライゼへ。秋田美人はビール好き。二人で飲む飲む。途中でH嬢も加わり、気が付けば7杯も飲んでしまった。
でも、そんなに飲んだ気がしないのですよ。楽しい雰囲気って事もあるのでしょうが、いくら飲んでも全然苦しくならないのは(第一ゲップが出ない)、注ぎ方につきるのだと思います。ビールはアサヒの樽生。これがまたおいしーんだな。
新橋のビアライゼは去年の夏に移転して、内幸町に近くなりました。→ここ。予約はできますが、全体の3割くらいしかとらないようです。その時来てくださったお客さまを大切にするということで、私はいい事だと思います、ビアホールだしねー。外ではお客さんが行列してるのに中は予約席でガラガラっていうのはヘンだもん。
これからの季節、フラリと寄ってみるのもいいかと。うまく入れればラッキーです(^^)。

私が最も注目する若手落語家の一人(上方落語ですが)吉坊さんの出版記念落語会。東京ではなかなか聴けないので、喜び勇んで出かけました。落語は『鷺とり』『口入れ屋』の二席。中入り前に加藤武さんとの対談あり。本のオマケがつきました。上方落語は鳴りもの入りでいいですなー。笑わせる工夫があって、純粋におかしい(笑)。いつも聴いてる落語とはチト違う。
会場で会った友人と新橋で一杯飲んで帰ります。
昨日から日傘をさし始めました。陽射しが強くてキケン。昔より陽射しが強烈になってきたよーに感じるのは、私が単に歳をとったからなんでしょうか。目だって、しょぼしょぼするんだよねー。
今週の前半はお仕事週間。昨夜は私より先に夫が帰っていてガックリしました(泣)。
自宅から最寄り駅までは、毎日歩いているのですが、帰りは途中から人通りが少なくなるので、9時をまわるとタクシーに乗るようにしています。ちょっとコワイ目にあったこともあるので・・・というわけで、ほとんど毎日帰りはタクシー。先日は乗ったとたんに「○○通りですね」と運転手さんに言われてしまいました。
駅前のタクシー乗り場には、タクシーがいっぱい並んでいます。去年の秋くらいから車の量が急に増えたような気がします。以前は、夜遅くなってバスがなくなると、タクシー乗り場に長い行列ができていたのですが、今は人の行列より車の行列の方が長いです。不景気なんですかねー。
何か面白い本はないかと、書店に寄ったら、今月の「小説新潮」が松本清張特集。つい買ってしまいました。

↑会社近くのつつじ。満開です。写真に撮ると花束みたいですな。
いつも読んでいるブログに、先日、NHKで放送された「探検!驚異の結晶洞窟」なる番組の事が書いてありました。
メキシコの鉱山で、偶然にも巨大な結晶がゴロゴロしている洞窟が発見されたそーな。巨大といっても机ぐらいとか冷蔵庫ぐらい・・・と思いつつ、そのブログで紹介されていたナショナルジオグラフィックのサイトを見てびっくらぎょうてん。→ここ。ひゃー。なんつーか、すごいとか驚きより先に怖さがわいてくる。NHKの番組は再放送があるよーです。→ここ。見なきゃ。
昔、姫川温泉に泊まった時に、姫川の上流の山の中の川に巨大な翡翠(の原石)があるという話しを聞きました。嘘か誠が知らないけれど、想像すると楽しくなりますねー。見上げるほど巨大な翡翠なんて(^^)。
18日。午後から仕事。夕方に夫と待ち合わせをして健康ランドに行く予定が、夫が自宅でパソコンの設定に手間取ったとかで待ちぼうけ。喫茶店で時間をつぶしてから、待ち合わせ場所の書店でひたすらウロウロする。立川談四楼の『声に出して笑える日本語』を買いました。何も考えずに読めそうな本だったので(^^)。
GWには二泊の予定で温泉旅行に行くのだけれど、その時に持っていく本を何にしようか悩む日々。そんなに読むわけじゃないんだけどねー。お布団の上でゴロゴロしているときに、手元に本がないとさみしい。
結構遅くなってから夫と合流。お風呂に入ってサウナに入って、食堂でビール飲みながら食事して、ひと休みしてから、またお風呂に入っておしまい。帰宅が夜中になってしまった。
19日。親戚の結婚式で夫が出かけたので、夕食は一人。スカパーで毎週日曜日に放送している『剣客商売』のあとに『剣客総菜』なる番組を放送していて(ここ)、そこで見た根深汁があまりにおいしそうだったので、真似して造ってみました。スーパーで、きれいなネギを見つけたし。ごはんは、人参ごはん。番組で紹介されていた菜めしも、夫が好きなので、時々作るのですが、菜を塩もみして、しんなりさせるとは気がつきませんでした。私はいつも茹でていたので。今度は、塩もみで作ってみよう。

最近読んだ本の中で一番面白かった。
著者の平山蘆江(ひらやまろこう)は、都新聞、讀賣新聞の花柳演芸欄を担当した記者だそう。この本がまとめられたのは終戦で、昔の芸能記者の思い出話ってところなんでしょうが、これがまた格調高く、かといって気取ってもいない、とにかく面白くて一気に読んでしまいました。
思い出話の舞台は明治の終わりから昭和の初め。当時の芸能界というのは、歌舞伎界と花柳界で、登場人物は菊五郎、羽左衛門、左団次、梅幸・・・。花柳界といえば、柳橋、新橋、新興勢力の赤坂。役者の色恋沙汰といえば芸者が決まりで、素人さんは相手にしなかったということですね。
ちょっと見栄えのいい芸者だとすぐに旦那がつくし、どこの誰それは誰にひかされたとか、どういう旦那がついてるとか、公然の秘密になっているところも面白い。どの時代でもスキャンダルは人の気持ちを惹きつけます。いい女には常に男の影がチラチラ。
演芸についても書いてあって、私は特に娘義太夫と桃中軒雲右衛門についての一文を興味深く読みました。娘義太夫は「たれぎだ」といって、落語を聴いてると時々出てきます。「どーするどーする!」ってヤツです。「寝床」です(^^)。
当時の生活にもふれていますが、物価など、お金について書かれているところも興味深いです。
芸能、演芸、花柳界、ゴシップに風俗、物価。すでに社会人だった著者が実際に見聞きしたこと、経験した事を冷静に書き留めているので、当時の風景が生き生きと目に浮かんできました。
またこの本、漢字は新字に改められていますが、旧仮名遣いなのがいいです。読みづらいことなんて全然ないし、逆に旧仮名遣いの方が、実際の言葉遣いに沿っているように思うんですよねー。百鬼園先生の本なんて、絶対旧仮名遣いにすべきだと私はいつも思っているのですが・・・。
☆11日。『柳亭市馬独演会』@神奈川県民ホール
(開口一番)市也 『転失気』
市馬 『長屋の花見』
市馬 『夢の酒』
(仲入り)
市馬 『寝床』
穏やかな雰囲気の中、のんびりとした落語会でした。師匠は熱演でしたけど。『長屋の花見』がよかった。詩吟を一節。桜吹雪の中を、私もそぞろ歩きをしているような。好きな噺が三席続いてまんぞく。1年ぶりに師匠の『寝床』が聴けてうれしい・・・。
☆14日。『第2回NHK落語らいぶ2009』
菊六 『金明竹』
彦いち 『熱血怪談部』
市馬 『転宅』
(仲入り)
たい平 『七段目』
喜多八 『やかんなめ』
放送は5月4日(月)午後8時5分~午後9時55分 ラジオ第一にて。
収録のせいか、お行儀のよい落語が続きました。彦いち師、たい平師は初めて聴きましたがいいですね。市馬師匠は「お富さん」はほんの少し歌ったし、喜多八師匠は「葛根湯」と言っていたけど、カットされずに放送されるのでありましょーか。
☆16日。鈴本演芸場夜の部
落語 白酒 『つる』
落語 藤兵衛 『替り目』
(仲入り)
漫才 遊平・かほり
落語 文左衛門 『手紙無筆』
紙切り 二楽 (三国志・隈取り)
落語 三三 『妾馬』
白酒師匠の『つる』が最高。ほんとーに白酒師匠は面白いです。エンジンかかりまくり。二楽さんは初めて。難しいお題に四苦八苦する姿が笑いを誘います。三三師匠の『妾馬』はおつるが見そめられるところをじっくり、後半はあっさりでした。
☆17日。人形町・市馬落語集@日本橋社会教育会館
(開口一番) 市丸 『壽限無』
市馬 『百川』
(仲入り)
市馬 『一人酒盛』
市馬師匠の勉強会。落語会や寄席と違ってマクラがたっぷり。特に『百川』の前は、今日は落語をせずにこれで終わるのじゃないかと途中で心配になりました(笑)。6月に二つ目になる市丸さんの改名の話しから自分の名前の話しに。師匠の『百川』は初めて聴きました。百兵衛さんが嫌みなく、おかしく気持ちよく笑いながら聴けたのは師匠の人柄とうまさでしょーね。また聴きたい噺であります。
以前。落語好きの友人が、毎日のように、どこぞの落語会へ行ったり寄席へ行ったりしているのを見て、「落語なんて同じようなものでしょー。そんなに何度も聴きに行くようなもんかね」と、外野席から「変なの~」とつぶやいていたのに、気がつけば私も結構そういう感じになってるな~と、スケジュール帳を見ながらぼんやりしてしまった昼休み。
いや、そんなに根を詰めて行こうとは思っていないのですよ。
でも、「この噺家さんが、この噺をするなら絶対に行きたい!」「この噺、まだ聴いたことないのよね」「この組み合わせは面白そう」「この日、予定あいてるな~」「チケット、まだとれるのか・・・」「この間、この噺家さんを寄席で聴いたけど、面白かったから、勉強会なら行ってみよ」なぞとチェックを入れているうちに、スケジュール帳がうまっていくのあります。
↑今週の予定。
先月末から続いていたお忙しモードも一段落・・・ってわけではないのですが、そう仕事ばっかりしていたらバカになりそーなので、今週は定時にあがってお遊び週間。こういう時に見たいモノが重なるもので、神保町シアターでは昭和の原風景」なる特集上映中。→ここ。特に今週は清水宏監督の映画が続くので行きたい。
鈴本演芸場はトリが三三師匠だし・・・と悩ましい。
おうちに帰ったらパソコンをつける気もおきず、コメントいっぱいもらっているのに、返事していなくてスイマセン。メールも返事が遅れていてスイマセン。
月曜日は神保町シアターで『按摩と女』を見て、火曜日はNHKの『落語らいぶ2009』(当たったのだ!)に行って、水曜日は神保町シアターで『暁の合唱』。今日、明日は落語の予定であります。
第2回『落語らいぶ2009』の演目は以下のとおり。
菊六 『金明竹』
彦いち 『熱血怪談部』
市馬 『転宅』
たい平 『七段目』
喜多八 『やかんなめ』
放送は5月4日(月)午後8時5分~午後9時55分 ラジオ第一にて。

わはは。
ジューサーバーで東京ジュースなるものも売っていました。うーむ。何が東京なのかよくわからん味でした。私の感じではシンガポールジュースかなー。シンガポールには行ったことないけどさ。

今日は午後から横浜で市馬師匠の独演会。『長屋の花見』『夢の酒』『寝床』でした。師匠の雰囲気にあったポワ〜ンとした会でした。『長屋の花見』がよかったなー。久しぶりに『寝床』が聞けたし。
その後、新幹線で大阪に向かっています。明日は祖母の一周忌なのだ。
N700系の窓側座席の足元にはコンセントがついています。一度使ってみたかったのよねー。
10日。朝、またもや電車が止まりました。信号トラブルらしい。いいかげんにしろー。振替票をもらって別ルートで会社へ。その振替票が遅延証明書だったので(いつもの振替票よりサイズが大きくてペラペラだったけどさ。改札口で駅員が配っていたら振替票だと思うだろーが)駅を出るときに呼び止められました。なんだかなー。
そんなこんなで朝からバタバタ。残業したくない、まっすぐ帰りたくないと、どこへ寄り道しようかとあれこれ。そういう時間が楽しいですなー。夕方になって仕事が山盛りやってきたけど気にしない。神保町シアターかフィルムセンターで映画を見ようか、鈴本へ行こうか迷って、結局鈴本へ。文左衛門師匠がトリの楽日で、仲入り前が白酒師匠。
落語 正雀 漫談(師匠・正蔵の思い出)、踊り(正蔵の「やっこさん」、途中で歌右衛門が入るオマケつき)
落語 白酒 『壺算』
(仲入り)
奇術 アサダ二世
落語 一朝 『小言念仏』
漫才 ロケット団
落語 文左衛門 『文七元結』
平日夜の鈴本って好きなんですよー。空いてるし(^^)。席亭にしたら、連日満員御礼の方がよいのでしょうけれど、その日の都合で「行ってみよーかなー」とフラリと入って、のんびり過ごせるっていうのがうれしい。
この夜は肩の力が抜けた気持ちのいい高座が続いて楽しく過ごせました。寄席で踊りを見たのは、さん喬師匠の「なすかぼ」以来2度目。あー、小春ちゃんの「梅はさいたか」もあったなー。
白酒師匠の『壺算』はケッサクだし、一朝師匠の『小言念仏』は嫌みがなく、アサダ二世センセイは相変わらずで(笑)。ロケット団も面白くて好きなんだよねー。
そしてトリの文左衛門師匠は、がっつり『文七元結』。長兵衛と、吉原・佐野槌の女将の描写が見事。特に佐野槌の女将がよかった。吉原で生きていく女の強さみたいなものを感じました。女将が長兵衛に意見するところに泣けたなぁ。TVでみた歌舞伎の『文七元結』では、この女将を歌右衛門がやっていました。実にぴったりで印象に残っています。文左衛門師匠の女将はその歌右衛門みたいでした。
長兵衛も、ばくちに身を持ち崩した人間のすさんだところがよく出ていてよかった。そうなのよー。長兵衛はどうしようもないヤツなんだ。
終わればもう9時。1時間あまりの熱演でした。よかったー。
中席の夜の部は三三師匠、下席は馬石師匠がトリです。若手が続くのがうれしい。できるだけ見に行きたいです。

今朝は電車が遅れて会社まで2時間以上かかってしまいました(泣)。仕事する気にならず。残業するのはイヤだし、真っ直ぐ帰るのはもっとイヤだし、鈴本に行こうか、映画を見て帰ろうかと悩んでいたところに、友人N嬢からビアライゼで飲んでいると連絡あり。行きます!行きます!!
移転してから行くのは初めて。2年ぶりくらいなのに『久しぶりですね』と顔を覚えていてくれたのが嬉しい(泣)。これを縁にまた来るよ。
私が今まで飲んだなかで最高のアサヒ樽生を飲ませてくれます。メンチカツも健在なり!
今日の疲れが一気に消えてなくなりました。
いかがわしい話しではござりませぬ。
先日、夫と外食中、店の人に「すいませーん。御手塩(おてしお)くださーい」と言ったら、お手拭きを持ってこられました。私が呆然としていたら、夫が笑いながら「わからないよ」と言いました。・・・どうやら御手塩は大阪弁らしい。
御手塩というのは小皿のことです。取り分け用の直径10センチくらいの丸い小皿。
で、思い出したのが「のぞき」です。
よく行く店でお造りを頼んで、「『のぞき』ちょうだい」と言ったら、「・・・いま、何て言ったの?」と問い返されてしまった。
「のぞき」というのは、お造りをいただくときに出てくる、長方形の小さい醤油皿。丸形でもいいけど、とにかくお造り用の小皿のことです。そんな事をいうのは私だけかと思って、先日関西から来た従姉妹に話しをしたら、彼女も「『のぞき』と言うよ」と言っていたし、ネットでみても「のぞき」として販売している食器屋さんがあるし、私だけの言葉でないようで安心しました(^^)。
これも大阪弁なのかなぁ。同じ大阪でも、今の若い人が、そう言うのかどうかは知りませんが。←大阪を出て20年近くになるので、浦島太郎状態。
お店で「お造り用の醤油皿ください」というよりは、「『のぞき』ください」という方が、簡単でいいような気がするよん。
4日。久しぶりの落語!
先日会った友人には「毎日聴いてるような気がする」と言われてしまいましたが、ナマの高座は半月ぶり(が久しぶりなのかどうかは別として)、市馬師匠の高座は約一ヶ月ぶりであります。ストレスたまって暴れる寸前(笑)。
やっぱり間近で聴く落語はいいですなー。
(開口一番)歌る美 『たらちね』
市楽 『長屋の花見』
鯉昇 『千早ふる』
(仲入り)
市馬 『あくび指南』
さん喬 『井戸の茶碗』
歌る美さんは、ハキハキした口調が魅力。女性の前座さんはショートカットで寝ぐせがついてるのが決まりです(^^)。
市楽さんは久しぶりであります。今回の落語会には「本格・本格・本格・・・」と副題がついていて、自分はその「・・・」です、と(^^)。以前のようにただ押しまくるだけはなく、お話しに緩急があって、がんばってるんだろーなぁと思いつつ聴いていました。
今回の会で一番印象に残ったのが鯉昇師匠の『千早ふる』。これがただの『千早ふる』ではないのだ。竜田川がモンゴル出身の外国人力士で、モンゴルに帰って豆腐屋になって傾いた実家のパオを建て直すという、真打ちがやれば、『千早ふる』もこうなるのであります(笑)。
鯉昇師匠は芸術協会なので、聴く機会が少なく、こういう落語会で聴けるのが楽しみ。独特の雰囲気を持った噺家さんで、あの雰囲気は言葉にするのは難しいです。北海道の海の中で波に揺れてるワカメみたいな人・・・ってわからんか。身を入れてやってるのかどうなのか、よくわかんないんだけど、気が付けば熱演で、こっちも鯉昇師匠の世界にいつの間にか引き込まれちゃう。以前聴いた『時そば』もケッサクだったなー。
マクラも愉快で、どこまでが本気なのかわからないところがいい心地。
市馬師匠は「この後にでる兄弟子、さん喬がたっぷりやりますから」と、いつになく長いマクラで、落語協会と芸協の違いなど。鯉昇師匠との二人会の時にも同じような事を話していたけれど、市馬師匠は鯉昇師匠が好きなんですねー。
「『本格』っていうのは、パオとかモンゴルなんて言いません(笑)」「鯉昇師匠のような人は、落語協会ではなかなか育たない。アチラは、あぁいう眼を摘まずに、ほったらかし・・・いや延ばすんですな」「なんで協会が二つあるんだ、一緒に(寄席に)出ないんだと思われるお客さまもいらっしゃるでしょうし、あたしも入門する前はそう思っていましたが、協会が分かれているからこそ、いいところもあるんです」なぞなぞ。
市馬師匠が川柳師匠のことを話すときにも感じるのだけれど、市馬師匠は、「ユルい落語」っていうのを目指しているんじゃなかろーかと、ふと思う事があります。「ユルい」っていうには悪い意味ではなくて、ほどよく力が抜けていて、お客さんに負担を与えず、でも中身はがっつり、お客さんに満足して帰ってもらえるよーな、そういう落語。
『あくび指南』は、師匠の勉強会以来2度目。ぽわーんとした雰囲気で、ぼけーっと聴ける市馬師匠の『あくび指南』は、わたくし、好きなのでありますよ。眠くなってくる(^^)。
さん喬師匠の『井戸の茶碗』は、これまたさん喬師匠ならではの噺になっていました。ストーリーは他の人と変わらないのですが、登場人物それぞれの描き方にメリハリがあるので、一人一人が独立しているのです。特に細川藩藩士・高木佐久左衛門が実に気持ちのいい人で、この人なら手にした五十両を受け取らないですよ。登場人物が独立しているから、いい人ばっかりが出てくるこの噺が、単なるいい噺では終わっていません。何か心に訴えるものが残るのです。
気持ちよく会場を後になしました。
やっぱ週に一度くらいの割合で好きな落語を聴かないと精神衛生上悪いですな。

お天気に誘われて日比谷公園までお散歩にきました。桜は満開一歩手前。
公園の奥で消防隊によるコンサートをやっています。いい感じ。映画の『キャバレー』の中に、こんなシーンがあったなー。
31日の夜、妻がひーこら仕事をしているというのに、夫から「末廣亭の余一会に行ってきたよーん」と呑気な電話あり。寄席は10日ごとに番組がかわるので、31日があると「余一会」といって特別興行をするんだそーです。3月31日の末廣亭では「三派連合」と名付けて、落語協会、芸術協会、立川流の噺家さんが一緒に出演する会で、夜の部の仲入り前が談春師で、トリが市馬師匠だったのだ。月末だから行けないと最初っから頭になかったのですが、喜んで帰宅した夫の話しを聴いていたら、悔しくてたまらなくなってきた。市馬師匠は『らくだ』をやったそうです。菜漬けの樽を取りにいくところで一曲歌ったそうな。お歌バージョンは聴いたことないぞーと余計に悔しい。じたばた。
夫が末廣亭に入ったのは仲入り後。ものすごい混雑でもちろん立ち見。いい番組だもんねぇ。話しを聞いてるだけで熱気を感じます。
東京の落語界には、落語協会、芸術協会、立川流、円楽一門会があって、立川流と円楽一門会は寄席に出ないし、定席を持っているといっても落語協会と芸術協会とは一緒に出ないし、鈴本演芸場は落語協会だけだし、パーンときれいに分かれているのだ。落語会では協会が違っても一緒にでますけどね。
で、市馬師匠は落語協会所属ってことがあって、どうしても落語協会の噺家さんばかりを聴くことになるのだけれど、芸術協会は色物さんが面白そうだし、立川流の噺家さんもちょこっと聴いてみたいし、いろいろ問題があるのでしょうけれど、所属を越えて寄席に出るような機会がもっと頻繁にあればいいのになーと思います。落語協会だけだと寄席もなんとなーく同じような感じの番組が多くなってしまうのです。
ご贔屓の噺家さんをお目当てに行く落語会もいいけれど、あの噺家さんを試しに聴いてみたいとか、全然意識していなかったのに聴いてみたらすごくよかったとか、まだ知らぬ噺家さんとの出会いの場に、寄席はすごーくいいのになー。談春師の高座も、もっと気楽に聴いてみたいよん。がんばってチケットとるほど根性ないので(^^)。市馬師匠の場合は、落語会のチケットがとれなくても寄席に行けばいいやーと思ってますから(いつでも聴けるというのは、シアワセなことかもしれないなー)。
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