« 本日のおやつ | トップページ | 本日のおやつ。 »

2009/04/29

第14回平成特選寄席@赤坂区民センターホール

  (開口一番) らく兵 『十徳』
  菊六  『権助提灯』
  市馬  『首提灯』
  (仲入り)
  談笑  『金明竹』(津軽弁バージョン)
  三三  『引っ越しの夢』

28日。気になる二つ目、菊六さんは、たおやかに、市馬師匠はバシッと決めて、客席をうかがいながらの談笑師匠は高座をかき回し、トリの三三師匠は、まだクルクル回ったままの高座をスーッと静めてサクッと一席。まことによろしい落語会でした。師匠方の落語、もちっと聴いていたかったなーと腹八分で帰るのもいい感じ。

なんといっても、ずーっと聴きたかった市馬師匠の『首提灯』を聴けたのが泣きたくなるほど(大げさ)うれしかったです。
懐暖かい江戸っ子が、品川の妓のところへ行く途中、さみしい道でバッタリ出会った侍に「辻斬りか?」と思わず啖呵をきったのに、我慢ができなくなったお侍、エイッ!と一言、居合い斬り。去っていく侍の後ろ姿に「ヘン、脅かしやがって」と捨てぜりふを吐きながらテクテク歩き始めると、不思議や首がずれてくる・・・

こういう落語、大好き。市馬師匠の雰囲気にも、とても合ってる噺だと思いました。ぐっと我慢をする侍に、ひたすら威勢よく啖呵をきりまくる男。その対比が絶妙で、侍の頭にだんだん血が上ってくる様子、刀に手をかけるその手がブルブル震えているのが目に浮かびます。エイッ!と刀を振り下ろし、すっとさやに収める姿が美しく、その息づかいに客席も一瞬息を詰めました。
男が再び歩き出して、今度は首がずれてくるのがケッサク。下をむいたひょうしに首が落ちそうになるところではあちらこちらから「あー・・・」と声が聞こえました。私も「あっ!」と言っちゃった。
ほんとーによかった。最近、時々高座にかけてるようですが、これからもちょくちょく、やってほしい噺であります。

|

« 本日のおやつ | トップページ | 本日のおやつ。 »

コメント

 今日行った落語会でも、後ろの席のおばちゃんが「昨日聴いた市馬さんの『首提灯』が良かった」と言っていました。
 私はまだ聴いてないんですよねえ。

投稿: にちらく | 2009/04/29 22:56

>>私はまだ聴いてないんですよねえ。

ふふふ。お先に聴いてしまいました(^^)。
「首提灯」は市馬師匠の雰囲気に合ってます。今回は後ろの方の席だったので、次回、聴く機会があれば、その時はぜひ高座の近くで聴いてみたいであります。

投稿: あやこ | 2009/05/02 08:27

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 本日のおやつ | トップページ | 本日のおやつ。 »