« 今夜は落語 | トップページ | プチ忘年会 »

2008/12/08

待ってました!『七段目』

7日。末廣亭は久しぶり。昼の部主任の小袁治師匠の途中から入りました(小袁治師匠は『井戸の茶碗』でした)。昼は二階席もあけての満席状態でしたが、うって変わって夜の部は半分強ってところ。せっかく市馬師匠がトリなのに・・・と少しさみしく思いましたが、ま、のんびり見られてかえっていいかも(と思うことにする)。市馬師匠はともかく、全体に悪くはないけどちょっと地味目な印象でした。

  (開口一番)緑君 『狸の鯉』
  落語  ろべえ 『たらちね』
  ギター漫談 ペペ桜井
  落語  久蔵 『勘定板』
  落語  市楽 『やかん』
  漫才  笑組
  落語  三壽
  落語  志ん弥 『替わり目』
  かみ切り 正楽
  落語  さん八
  落語  志ん五 『長短』
  (仲入り)
  落語  扇治
  漫才  にゃん子 金魚
  落語  文左衛門 『道灌』
  落語  はん治
  曲独楽 紋之助
  落語  市馬 『七段目』


久蔵師匠は初めて。何だかとても聴きやすかったです。『勘定板』も初めて聴く噺ですが・・・スゴイ話しだ(^^)。
志ん五師匠の『長短』は、随分前に寄席で何度か聴いた記憶があります。その時より気の長い男がぐーんと面白くなっていました。ただお菓子をもぞもぞ食べているだけ、煙草をスパスパ吸っているだけで笑ってしまう。うひゃひゃ。
扇治師匠も初めて。一度聴いてみたい噺家さんでした。今夜は漫談で終わってしまったので、次回はぜひ何か古典を聴きたいであります。
にゃん子金魚は、なんかもー、スゴイことになってたし(笑)、紋之助さんが出てくるとまわりがパッと明るくなります。大好き。

で、待ってました!(本当に「待ってました!」だよー)の市馬師匠。金・土と『掛け取り』だったそーなので、三日連続で『掛け取り』はなかろう、何かしらん、『味噌蔵』だったらうれしーなぁと思いつつ、わくわくしながら聴きました。
(自分は)講談や浪曲が好き、お芝居もいいですなー、季節がら忠臣蔵で・・・という流れで『七段目』。今年の春の落語会で聴いて以来2度目です。またどっかで聴けないかなーと思っていた噺なのでめちゃくちゃうれしい。

芝居好きが高じて商売に身が入らないお店の若旦那。大旦那の小言にもいちいち芝居の真似で返します。しまいには二階へ上げられてしまいますが、それでも芝居の真似がとまりません。様子を見にきた丁稚の定吉を相手に仮名手本忠臣蔵の『七段目』、お軽と平右衛門の芝居を始めます・・・

とにかくうまい!いろんなお芝居のパロディになっているのですが、そんなこと、わからなくてもおかしい。メリハリのきいた言葉遣い、型もいちいち決まって、見ていて清々しい気分になります。そして師匠の『小言幸兵衛』もそうだけれど、芝居のシーンになると目の前にサーッと舞台が見えてきます。それは師匠が根っからお芝居が好きだからで、そういう気持ちは聴いている方にも伝わるから、何だかわからないけどお互いいい気分になって噺の中に入っていけるよーな気がします。師匠の昭和歌謡もそうだし、講談も浪曲も私はよくわからないけど、師匠がやるといい気分。「好き」って気持ち、大切だと思いますよん。

上席は10日まで。もう一度、楽日に行けたら行こうかなーと思ってます(^^)。

|

« 今夜は落語 | トップページ | プチ忘年会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 今夜は落語 | トップページ | プチ忘年会 »