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2008/02/23

忙しいんだかヒマなんだか。

忙しいんだがヒマなんだか、よくわからない毎日であります。会社休んでお芝居見に行くぐらいならヒマなんかーというと、そんな事はないのであって、段取りつけて多少無理して休まないと、有給なんていつ消化できるかわからないもん。そのかわり今日はこれからお仕事です。有給使って遊んで、そのぶん週末に出勤して片づけるっていうのも変な話しではある。

平日に出かけるというのは実にいい気分です。「みんな仕事してるんだー。ウシシ」という感じがたまらん。20日は9時過ぎに自宅を出発。毎朝乗っている電車より30分遅いだけなのに、ラッシュアワーの終わった車内はのんびりしていて、そこに穏やかな日ざしが射し込んでいます。あぁ、春はもうすぐそこにきているのねー。

今月の歌舞伎座は「初代松本白鸚二十七回忌追善」。今回の舞台をみて、「家の芸」っていうのか、一家(一族)が持つ雰囲気、にじみでてくるものっていうのがあるんだなーと感じました。実直で真面目で重々しい中に軽さがあって。一番印象的だったのは「積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)」でした。寝たけど(笑)。

そのあと上野に出て鈴本演芸場へ。市馬師匠がトリを勤める中席の楽日って事もありますが、歌舞伎座で「仮名手本忠臣蔵」の『七段目』(祗園一力茶屋の場)がかかったので、市馬師匠が落語で『七段目』をやってくれないかなーと少し期待していたのだ。昼はお芝居で『七段目』、夜は落語で『七段目』っていうのもいいなーと。
落語の方は『らくだ』でございました。たっぷりと聴き応えがありました。えげつない噺なんですけどねー。
市馬師匠の『七段目』、いつかどこかで聴けますように。

お芝居も落語も見続ける(聴き続ける)楽しみがあるのだなぁと、最近やっと気がつきました。役者や噺家が成長していく様を見る楽しみ。歌舞伎座の『七段目』で寺岡平右衛門をやった染五郎もいずれは大星由良之助をやるようになるんだろうし、その時は、去年初舞台をふんだ染五郎の長男が平右衛門をやるのかもしれない。市馬師匠の『らくだ』も、何年かたてばまた違う『らくだ』になっているかもしれない。

お芝居も落語も映画もですが、楽しむには自分の中の「旬」があると思います。私はこの歳になってやっとそのよさがわかったって感じ(昔は眠いばかりだった)。知らない事ばかりなので、「知る」楽しみもあるし。多少がんばれば見られる環境にあるので、今はせいぜい遊んでおこうと思う日々です。来月の歌舞伎座も興味津々なのですよ。ムフフ。

さ、がんばって仕事するぞー。

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