« 久しぶりに冬の酸ヶ湯温泉へ。 | トップページ | 柳亭市馬独演会(イッチーwithポカスカジャン) »

2009/02/12

白酒師匠の『寝床』を聴く。

10日。鈴本夜の部。上席の楽日で市馬師匠の出る池袋に行こうか鈴本に行こうか会社を出るまで迷うも、連日満席という池袋より、なぜか(白酒師匠がトリなのに!)お客さんが少ない鈴本に行こう!と決めました。
ちなみに市馬師匠は『首提灯』をやったそうで、なかなか聴けない噺だし、よかったろうなぁと思うとちょっぴり悔しい・・・

  落語 一朝 『家見舞』
  落語 志ん五 『長短』
  (仲入り)
  漫才 ゆめじうたじ
  落語 小燕枝 『時そば』
  奇術 ダーク広和
  落語 白酒 『寝床』

なんといっても白酒師匠の『寝床』でございますよ。これがもうケッサク。
明治から大正、昭和にかけて、義太夫が大流行した事があったそうで、その頃のおはなし。義太夫に凝った大店の旦那が、長屋の店子連中を集めて義太夫を聴かせる会を催します。が、この旦那の義太夫がひどいのなんのって。みんな適当な理由をつけて欠席の返事をします。それじゃと旦那は店の者に聴かせようとしますが、これまた何だかんだと言って逃げ回ります。さすがの旦那もキレて、店の者には暇を出す、長屋の連中は店だてだ!と宣言。さぁ大変・・・

白酒師匠の噺の登場人物はみんなカワイイ。愛嬌があるのです。それでもって、人間の誰しもが持っている弱さも感じさせて、つまり愛すべき人たちばかりなのだ。
誰も自分の義太夫を聴いてくれないので、だんだん心細くなってくる旦那、何とかこの場をごまかしてしまおうとする番頭、店だてされちゃたまらないと渋々義太夫を聴きにくる長屋の連中。人が持つ「負」の部分がいっぱい出ているのに、それが全然イヤじゃない。それより、なんとなーく共感しちゃうのですよ。
スネてふてくされている旦那のところに番頭がやってきて、長屋の連中が聴きにきてると言うところのやりとりが最高におかしい。今まで聴いたことないやりとりでした。
とにかくホンワカした気分になってしまう『寝床』でありました。もすごーく好きかも(^^)。

|

« 久しぶりに冬の酸ヶ湯温泉へ。 | トップページ | 柳亭市馬独演会(イッチーwithポカスカジャン) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 久しぶりに冬の酸ヶ湯温泉へ。 | トップページ | 柳亭市馬独演会(イッチーwithポカスカジャン) »