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2008/05/16

柳亭市馬独演会@国立演芸場

14日は市馬師匠の独演会でした。楽しかったー。

  (開口一番) 市朗 『やかん』
  市馬  『不動坊火焔』
  (仲入り)
  ゲスト:白山雅一 声帯模写
  市馬 『鰻の幇間』

市朗さんの『やかん』は先月、浜松町で聴いて以来2回目。この先、どういう噺家になっていくんだろーなー。

ゲストの白山雅一さんは知る人ぞ知る声帯模写界の大長老らしいです。83歳。芸歴66年。生きた芸能史という感じです。実に軽やかな人ででした。「私がマネをする人は全て故人です(除くバタやん)」と言うだけあって、灰田勝彦の『鈴懸の径』から始まって(おかげでずーっと頭の中で『鈴懸の径』が鳴り響いています・泣)、勘三郎(もちろん先代)歌右衛門の声色なぞは「成駒屋!」と声がかかるほど。辰巳柳太朗、島田省吾による新国劇「王将」の一節、最後は藤山一郎の「東京ラブソディ」と楽しい一席でした。いいものを見せてもらったなー。
落語会では結構力のこもった落語が続くので、じっと聴いている方としては、これが結構疲れる。間に色物が入るのは、気分転換になるし、とてもいいことだと思います。

市馬師匠の噺はさすが。いいなーやっぱし。惚れ直しました(笑)。もちろん、両方とも私は初めて聴きました。『鰻の幇間』は志ん朝のCDで聴いたことがありますが。教訓も何もない、ストーリーにすればくだらない話しを、これだけ聴かせて楽しい気分にさせてくれるんだから、芸の力というのは・・・いいもんですなー。もう一度聴きたいです。

帰りは『鈴懸の径』を歌いながら自宅近くのスーパーで出来合いの鰻の蒲焼きを買って晩ごはん。電子レンジでチンしすぎて、ゴムのようになった蒲焼きを食べながら、「『鰻の幇間』の気分」と喜んでいたら、帰宅した夫に「わかりやすいヤツ・・・」と呆れられてしまいましたとさ。

市馬師匠、いよいよこの夏、レコードデビューとか。わたくし、市馬師匠のお歌はまだ聴いたことがありませんが(『三軒長屋』の中で甚句を歌ったのがよかった)、声のよさは超一流。大晦日をねらっていただきたいです(・・・我が家では、大晦日に談志に呼ばれてMXテレビかも・・・と話していますけど・笑)。

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コメント

あれ?市場師匠のCDもってるのに・・・と思ったら

投稿: きょうこ | 2008/05/18 22:14

そうなんですー。なんと!市馬師匠、7月に歌手デビューなんですっ。荒木とよひさ、岡千秋の作品とか。
「やるからには本気でやります」と高座で一言。「大晦日の予定は空けておきますが、どっちかというとNHKではなくテレビ東京・・・」とも。
師匠、やる気マンマンです(笑)。

投稿: あやこ | 2008/05/19 01:17

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