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2008/08/31

「NIPPONの夏」@三井記念美術館

27日。お芝居がはねたあと、ふと思いついて三井の美術館へ。シブイけれど充実の展覧会だときいたので。
『NIPPONの夏-応挙・歌麿・北斎から「きもの」まで-』ここ

いくら温暖化だ異常気象だと言ったって、クーラーも扇風機も冷蔵庫もない時代より現代の方がよっぽど過ごしやすい。夏は暑くて暑くてたまんなかったはず。そういう中で、どう折り合いをつけて生活をしていたのか、その一端を感じられる展覧会でした。

ガラスはそれ自体が涼しさを演出するもの。ガラスのかんざし、ガラスの虫かごにはびっくり。 薩摩切子の美しさ。見た目はもちろん、それが映し出す影も涼やかです。
お目当ての歌麿の肉筆画『夏姿美人図』も浮世絵とは違う繊細さ、透明感がありました。
全体を通して感じるのは繊細ってこと。これは印刷物ではわからない、現物を目にして初めてわかることでした。絵画にしても浮世絵にしても工芸品にしても、日本人の作り出すものは繊細で軽やか。線が細いのに折れないしなやかさもあります。この繊細さが厳しい生活環境を耐える手段の一つであったのかなーと思いました。

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