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2008/04/13

東山魁夷展@近代美術館

20080414_
この春は見たい展覧会が目白押しなので、計画的に行動せねばなりませぬ。
てなわけで、金曜日は仕事帰りに東京国立近代美術館で開催中の『生誕100年 東山魁夷展』に行ってきました。ここ。休日は混雑で、ゆっくり見る事もできないだろうと金曜日の夜にしたのに、それでも結構混んでいました。
最近は週の終わりになると20時頃まで開館している美術館や博物館が増えてよくなりました。ちょっと前まで勤め人がこういう展覧会に行こうと思うと休みの日に行くしかなかったからなー。できればもうちょっと遅くまで開けていてくれるとありがたいんだけど。(20時閉館は気ぜわしい)

私は若い頃、東山魁夷といえば「白い馬がいるメルヘンチックな絵を描く人」というイメージしかなくて、あまり好きではありませんでした。でも歳をとるほどにそのよさがわかってきました。懐かしさというか、自分の心の中の郷愁というものに近い絵だと思うのです。描かれているものに素直に共感できるというのか。そこが人気の理由だと思います。

今回の展覧会は東山魁夷の代表作を年代順、テーマ別に展示。スケッチが点々かあって、製作までの過程がわかるところを興味深く見ました。また東山魁夷の視線が年を追うごとに深くなっていくのもおもしろかったです。いいですなぁ。

私のお目当ては唐招提寺の障壁画、『濤声』であります。照明を落とした2階の特別展示室でみる『濤声』はすばらしい。鑑真和尚が見ることなく、でも体全体で聴き、感じたであろう日本の荒い波音、波しぶきを、私も感じることができたような・・・気がしました。

おすすめの展覧会です。

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コメント

先日、テレビの「美の巨人たち」で、作品群をじっくり見ました。なんというか、若い頃から絵が上手だったんだなあ、としか言いようがないほど素晴らしいものばかりでした。奇をてらわず安心して鑑賞できますよね。こっちも見に行かなくては。

投稿: えり | 2008/04/13 21:57

 東山魁夷は、私の実家のある市川に居を構えていました。 市内の個人では高額納税者としても知られていました。
 下世話な話で失礼しました。

投稿: しみず | 2008/04/14 22:50

先日、ご縁があって唐招提寺の御影堂に上がらせていただくことができました。
『濤声』をはじめとする障壁画に囲まれて過ごした時間は、とても豊かなひとときでした。

今年の御影堂の特別公開は、5月31日~6月8日とのこと。
通常は3日間だけですが、今年は唐招提寺金堂平成大修理記念事業の一環として、9日間にわたり公開されます。
国宝の鑑真和上坐像とも出会えます。
ぜひ、現地にも足をお運びくださいませ…

投稿: HIRO☆:: | 2008/04/18 12:37

えりちゃん、しみずさん、HIRO☆::さん、コメントありがとーございます。お返事遅くなりました(^^)。

よかったですよー『東山魁夷展』。代表作ばかり、どっかで見たことあるなーって絵が多くて、楽しかったです。本物が持つ透明感、存在感をじっくり楽しめます。
市川の記念館にも一度行きたいと思っているのですが・・・。

>>先日、ご縁があって唐招提寺の御影堂に上がらせていただくことができました。

うらやましい!
近代美術館でも、『濤声』は特別に前に畳を敷いたりして座敷の雰囲気を少しでも出そうとしていましたが、やはり本来あるべき所で見る、その場に身を浸すっていうのが一番ですよね。

投稿: あやこ | 2008/04/22 01:13

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