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2007/05/18

雷蔵の冴えた眼差しだけは変わらない。

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はぁぁぁ。新文芸坐で開催中だった市川雷蔵の上映会も今日で終わってしまいました。今週は日曜日から日参。毎日エンジン全開で仕事をすませて、大あわてて池袋に向かい、映画2本見て幕間におにぎり食べて帰宅は11時すぎ・・・という生活を続けていると、世の中で何がおきているのかわからなくなります。どうでもよくなる(笑)。
21日間の会期中、最初は2,3回行ければいいなーって考えていたのです。でも行き始めるとそうは言っていられなくなりまして。私が出入りしているファンサイトやmixiのコミュニティでも同じような人が多いようで、もうどうにも止まらない。最初は空席が目立ったのに、だんだんとお客さまも増えてきて、今日はほぼ満席となりました。雷蔵ファンの人たちとお会いできたのもよかったです。映画を見終わったあと「はぁ・・・」とタメイキをつきつつ、お話しするのがまた楽しみ。

最終日の今日は『眠狂四郎炎情剣』『眠狂四郎無頼剣』の2本立て。いい組み合わせだなぁ。
ゆっくり見たいと午後から有給を取りました。今日で終わりかと思うと、映画の中の雷蔵と別れがたく、結局2回ずつ見てしまった。6時間もアッという間。体はさすがに疲れましたが。

今回見た映画のほとんどは過去に見た事があるし、そのうち何本かはDVDも持っているけれど、毎度のことですがTV画面で見るのと映画館で見るのとは、画面の奥行きが全然違う。セットの美しさ、照明のすばらしさ(影に色があるのだ)、映像の美しさ。大映京都撮影所のレベルの高さを実感しました。
そして何と言っても市川雷蔵!言葉にすると「美しい」としか言いようがないのがくやしいです。顔立ちの美しさだけではなくて、なんつーか内面から出てくるものがすばらしいのだ。『無頼剣』のラストシーン、天知茂との対決場面(時代劇映画に残る名場面だと思います)の雷蔵の妖しさ。あんな表情を出来る役者は他にいません(きっぱり)。

若殿でも浪人でも渡世人でも殺し屋でも、雷蔵の冴えた眼差しだけは変わらない。

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コメント

あやこさま
 お疲れ様でした!でも心地よい疲れですね、映画にかんしては。私も最初、「そんなに行かれない。」と思っていたのに
か~なり通った。いつものパターン(笑)。映画館で見始めると
やっぱり、お説の通り、良さがぐん!と増すので、見ずには
いられなくなるのですね。やっぱり、かかっている時期しか見られない!と思うとエネルギーが湧くのかしら。いや、
何といっても雷さまの魅力ですね。多くの人に見て欲しいな~。
この間、あやこさまのブログをお読みするのも楽しみでした!
これからも(^.^)。

投稿: みうめ | 2007/05/19 07:08

いやはや。体は疲れましたが心は充実です。やっぱり雷蔵さんの映画はいいですね。見始めたら「もうどうにも止まらない」になりました。わはは。

>>何といっても雷さまの魅力ですね。多くの人に見て欲しいな~。

おっしゃる通り。一昔前には、こんなにすてきな俳優がいて、こんなに面白い映画を撮っていたのだと知ってほしいです。

みうめさんと出会ったのも雷蔵さんのご縁。これからもよろしくねー。

投稿: あやこ | 2007/05/20 12:31

 雷蔵さんが亡くなった時に、テレビで何本もの作品を見ました。 その時「映画館で見ておきたかった」と悔しい思いをしたものです。 今回、生まれて初めて映画館で拝見し、私の記憶どおり素晴らしい方でした。 ただ、当時、私は未成年。 随分と年の離れたお兄さんだったのに、今はなぜか息子のよう。 同年代の憧れの人ではなかったので、昔に戻って胸がときめくという訳では無く、冷静に見てしまうのがちょっと残念。 長年の雷蔵ファンの方いわく「あなたとても運が良いわよ。この映画館のスクリーンは他より断然いいわ」でした。 きのうキムタクの「武士の一分」を見ましたが、最初の頃のシーンに夫婦の座った後姿がありましたが、「こりゃもうダメだ」とのっけから拒絶反応を起こしてしまいました。10日間も雷蔵さんの所作の美しさに魅せられ続けた後でしたので当然だったかも。 ファンではないけど、キムタクごめん、でした。

投稿: ざらめ | 2007/06/05 20:01

ざらめさま:
こんばんはー。
毎日毎日、何かしら雷蔵さんの映画が見られるというのは、本当に幸せな日々でした。なんだかもう気が抜けちゃって(笑)。
スカパーやDVDなど、テレビ画面を通しては見たことのある映画が多かったのですが、映画館で見ると全然違いますね。魅力が何倍にも増幅します。これが映画の魅力なんですね。
また大映京都撮影所の映画ならではの画面の美しさも堪能しました。はぁぁ。
新文芸坐はいい映画館だと思います。椅子は楽だし、スクリーンも見やすいですしね。

>>きのうキムタクの「武士の一分」を見ましたが、最初の頃のシーンに夫婦の座った後姿がありましたが、「こりゃもうダメだ」とのっけから拒絶反応を起こしてしまいました。

立ち振る舞いはごまかせないですからね。特に座っている姿、歩いている姿は何ともないようでボロが出ます。雷蔵さんは美しいもの。特に手の仕草には、惚れ惚れすることが何度もありました。

投稿: あやこ | 2007/06/08 00:28

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