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2008/08/22

市馬・談春二人会「盆の会」@国立演芸場

今週は本当に忙しかった。アッと言う間に金曜日。へとへとでございます。こんな時に市馬師匠の落語を聴きたいぞー。でも今月下席は寄席に出てないし落語会もないので、先週見に行った談春師との二人会のことなぞを思い出すことにします。

13日。翌日から2日間の夏休みをとる事になっていたので、朝から息もせず(本当にそういう感じ)積み上がった仕事を片づける。5時過ぎには一応全部仕上げたのに、お手洗いに行って戻ってきたら、また書類の山になっていました(泣)。帰る間際にすんごーくイヤな事があって、国立演芸場へ向かうタクシーの中で思い出したら暴れそうになりました。でも、そんな気分も市馬師匠の落語を聴いたら、どうでもよくなってしまった。←単純

気持ちのいい会でした。開演は6時半とありましたが前座さんは20分頃に登場。バンバンお客さんが入ってくるので(当然ですが)何となく慌ただしい。
最初に登場した談春師は長いマクラで客席が落ち着くのを待ちます。その間に夫も到着。

  談春 『変わり目』
  市馬 『宿屋の仇討』
 (仲入り)
  市馬 『かぼちゃ屋』
  談春 『白井権八』

談春師はマクラで市馬師匠のことをあれこれ。鈴本の夜の部をやってから汗だくになって楽屋入りしたとか、いつもニコニコ「なんなんでしょうねぇ?」とか、立川流に引き抜いてやるとか(笑)。
談春師もお酒が呑めないそうで、同じく下戸の三三師、市馬師と3人で万忽でフルーツパフェを食べながら打ち合わせをして・・・って話しから『変わり目』へ。サラリとした中にも談春師らしい濃さがありました。こういうのを聴くと、この人を寄席で、それも15分程度の噺を聴きたいなぁと思ってしまいます。

市馬師匠は『宿屋の仇討』。以前から聴きたくてたまらない噺だったのでうれしい。三人連れがどんちゃん騒ぎをするところでは、鳴り物が入って歌うたって、客席も一緒に盛り上がりました。がっつりキレイにまとまった市馬師匠らしい噺で、本当にうまい。これを聴けたからもういいです(笑)。

仲入り後は再び市馬師匠で『かぼちゃ屋』。師匠の与太郎は頭の中も居眠りしているようで、憎めなくて好きだなぁ。夏らしい噺であっさりと。トリの談春師につなぎます。こうして緩急をつけるところが師匠のいいところ。

んで、最後は『白井権八』でした。談春師の高座は今まで4,5回しか聴いていないけれど、その中で2回目。いいですねー。こういう講談話(なのかな?)は談春師の雰囲気にあっていると思います。
その後の雑談(?)でも話しがでましたが、3月の歌舞伎座で見た、芝翫の白井権八に富十郎の幡随院長兵衛の『鈴ヶ森』を思い出しました。いいもの見たなーっていう豊かな気持ちにさせてくれる舞台でした。

最後は時間が少し余ったせいか、両師匠に三三師の3人でおはなし。最後は遊びにきていたという王楽さん、楽屋にいた前座がわらわらと出てきて、市馬師匠の歌、「皆の衆」で〆ました。

客席の雰囲気もやわらかかったし、いい感じの会でした。帰りは夫と赤坂まで歩いて、途中の居酒屋で晩ごはんにおでん。落語をきいたあとはなぜかおでんが食べたくなる。

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