« 白酒師匠の『寝床』を聴く。 | トップページ | 偕楽園 »

2009/02/14

柳亭市馬独演会(イッチーwithポカスカジャン)

11日。池袋の芸術劇場小ホールにて。市馬師匠の独演会でゲストがポカスカジャン。ポカスカジャンと師匠はお互いの会にゲストで出たりして、共演はこれが4度目になるそーな。私は初めてでしたが、いやー、楽しいの何のって。

  (開口一番)市也 『転失気』
  市馬 『七段目』
  イッチーwithポカスカジャン 歌謡大作戦
  (仲入り)
  市馬 『二番煎じ』

『七段目』のマクラで弟子のこと、自分の師匠の事を話しながら「最近、だんだんと(自分は)マクラが長くなってきた」と言う市馬師匠。マクラといっても毎回違う話しではなくて、いつかどこかで聴いた話しが多いのですが、それも噺のうちという気がします。出囃子から始まって、マクラ、落語、全部ひっくるめて『落語』。
『七段目』では師匠が当代團十郎丈の声色をした時にすかさず「成田屋!」と声がかかりました。いつ聴いても師匠の『七段目』はよいですなー。

いったん幕が下りて舞台転換。仲入りと間違えて席を立つ人がちらほら。「まだ仲入りじゃないよー!」「席に戻ってー!」とジャカスカにぎやかに登場したポカスカジャン。ウキウキワクワク楽しい楽しいステージでした。最初はどう反応していいのかわからないような雰囲気だった客席もだんだんノリノリに。昔の横山ホッとブラザーズを思い出しました。笑った笑った。笑い転げました。

最後に市馬師匠と何かやる(歌をうたう)というので、客席も一緒に「イッチー!(←市馬師匠のこと)」と呼ぶと、下手から着物姿の市馬師匠登場。去年の夏にポカスカジャンのライブにゲスト出演したときはアロハシャツ姿で「ハワイのポン引き@ポカスカジャン」だったそーです(笑)。
歌は「お富さん」「青い山脈(ハイスピード版)」「東京ラブソティ」。「青い山脈」ではきれいにハモる市馬師匠。いい声ですなー。ポカスカジャンの持ちネタ「歌舞伎ずいずいずっころばし」も一緒にやりました。

短い仲入りではざわついた客席の雰囲気が落ち着くわけもなく(お芝居みたいに30分くらいないとねー)二席目は何をやるのかと思っていたら『二番煎じ』でした。今年の冬はなんとか師匠の『富久』を聴いてみたいと思っているのですが、まさか、あの雰囲気で『富久』はねー・・・と思っていたら、そのあとの鈴本のトリでやったらしいです。ふぇーん。

この冬は師匠の『二番煎じ』に大当たり。3度目です。何度聞いてもいいですよん。今回は、前もって歌ったのが喉のリハーサルになったのか、いつにも増して声に伸びがありました。寒い寒い冬の夜の夜回りと、番小屋でこっそりやる猪鍋、熱燗。これほど冬にぴったりの噺はあるまいと思いつつ聴いていたら、猪鍋を食べるところでお腹がぐぅぐぅ鳴って困りました(^^)。

市馬師匠の高座をみてると、「自分が好きなこと」をお客さんが受け入れてるっていう状況が、師匠の落語にいい影響を与えているよーな気がします。自信がもてるっていうのか。噺家だから落語だけやってればいいってもんじゃないよなー私は思いまする。
楽しい会で、ウキウキした気持ちのまま会場を後にしました。

|

« 白酒師匠の『寝床』を聴く。 | トップページ | 偕楽園 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 白酒師匠の『寝床』を聴く。 | トップページ | 偕楽園 »