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2008/10/15

市馬落語集@お江戸日本橋亭

14日。会場でH氏とばったり・・・というのは半分で、8月の横浜にぎわい座での市馬師匠の独演会で、本当にばったり会ったときに「10月の市馬落語集に行く」と話していたのだ。「相変わらずあちらこちらに行ってんですか?」と聞かれて「こちらこちらばっかりだけどね」とわたし。いやー、こちらこちらばっかりだわなー。

  (開口一番)市朗 『芋俵』
  市馬 『手紙無筆』
  (仲入り)
  市馬 『盃の殿様』(ネタ下ろし)

師匠はマクラで前日に行った明石の落語会の話し。何だかとりとめがないなーと思いつつ聞いていたら(それはそれで興味深いし面白いんだけど)その間に何をやろうか考えていたようで、キュッとアクセルを踏んでハンドルをきったように『手紙無筆』へ入っていきました。楽しく聴きました。師匠のこういうバカバカしい噺は安心して聴いていられます。笑ったー。また聴きたい。

『盃の殿様』は、参勤交代でお国に帰った殿様が、恋しい恋しい吉原一の花魁と盃を交わすって話しです。盃を交わすといっても、殿様のお国と江戸とは三百里も離れているのだ。その三百里を国一番の早足の足軽が、盃を背負って(七合入る特別仕立てなので大きい)行ったり来たりするのです。スケールが大きいというかアホらしいというか(笑)。
ちょっとわがままで品のよいお殿さまに実直な家臣。こういうお武家の役・・・じゃない噺は市馬師匠にぴったり。マジメに聴いてたら怒り出しちゃいそうなストーリーなんだけど、このアホらしさが楽しくて、わたし、好きだわー、こういうの。大まじめにアホらしいのです。50分ほどの時間を少しも感じませんでした。
この噺に出てくるお殿さま、30歳頃の市川雷蔵にぴったり。お付きの家臣(三太夫だっけ)は中村雁治郎ですな。花魁は若尾文子でと、頭の中で想像してました。で、映画にするなら監督は森一生ってとこか。

この会は来年から人形町の日本橋社会教育会館という難しそうな場所に移動するそーです。
今年は11月に鈴本演芸場で、年末には中野で年忘れの会があります。年末の会は談志師匠に稽古をつけてもらったという「黄金餅」をかけるそーな。これは楽しみ。両方ともチケット買ってしまいましたとさ。

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