« 本日の晩ごはん | トップページ | 本日の晩ごはん »

2009/02/17

今夜は『御神酒徳利』でございました。

16日。今夜も鈴本。帰る用意をしているところに仕事を押しつけられてイライラ。15分でチェックして、書類を突き出してその足で会社を出てきた。いつもだまって残業すると思ったら大きな間違いである。今週は残業しないよん。

  落語 さん喬 『そば清』
  落語 志ん五 『錦の袈裟』
  (仲入り)
  ギター漫談 ぺぺ桜井
  落語 菊之丞 『町内の若い衆』
  紙切り 正楽
  落語 市馬 『御神酒徳利』

がっつり楽しい噺が続いて大満足。変な落語会より、よっぽど充実していると思いましたです。
さん喬師匠の『そば清』は大好き。絵本を読んでいるような感じで、場面の一つ一つがはっきりと目に浮かんできます。今日はお蕎麦を食べて帰ろうと心に誓いました。
志ん五師匠の『錦の袈裟』は20分の少し駆け足バージョン。与太郎が面白すぎ(笑)。菊之丞師匠は、大人の噺でございました(^^)。

今夜のお客さんの入りは半分強ってところでしょうか。トリの市馬師匠は「このくらいの方が風通しがよくていいんです」と笑わせてから「今夜はお客さまにいい気分になって帰っていただきます」とマクラもそこそこに、始まったのは『御神酒徳利』!きゃー。一度は聴きたい噺だったのよーん。まさか今夜聴けるとは。ちょっとドキドキ。

江戸の大きな旅籠の二番番頭さん。家宝の御神酒徳利が台所に放りだしてあるのを見つけて、用心が悪いと水瓶の中に沈めておきますが、それをすっかり忘れてしまいます。やがてお店では御神酒徳利がなくなったと大騒ぎ。その時になって番頭さんは自分が水瓶に沈めたことを思い出しますが今さら正直に言うこともできません。そこで自分が占いで探し当てるという事にしました。もちろん間違うはずはなく、御神酒徳利は無事に発見。その夜、たまたま泊まっていた大坂は鴻池の支配人が、その話しをきいて、原因不明の病に臥せているお嬢様を助けてほしいと頼みます。占いがウソだとは言えず、とうとう番頭さんは大坂へ行くことになってしまいました・・・

どの登場人物も人がよくて、欲がなくて素直な人たちばかり。番頭さんも最初っからだまそうという気はないのだ。ただちょっとおっちょこちょいなだけ。映画の役柄でいえばエノケンみたいな人(古いか・笑)。で、ピンチになると、何だかうまくいってしまう。それが全然押しつけがましくないので、聴いてるこっちも番頭さんと一緒にホッとして「ラッキー」と心の片隅で小さくブイサインをしちゃう。心がホクホク温かくなるような、お目出度くていい噺です。
市馬師匠は登場人物の一人一人を気持ちよく、全体をスケール大きく表現します。それが師匠の雰囲気に合っているのですねー。

無事に全てが解決して、大坂から江戸へ、東海道を下るところの言い立てがきれいで見事。あぁ、今日は本当に行ってよかった。明日も行くぜ。

|

« 本日の晩ごはん | トップページ | 本日の晩ごはん »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 本日の晩ごはん | トップページ | 本日の晩ごはん »