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2007/04/08

『日本写真開拓史・関東編』@写美

午後から選挙に行って、その足で恵比寿の写真美術館へ。マグナム展・・・ではなく、今日で前半が終わってしまう『日本写真開拓史・関東編』を見てきました。ここ。幕末から明治の初めにかけて日本で撮られた写真を発掘する展示会です。古い写真自体への興味はもちろんですが、ちょんまげ姿の日本人のリアルな姿をじっくり見てみたかったのです。映画やTVドラマや時代小説の中のちょんまげの人たちとは違う姿をね。

当然だけれど、一人一人の表情が泥臭くて鋭い。着物の着方も少しだらしがないように見えるのは、普段着の着物の着方なんでしょうね。戦前の映画でも女優の着物に着方は、お腹の上に帯が乗っている感じで、衿の合わせ方がひどくゆったりしています。それが楽で動きやすい普段の着方なんでしょう。今の時代劇みたいに、がっちり着ていたらしんどくて仕方がないだろうと、めったに着物を着ない私も思います。

武士は腰に二本差しているのを見て「なるほどー」と、当たり前な事に感心してしまいました。100年前の日本人と現代人とが、こうして出会っても結構カルチャーショックなのに、西洋と日本が初めて出会ったときの驚きは、どれほどのものだったのでしょう。古い写真の中から、お互いの興味と戸惑いが沸き立ってくるように感じました。

ベアトの『愛宕山から見た江戸のパノラマ』は本で見た事がある写真ですが、改めてじっくり見ると武家屋敷の整然とした佇まいの美しさに打たれます。今の雑然とした町並みを思うとき、日本が何を失ってしまったのかが見えてくるようです。

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