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2008/12/14

柳亭市馬独演会@横浜にぎわい座

20081213_
4日。会社を出ようとしたところに来客があったり、駅に着いたら電車が遅れていたり、やっと来た電車は満員詰めのぎゅうぎゅうで、そこに無理矢理乗り込んでぺちゃんこになったり、やっとの思いで横浜へ。横浜遙かなり。はー。

  (開口一番)市也 『たらちね』
  落語 市馬 『厄払い』
  浪曲 菊池まどか 『村松三太夫』
  浪曲 市馬 『灰神楽三太郎道中』
  (仲入り)
  落語 市馬 『二番煎じ』

客席に空席が目立ったのが意外。お客さんも年輩の方が多いです。師走だからかなー。みんな忙しいのかなー。
『厄払い』に入る前のマクラで、自分がいかに浪曲が好きか、浪曲師の菊池まどかさん、曲師の沢村豊子さんがゲストに来てくれてうれしくてたまらないという事を話す市馬師匠は、ほんとーにシアワセそうであります。沢村豊子さんの三味線で仲入り前に浪曲に初挑戦するとも。

『厄払い』の与太郎が最高。師匠の与太郎は大好きなのであります。憎めなくて見ているこちらもニヤニヤしちゃう。同じ漢字を読み間違うなら「鶴は十年」の方がよっぽど芸があるよねー。

いったん幕がおりて、菊池まどかさんの浪曲。浪曲というと大阪育ちの私が思い出すのは「宮川左近ショー」くらいなもので、本式の(?)浪曲を聴くのは初めて。善し悪しはわかりませんが、つらつら聴いている分には心地よいものだなーと思いました。調子が体にしっくりきます。また三味線がすごい迫力。まどかさんの声も「マイク、いらないんじゃないのー」と思うくらい気持ちよく、よく通ります。

熱演のあと、まどかさんと市馬師匠が舞台で少しお話し。そのあと、まどかさんの舞台装置(何ていうのかわからん)を借りて市馬師匠が一席。最初は緊張されているようでしたが、だんだん調子に乗ってきて、「ほんの少し」と言っていたのが20分程度の大熱演。師匠によると曲師の沢村豊子さんが乗せるのがとてもうまくて、実にいい調子に盛り上げてくれるから、それにつられてしまったとのこと。心底気持ちよかったようで、何だかよくわからない私も気持ちよくなってしまった。
仲入り後の『二番煎じ』は半分抜け殻状態で(笑)。「火の用心」がだんだん浪曲調になっていくのがおかしい。猪鍋を食べるシーンも絶品で、ちょっと塩辛い味噌の案配もわかるよう。あー、空腹にはつらい噺だ。

落語もよかったけれど、この会は浪曲の会。これからは落語の中に浪曲を入れたりするのかなー。
どこかの独演会でまた浪曲をやるとみた(^^)。

休憩時間にロビーに出たら、友人のH氏とばったり。来てると思ってましたけど。帰りは駅前の居酒屋で熱燗を一杯。

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コメント

> まどかさんの舞台装置

 「テーブル」というんだそうです。かかっている派手な布が「テーブル掛け」。

 私も浪曲は落語のついでのようにしか聴いたことがありませんが、この日の豊子師匠の三味線は迫力ありましたね。

投稿: にちらく | 2008/12/14 08:15

>>「テーブル」というんだそうです。かかっている派手な布が「テーブル掛け」。

そのままじゃないですか(^^)。当時(明治時代)としてはモダンな雰囲気をねらったものなのかもしれませんね。
市馬師匠もそのうちご贔屓筋から贈ってもらうんじゃないかなー。

投稿: あやこ | 2008/12/16 00:37

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