« 週末あれこれ。 | トップページ | 今夜も気持ちよく眠れそう。 »

2009/03/10

落語ばっかりだにゃー。

9日。市馬、雲助、さん喬と大好きな噺家さんが続くので、どうしても足がむいてしまう鈴本夜の部。今夜も出かけてしまいました。

  落語 市馬 『藪医者』
  落語 雲助 『千早ふる』
  (仲入り)
  三味線漫談 柳家紫文
  落語 はん治 『粗忽長屋』
  太神楽曲芸 翁家和楽社中
  落語 さん喬 『幾代餅』

市馬師匠は、昨日、両国国技館で行われた三平襲名披露から先代の正蔵師匠の話し、お医者さまの小話を少しやっていつの間にか『藪医者』へ。初めて聴く噺でした。流行らない医者(つまり藪医者)がなんとかお客を呼び込もうと下男の権兵衛を使って策略をめぐらす話し。師匠のぐーんと伸びる声を生かした楽しく軽い噺で、こういう噺をさらっとするところがいいですなー。また聴きたい。

雲助師匠の『千早ふる』は大笑い。「小倉百人一首」を「小倉百人一緒」というところから笑い続け。知ったかぶりの兄貴が本当に何も知らないってところを客席にしっかり見せているので、兄貴がどんどん適当に話しを作っていくのが、おかしくてたまらない。ちょっと時代がかったのんびりした雰囲気もありました。

さん喬師匠の『幾代餅』。時間の都合もあったのかもしれませんが、サッと話しをすすめる部分と、じっくり語る部分とのメリハリがあって、私はとても気持ちよく聴きました。登場人物の誰もが必要以上に派手な動きをせず、親方も藪井竹庵先生も普通の人だし、清蔵もちょっと純情な、でもどこにでもいるような働き者のいい若者で、だから、その清蔵が恋いこがれた吉原の幾代太夫と一夜を共にしたあとで「実は・・・」と自分の気持ちを正直に言うところに説得力がありました。この男なら幾代太夫も一緒になろうっていう気になるよなー。
幾代太夫とのやりとりのシーンのものすごい緊張感のすぐ後に、一気にくだけた雰囲気にする、その場面転換が絶妙。変なところにしびれてしまいました(^^)。
先日聴いた『ねずみ穴』でも感じたけれど、さん喬師匠の噺には説得力がありますね。でも理屈っぽくはないんだよねぇ。登場人物が自然ってことなんでしょーか。

|

« 週末あれこれ。 | トップページ | 今夜も気持ちよく眠れそう。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 週末あれこれ。 | トップページ | 今夜も気持ちよく眠れそう。 »