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2007/12/08

藤原真理チェロコンサート@東博

2007128_
今日は上野の国立博物館で行われた藤原真理さんのチェロコンサートに行ってきました・・・といってもクラシックの世界のことは全くわからない私。東博のクラシックコンサートはハズレがないというだけで、時間があうと出かけています。今日は土曜日なので、夫と二人で行きました。

コンサートは15時からなので、その前に常設展をぶらぶら。今日の東博はそれは静か。日本人より外国人の観光客の方が多いくらいでした。つい先日まで開催されていた大徳川展はものすごい人出だったそうですが・・。常設展が目的の私なぞは、このくらいが落ち着いて見られていいです。

常設展の目的は国宝室の『伝藤原光能像』と浮世絵。特に浮世絵では春信と歌麿のいい絵が出ているときいたので。
春信の『紅葉舞』は必見。かわいらしい少女が両手に傘を持ち、紅葉の散る中を軽快に踊っている姿を映したもので、もう「かわいい」の一言につきます。流れるような着物の動きも美しく、ほんと、すばらしい。
歌麿の『姿見七人化粧・びん直し』もしゃれた構図で見惚れました。豊国の『四代目市川団蔵の毛谷村六助』もよかったなー。

・・・てなわけで目的をすませたあとは、新装開店のミュージアムショップを冷やかし、コンサート会場である平成館のラウンジへ向かいました。

200席ほどの小さな会場です。大ホールで聴いたクラシックは小学校の課外授業以来ないので何とも言えないのですが、このコンサートでは演奏者と客席が近いので迫力ある音楽を楽しめます。
ピアノは倉戸テルさん。曲目は以下の通り。

  ラフマニノフ:前奏曲op.23 No.10
  グリーーグ:チェロ・ソナタop.36 イ短調
  フォーレ:シシリアーノ 、夢のあとに
  ファリヤ:スペイン民謡組曲から ナナ、ホタ
  ドボルザーク:我が母の教え給いし歌
 (アンコール)
  サン・サーンス:白鳥
  エルガー:愛の挨拶

メインは三楽章からなるグリーグのチェロ・ソナタでした。まさに熱演。行ったことないけど、北欧の深い森、暗くて長い冬の景色が目に浮かぶようでした。指が弦をすべる音、弓が弦をはじく音が音色に重なって聞こえてきます。藤原さんのチェロは300年ほど昔の名器だそうで、体の芯に響くような低音が心地よいです。よかったなー。
グリーグの後は、少し息を抜いたように、私でも知っている曲が並びました。演奏中、冬の長くて柔らかい日差しがホールの中に射し込んできて、なんといえないいい雰囲気となりました。あぁ、シアワセ。

終演後、閉館まで30分ほどあったので、久しぶりに法隆寺館を見てきました。いつ見ても、小さな観音様が何十体も並んでいる姿には圧倒されます。

東博の銀杏が真っ黄色に色づいていました。もう師走なのになぁ。季節が半月ほど遅れているよう。変なかんじ。

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コメント

へぇ~、これはいいコンサートでしたね。
「我が母の教え給いし歌」は、歌の方もいい内容(歌詞)です。

投稿: 筋鉄I | 2007/12/10 14:14

藤原真理さんって、有名な方らしいですね(って、今ごろになって気が付くわたし)。
今回のコンサートも2年前から予定を押さえていたとの事でした。クラシックもその曲の背景などを知ると聴く楽しみが増えるのでしょう。なかなかそこまで手が回りませんが。
(今はお芝居と映画で手一杯)

投稿: あやこ | 2007/12/12 00:56

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