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2008/03/01

高田泰治フォルテピアノリサイタル@東博法隆寺宝物館

チェンバロの会だと思っていたら、フォルテピアノの会でした。ま、そのくらいの知識でホイホイ出かけているわけです。フォルテピアノというのは古いタイプのピアノって事らしいです。小ぶりで軽い感じの音がしました。会場になった法隆寺館のエントランスは天井が高く、片側は全面ガラス張り、片面はコンクリートの壁になっています。間接照明だけで薄暗く、それが独特の雰囲気をかもしだしていました。ピアノが小さいので、このくらいのホールで演奏するのがいいんでしょうね。このピアノが使われていた時代は、貴族のお城の一室で演奏されていたんだろうし。そんな事を想像しながら演奏に聴きほれました。

東博のコンサートでは、曲と曲の間に簡単な説明が入るのですが、今回はなし。高田泰治さんはとてもシャイな方とお見受けしました。淡々とした演奏会もいいなぁ。
演目は以下の通り。

 ハイドン
  ・ソナタ ト長調、 ソナタ 変ロ長調、 ソナタ ニ長調

 モーツァルト
  ・幻想曲 ニ長調 K397
  ・ロンド ニ長調 K485
  ・アダージオ ロ短調 K540
  ・ソナタ 3番 変ロ長調 K281

 アンコール ハイドンの有名なソナタを一楽章(とだけ説明があった)

ト長調とかロ短調とか小学校の音楽の時間を思い出しました。イロハとか、短調とか長調とか、和音とか。私は音楽の素養がないので全くわかりませんでした。先生がピアノで和音を弾いたのを当てるのなんて、「当たったらラッキー」だったもんなぁ。

モーツァルトはピョンピョン飛び跳ねているような軽い感じがしました。楽に聴けます。
ハイドンはピアノの横で妖精が踊っているような感じ。部屋の中というよりは、小川が流れる森の木陰ってイメージです。

ガラス一枚をへだてて向こうは外なので、耳をすませていると、いろんな音が聞こえてきます。車の音、飛行機の音、救急車、何かのモーターの音。世の中は音で溢れていますね。その中でピアノから美しい音色が聞こえてくるのは不思議な気がしました。

演奏会のあと、特別に法隆寺館を鑑賞できる事になりました。法隆寺館は大好き。特に47体(だったかな)の小さな観音様が整然と並んでいるところがお気に入りです。夜は独特の雰囲気がありますなー。この観音様、全部が重要文化財という強者揃いなのですが、夜中になったら外に出てウロウロしているに違いありません。♪森の木陰でどんじゃらほい♪ってとこですか。今夜はいつもと違う時間に人がワイワイとやってきて「びっくりしたなー、もう」だったと思います。

5分も歩けば山手線の線路にぶつかるって場所なのに、とても静かで、うっそうと茂った木々の隙間に何かが潜んでいそうな、そんな夜の東博の演奏会でした。

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