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2008/05/10

岡鹿之助展@ブリヂストン美術館

来週から落語と映画でヒマがなくなるので、仕事帰りにブリヂストン美術館で開催中の『岡鹿之助展』を見に行ってきました。よかったー。
今回の展覧会では『献花』『雪』『発電所』など9つのテーマにわけて岡鹿之助の足跡と作品の魅力を再発見しようという構成になっています。テーマが具体的でわかりやすく、とても見やすかったです。

それにしてもいいですなぁ。もともと好きな画家でしたが、今回、70点あまりの作品をたっぷり見ることができて、ますます好きになりました。
岡鹿之助と私の出会いは結構古くて、子供の頃に持っていた絵本百科に『雪の発電所』が掲載されていたのが最初です。大好きな絵で、作家名も作品名もわからないまま記憶にずーっと残っていました。その本物にブリヂストン美術館で再会した時は本当にびっくりしました(ブリヂストン美術館が持っていたのだ)。そのせいか、岡鹿之助の絵をみると、とても懐かしい気持ちになります。今日も、沢山の絵を見ながら、ワクワクしてくる気持ちを抑える事ができませんでした。印刷で見るより本物は色彩が穏やかです。少し離れて見ると、全体がぼうっと浮き上がって見えてきます。部分的にみると遠近感が変だったりするのですが、全体のまとまりからみると、それがアクセントになっています。モダンで、パッと見た目には明るいけれど、よく見ると芯に冷たいところがあって、いいですなぁ。会期中にもう一度くらい行けるかしらん。

今回初めて知ったのですが、岡鹿之助は劇評家で劇作家でもあった岡鬼太郎の息子だったのですね。びっくり。たまたま読んでいた正岡容の文章の中に、岡鬼太郎が落語の『らくだ』を歌舞伎にしたてて初代の吉右衛門が舞台にかけたっていうのが出てきたところだったのだ。また、岡鹿之助は『修善寺物語』の制作にもかかわっていたそうで、思わぬところでお芝居との縁が出てきてびっくりしました。

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コメント

お久しぶりです。
岡鹿之助展開催中なのですね。
これは行かなくては!

投稿: かよ | 2008/05/12 10:03

かよさん、こちらこそご無沙汰していますー。

岡鹿之助展、よかったですよ。見応えがありました。ブリヂストン美術館は東京駅から近いし、平日でも20時まで開館しているので利用しやすいです。ぜひぜひご覧になってくださいまし。

投稿: あやこ | 2008/05/15 22:50

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